現実世界

村人Aに付き纏うのは勇者様!?GA文庫新作「勇者様が友だちになりたそうにこちらを見ている!」を紹介する!!

みなさん、こんにちは!!

今回は2019年8月9日にGA文庫から発売された「勇者様が友だちになりたそうにこちらを見ている!」を紹介します。

まず、はじめに表紙のイラストがめっちゃ可愛いなという感想を抱きました。

内容自体は、主人公にだけ緊張せず話せる勇者様(女)の友だち作りの手伝いをするという展開で、廃れることのない王道なジャンルです。

また、世界観は異世界と仲良くなった?現実世界の話です。

そのため、異世界要素も入っているといった内容でした。

それではさっそく紹介していきます!!

どんな話??

短く言えばこんなあらすじ…

普通に憧れ、村人Aのような日常を過ごす主人公。
ある日、ゲームセンターに行くと、ゲームに苦戦している少女を発見。
見ていられなくなった主人公は彼女をサポートし、不良に絡まれそうなところも助ける。
後日、主人公は高校の入学式を迎え、新入生代表として出てきたのはあの時の少女!?
そして、彼女は世間でも有名な勇者様が!?
普通を望む主人公は一体どうなってしまうのか!!!

詳しいあらすじ

<村人A>

それが脇役中な脇役である主人公、村野和人むらのかずひとを表現する最も適切な言葉である。

現在は春休み最終日で、明日にはThe平凡と言われる高校への入学控えている和人。

特にやることもないためゲームセンターにいくと、クレーンキャッチャーのコーナーにいる少女に目を奪われた。

その少女は芸能人のお忍びのような服を纏い、手元にあった大量のコインを消費してもなお、目当ての商品が取れずに困っていた。

……..しょうがないな。

「あの…….そのやり方じゃ、ずっとやってても取れないと思いますよ」

「…………。わ、私ですか!?」

沈黙の後に驚いたように答える少女。

その後に質問しても「わ、私ですか!?」と答える彼女に困りながらも、目当ての商品を取ってあげる和人。

「あ、ありがとうございます…….一生の宝物にします」

大げさなと思いつつも、彼女が芸能人並に綺麗だったためドキドキする和人。

そして、クレーンキャッチャーの後も他のゲームを一緒にやっていると、門限の時間になる。

少女は遊び足りなそうにしているが、門限のため和人がその場を去ろうとすると…

「お?なになに、もうお別れなのぉ?」

運悪く不良達に絡まれてしまう。

明らかな不良を目の前に普通の少女なら怯えている場面。

しかし、彼女は、むしろ反抗的な視線で不良達を射抜いている!?

そんな状況に不良たちも引けない雰囲気となり、一触即発なムードになったところで….

和人は決死の覚悟で不良達を店の路地裏に押していき、

「すいまっせんでしたああああああああああああ!」

渾身の雄叫びを挙げる。

すると、不良たちも関わりたくないとばかりに去っていった。

そんな展開にやっぱり普通で平穏が1番と安堵しつつ、和人は帰宅していった。

彼を見つめる視線があることに気づかず….

ーーー次の日ーーー

The普通高校の入学式を迎えた和人を待っていたのは….

「続きまして、新入生挨拶。新入生代表、”桐条莉央とうじょうりお“さん、壇上へどうぞ」

「……へ?」

思わず和人も間抜けな声を出したが、館内も同様にざわめきが広がっていく。

そう、その名前は誰もが知っている名前。

かつて魔王の軍勢によって平和を脅かされた異世界を1人で救った少女であり、正真正銘の<勇者>その人。

そして、この国は彼女の功績により、異世界と一種の同盟関係となるまでに至っている。

そんな彼女が、今、目の前にいるという衝撃も和人にはあったが、それ以上に驚くことが….

昨日のゲームセンターの少女と壇上に立つ勇者の姿がーーーー重なった!!??

まさかの同一人物!!??

それからも式は進み、The普通高校であるはずだったのに今年から異世界との文化交流をすることを宣言したりと…

平穏を望む和人からすると、望まない展開に進んでいく。

そして、負の連鎖は続くもので、噂の勇者様と隣の席になってしまった。

「何アイツ、邪魔。莉央様が見えない」「なんであんな冴えない男が莉央様と同じ席の席なのよ」

殺気立つクラス中。

そんな周囲は置いて、肝心の勇者様はジーッと和人を見つめ…

「あの、昨日の事、覚えて….」

困ったことに話しかけてきて、さらに殺気立つ周囲のクラスメイト。

寝たふりをしても、自己紹介を軽くしても、やはり殺気立つ周囲のクラスメイト。

ーーー昼休みーーー

早々にクラスから離脱しようと伏せていた顔を上げると、目の前には勇者様!?

彼女はゆっくりと口を開き…

「…..ご、ごごごごごごごごごごごごごごごはっ!」

この世のものとは思えない声に、和人は謝罪を述べてから全力で逃げだした…..

と思ったら!?

「村野さん……足がお早いのですね」

なぜかすごい勢いで追従する勇者様。

和人は逃げて、逃げて、とにかく逃げて、何とか勇者様を巻くことに成功する。

と思ったら、そこは校舎裏で、大柄な<人狼ワーウルフ>3人が1人の女生徒を取り囲んでいた。

和人はたまたま通りかかった人を装い人狼の注意を自分に向けさせると、少女は何と和人を置いて逃げていった。

まさかの擦り付けに驚いていると、今度は和人が人狼に囲まれる番。

どうにか穏便に済ませたいが相手の怒りも最高潮。

そのとき….

和人の目の間にさっそうと現れたのは勇者様!?

