現実世界

主人公なんてお断り!?LINE文庫エッジ新作「吾輩はモブである」を紹介する!!

みなさん、こんにちは!!

今回は2019年11月4日にLINE文庫エッジから発売された「吾輩はモブである」を紹介します!!

まず、この作品を読む前に思ったことがあります。

それは….タイトルに非情に惹かれる!!という点です。

完結でわかりやすいですよね。

また、異世界恋愛(なろう)だと、モブに転生した主人公などのモブ目線の作品も多いですが、現実世界のラブコメだとあまり見かけません。

そのため、読む前から楽しみでした。

加えて、この作品は「犬とハサミは使いよう」の作者である更伊俊介さんの作品です。

実を言うと読んだことは無いのですが、名前は知っているのでこれもまた楽しみを加速させてくれるものとなりました。

それではさっそく紹介していきます!!

どんな話??

短く言えばこんなあらすじ…

僕はモブキャラである。
そう宣言するのは【主人公】の多いこの街でひっそりと生きている主人公。
しかし…
『ーーーお前のことを、ずっと見ているぞ』
モブにとっては有り得ない手紙が届いてしまう。
そして、この手紙を境にモブ主人公に【主人公】チックな日常がやってくる!?
それでも…
「よーし、どんなモブっぷりを発揮してやろうかなー」
【主人公】に成りたくないモブの日常が始まる!!

詳しいあらすじ

ある日、教室にテロリストが現れる。

テロリストは生徒たちを拘束し、要求を告げる。

それは某国の同士の開放であり、出来なかった場合は生徒たちを順々に始末していくというもの。

しかし、テロリストには誤算があった。

そのクラスには異物が紛れ込んでいたのだ。

異物はテロリストを速やかに鎮圧し、美少女と共にテロリスト集団のボスを討伐する。

こうして1つの物語は紡がれた。

異物=【主人公】によって。

そして、この作品は【主人公】ではなく….

テロリストにあっさり捕まって、

活躍を始めたクラスメイト(主人公)に驚き、

解決した後に、無邪気に声を上げた…

【モブ】の物語である。

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吾輩はモブである。

そう宣言するのは【主人公】の多いこの街で平凡に過ごし続ける”中島勇気郎”である。

その他大勢にふさわしい、物語に影響を与えない存在。

そして、彼自身も【モブ】であることに誇りを持ち、決して【主人公】のように目立つことをなく過ごしていた。

あの日までは…

それはある日のこと。

いつものように過ごし、授業のために机の中の教科書を取ろうとすると何かに触れる。

それはクシャクシャの紙で、何気なしに開いてみると….

『ーーーお前のことを、ずっと見ているぞ』

という不吉な文章が書かれていた。

そんなモブにとっての日常が終わりそうな手紙を見て、勇気郎は…

「見なかったことにしよう」

主人公っぽい方には行かない。

それが勇気郎である。

ーーー放課後ーーー

勇気郎がいつもどおり家に帰ろうとすると、嫌な予感が….

「…….尾行されている」

それは明らかに素人チックな尾行。

しかし、平穏なモブ生活のためにも原因を究明する必要がある。

勇気郎は急に全速力で走り出し、十字路で曲がってから急停止。

すると…

「って、痛ぁっ!?」

ゴスロリ服の美少女がぶつかってきた。

そんな少女を見て、勇気郎は…

「じゃ、そういうことで!」

家に帰ろうとする….が

「ちょ、ちょっと待ちなさいってば!!」

少女に腕を捕まれ、引き止められてしまう。

勇気郎も【主人公】のような展開は避けたいので、どうにかして帰ろうとするが…

「ちょっとぐらい、話を聞いてくれてもいいじゃない。久しぶりなんだから」

「……」

言葉に詰まる。

というのも『久しぶり』という単語は物語の第一歩を踏み出しかねない危険なワード。

勇気楼はどうにかして切り抜けるために、モブの真髄を見せる!!

「いやあ、今日はいい天気だね」

「そうね。それはそうと、久しぶりね」

「明日からが熱くなるみたいだよ。衣替えが待ち遠しいね」

「そうね。それはそうと、久しぶりね」

「これはペンですか?いいえ、これはナンシーです」

「そうね。それはそうと、久しぶりね」

駄目だった。

それからも、勇気郎の頑なな態度に少女が口論したり、泣かれたりとこのままではまさに【主人公】。

勇気郎は…

「先に謝っとくけど、ごめんなさい」

少女をぶん投げて、家に猛ダッシュした。

しかし、帰宅してからもおかしな事件が連続で引き起こる!?

まずは、両親とペットの猫が自分をおいて世界一周旅行。

一般家庭であったはずなのに、自分を置きざりにして。

そして、突然隣の家が出来ていて、その隣人が…

「やっほー、おかえり」

先程のゴスロリ少女だった。

彼女は自分を繰生絢名くりゅうあやなと名乗り、帰宅した勇気郎に宣言する!!

「私はあなたを【主人公】にする為に、ここに来たの。あなたを【主人公】した最高の物語を書く為にね」

!!??

さらにさらに、翌日学校に行けば….

「私、ゆうくんのことは、何でも知っていますよ」

いきなりやって来た転校生が幼馴染を自称し始める!?

そんな全ての【主人公】になるための第一歩を勇気郎は…

「お断りします」

全力で断り続ける!!

果たして勇気郎は【モブ】で居続けることができるのか?

ゴスロリ少女と自称幼馴染の正体とは!?

これは【モブ】で居続けたい主人公と彼を【主人公】にしたい作家ヒロイン、そして作品を作り上げる【役者】による彼だけの物語である。

総評

今回は「吾輩はモブである」を紹介しました。

読んだ感想としては、面白かったのですが、世界観が少し入り込みにくいかなという感じでした。

ネタバレになるので詳細には言えませんが、この作品は普通の現実世界のラブコメではありません。

町を舞台にして、その町の住人が物語の登場キャラのように過ごしていくお話です。

わかりやすく言えば、町が作品の舞台ということです。

そして、かなり早い段階で作品中でこのネタバレは出てくるのですが….

自称幼馴染は本当に幼馴染なのか?という疑問や、そもそも主人公が普通に過ごしているこの世界は何なんだ?となるわけです。

実際私も読んでいてなんとも言い表せられない感情で読みつつ、いつ来るんだ?いつ来るんだ?という緊迫感もありました。

なので、しっかり物語の世界観を知りつつ読み込めると非情に楽しめると思いました。

ただ、似た作品といいますか、かなり珍しいジャンルだと思うので所見だと読みにくそうだなという印象がありました。

また、個人的なことを言うと、現実世界における役割ロール的な要素があまり好みでは無い…

数年前に流行っていた印象なのですが、現実世界でクラスメイトに<勇者>や<魔王>や<村人>という役割があるラブコメがありました。

それがあまり好みでは無かったので、この作品の中に出てくる役割というのが少し苦手でした。

なんででしょうか….異世界ではいいのに。

次に読むのにかかった時間ですが、”三時間”でした。

少し世界観がわかりにくいので、読みにくさがあると思います。

私はちょいちょい考えながら読んだので、いつもより時間がかかりました。

最後にこの作品が売れそうかですが….

現状難しそうかなという印象です。

作品の内容自体は非情に面白かったのですが、やはり分かりにくいというか難しい部分がありました。

なので、万人受けする作品という感じではないと思いました。

ただ、キャライラストはめっちゃ良かったです。

正直好みです 笑

ということで、今回は「吾輩はモブである」を紹介しました。

少し変わった作品が読みたいという人はぜひ読んでみてください!!

それでは今回はここらへんで!

ABOUT ME
okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)