彼女は瞬く間に人狼達を追い払った後、和人に向けて….

「わ……私とお友達になってください!」

!!??

果たして主人公の返事とは!?

そして、勇者様の周囲では色々なことが起こる!!

時にには親衛隊が和人を問い詰めたり、時には異世界の魔王が高校にやってきたり….

果たして和人は平穏を取り戻せるのか!?

これは平穏を望む村人Aと勇者様が送る、コミュ障勇者様をなんだかんだ放っておけない村人Aが、色々ありつつも仲を深めていく学園ラブコメディである。

こんな人におすすめ

  1. ぐいぐい系ヒロインとの展開が読みたい!!
  2. 平凡に見せかけて、意外と…な主人公が好き!!
  3. 今後も続きそうな作品が読みたい!!

ぐいぐい系ヒロインとの展開が読みたい!!

この作品では勇者様がメインヒロインとして登場してきます。

その勇者様ですが….

1巻では恋という感情では無いですが、主人公に付き纏ってきます。

そして、主人公も最初は嫌々いいつつも、段々とヒロインのペース乗っていきます。

あらすじでも言いましたが、勇者様は序盤で主人公に友だちになってほしいとお願いします。

しかし、主人公は平穏のためにそのお願いを断り、勇者様の友だち作りの手伝いなら…ということでお昼にこっそり屋上で会う関係になります。

その途中でも勇者様は主人公にお友達になってほしいとアプローチしますが、主人公は断り続けます(ずるいぞ主人公)

ただ、そんな勇者様の態度が可愛いわけなのですが…..

ちなみに、あらすじでもチョロっと書きましたが、勇者様を崇拝している周囲の存在も気になるところだったと思います。

そんな周囲ですが、最初はやはり勇者様と話している主人公に嫉妬+殺気立っていました….

しかし、主人公が勇者様と信頼関係を見せていくうちに、だんだんと見直すような態度になっていきます。

手のひら返しが….とも思いましたが、これがラブコメでしょう 笑

また、勇者様は友だちになりたい!!と付き纏っていますが….

これが恋に変わるのも時間の問題でしょう。

そんな主人公にぐいぐい来るヒロインが好きな方にはおすすめです。

平凡に見せかけて、意外と…な主人公が好き!!

主人公は<村人A>と言われるほど普通な人間….

と見せかけて、意外と万能です。

まず、優しいというはヒロインを不良から救ったりする場面でもわかります。

勉強面に関しては、記述が特に出ていなかったですが、次が重要です。

<人狼>を素手で倒せます。

といっても、アイアンクローで頭蓋骨を….とまではいきませんが…..(それでも異常)

あらすじで出てきた人狼3人のうちのひとりを武器なしで倒してしまいます。

というのも、主人公は平穏に過ごすという目標のための力があるようです(もう普通ではない)

つまり、主人公は普通の皮を被った結構有能な人間ということです。

そして、これは異世界とつながっているという世界観上、バトルも来るのでは?と想像を掻き立てられます。

そんな意外と強い主人公が好きな方はおすすめです!!

今後も続きそうな作品が読みたい!!

この作品は作者のあとがきにて、次巻以降を示唆する記述がありました。

また、1巻の終わり方も不自然でした。

すなわち、次巻以降も出るでしょう。

とある調査(真偽は不明)で、文庫によって2巻以降が出る作品が5割ほどというデータを見ました。

そう考えると、意外と2巻目って出にくいんだなと感じますよね。

その中で、明らかに次巻以降に続き様な終わり方をしたこの作品は、かなり可能性が高いのではないでしょうか?

そんなこれからも続く作品が読みたい方にはおすすめです!!

総評

今回は「勇者様が友だちになりたそうにこちらを見ている!」を紹介しました。

読んだ感想としては、面白かったのですが若干の物足りなさを感じました。

最近の私の傾向的に、350ページほどないと読み足りない感があります。

この作品は240ページということで、すぐ読み終わってしまったため、もうちょっと長いと良かったなという感想を抱きました。

また、今までよくあったうようなテンプレ展開を混ぜて新たなジャンルを生み出すのは非常に良かったです。

しかし…

最後の盛り上がりが、ピークまで行かないまま終わってしまったのと感じました。

言ってしまえば、予想通りな展開があっさり終わってしまって失速した感じです。

正直なところ、予想通りな展開はそこまでマイナスではありません。

作品を読む度に、「次はなんだ?」となるのは私的には疲れています。

その中で、少しだけ違うアプローチで解決したり、登場キャラの心情がうまく出せていると…

読んでいて面白いとなるわけです。

逆に、ここで本当に今まで通りの読んだことあるままであったり、「あれ?もう解決?」となると物足りなく感じます。

そして、この作品は後者でした。

そのため、ちょっと残念でしたし、著者の方も大変ですが、もう少し勇者様の感情面を増量してほしかったなという感想を抱きました。

次に読むのにかかった時間ですが、“1時間半”でした。

そうですね、足りないです。

150円増しでいいので、後100ページ以上追加して読みたかったです。

面白い内容なだけに残念でした。

最後にこの作品が売れそうかですが….

次巻は出ると思いますが、売れるかはわからないところです。

発展性は非常に広くあるため、書きようによっては色々楽しめると思いました。

ちなみに、異世界と現実世界は一般人でも双方向で行き来できるのでしょうか….

できるとは思いますが、現実世界から異世界に行けるならば、学園ラブコメの枠を超えて楽しめる作品だと思いました。

ということで、今回は「勇者様が友だちになりたそうにこちらを見ている!」を紹介しました。

気になった方はぜひ読んで見てください!!

それでは今回はここらへんで!!

ABOUT ME
okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)