異世界ファンタジ

万能魔法で好き放題!?「ある日から使えるようになった転移魔法が万能で生きるのが楽しくなりました」を紹介する!!

みなさん、こんにちは!!

今回は2019年12月20日にファンタジア文庫から発売された「ある日から使えるようになった転移魔法が万能で生きるのが楽しくなりました」を紹介します!!

この作品はカクヨムでも連載されている作品で、《第四回カクヨムコンテスト》SF・現代ファンタジー部門大賞作品です。

私はweb版は読んだことは無いのですが、チート主人公の中でも『転移魔法』使いが大好きです。

個人的にもし手に入るなら一番欲しい能力なので 笑

それは置いといて、何ともweb小説の文化を体現したようなタイトル…

この手の作品は書籍化するとコケる気も若干しますが、さっそく紹介していきます!

どんな話??

短く言えばこんなあらすじ…

突然、転移魔法を使えるようになった主人公。
それからの日々はまさに好き放題。
学校も一瞬で行けて、バイトのポスティングも朝飯前。
そんなある日、彼はトラックに引かれそうなった少女を助ける。
すぐにその場は離れた主人公だが、少女は主人公を探し始めていて…
その最中にも、主人公は転移魔法で異世界に行ってしまう。
そこでも、主人公はケモミミ少女に好かれてしまって…
現実世界も異世界もウハウハな主人公の日々が始まる!!

詳しいあらすじ

主人公の唐山悟からやまさとるはその日までは平凡な大学生であった。

「えっ?」

きっかけはわからない。

体の一部が何かに繋がったような感覚になり…

「使える…の…か?」

次の瞬間、彼はボロアパートから近くの公園に移動していた。

その日から、彼は転移魔法が使えるようになった。

ーーーあれから一週間ーーー

彼は転移魔法の使い道を模索していた…

大学へは授業開始5分前でも、転移魔法で余裕で登校。

歩合制のポスティングバイトでは、移動を全て転移魔法にすることで、稼ぎ放題。

周囲からの評判も上がり、転移魔法を覚えられた喜びを噛みしめる毎日。

そんなある日…

「うぁ…頭痛い」

数日前から体調が悪く、理由は不明。

まるで見えない血管が存在して、そこから痛みが発生しているよう。

意識が霞む中歩いていると…

「ん?こんな時間に女子高生?」

夜だと言うのに、サングラスと帽子を掛けた少女が歩いている。

不審者と間違われても困るので、普通に通りすぎる主人公だったが…

「嘘だろ!!」

遠くから異常なスピードで走ってくるトラック。

運転手は居眠りしていることが確認でき、そのトラックの行く末には…

先程の女子高生。

彼女も悟の声に気づいて後ろを向いたが、時既に遅し。

回避は免れず、彼女が跳ね飛ばされるーーーそう思ったが!

「…ふぅ、間に合った」

悟が発動させた転移魔法でギリギリで救助に成功する。

何とか悟にお礼を言おうとしている少女。

しかし、悟は重度の体調不良で、転移魔法を使ったことで更に悪化。

「駄目だ意識が…やばい、そんじゃな」

左手を口に抑えつつ、その場を後にした。

ーーーーーーーーーーーーーー

「なんでこんな状態に…」

悟がこう呟いたことには2つの理由がある。

1つは体調不良で意識が朦朧としていたため、昨日の出来事が思い出せない。

そして、もう一つが…

「ここは一体どこなんだ?」

見渡せば、そこは石造りの壁の部屋。

少なくとも記憶にある場所では無いことは確か。

とりあえず、アパートに帰ろうと転移魔法を発動させようとすると…

「あれ?誰かいるのです?」

扉が開いて、誰かが部屋へと入ってくる。

驚くことに、彼女の容姿は中学生ぐらいで、耳を覆う長い金髪と耳と尻尾?

お互いに訳の分からない状況に、まずは自己紹介をすることに!

曰く、彼女は”リリアナ=フォックスター”(通称:リリー)という名前で、金狐族の巫女

曰く、ここはプリストン王国の城の中で、リリーの部屋である

曰く、尻尾と耳は誰にでもあるわけでなく、金狐族の特徴である

と、話していると…

「リリアナはいるか!!」

見知らぬ人物が部屋に入ってくる。

どうやらリリーの上司で、仕事の進捗を聞きに来たらしい(恫喝気味で)

とっさにリリーは机の下に悟を隠すが…

「ひゃっん!」

「何だその声は馬鹿にしておるのか?」

悟が動き回って、話どころではない。

なんとか取り繕って、話を終えた頃には…

「ううう。あんなにあっちこっち触られたの初めてなのです、責任とって欲しいのです」

潤んだ瞳に真っ赤な顔でこちらをキッと睨みつけてきた。

ーーーーーーーーーーーーーー

とりあえずリリーの仕事(荷物運び)を手伝うことにした悟。

しかし…

「これ一体、何キロあるんだよ…」

異常な重さにビビる悟。

そんな彼を尻目に…

「では、リリーも…えいっ!なのです」

「は?えっ…?」

自分より背の低いケモミミが、自分より一回り多きい荷物を余裕で持ち上げていた。

そして、二人で運び始めたわけだが…

「そんなことよりあと99往復なのです」

絶望的な数値に、さすがに無理だと悟る(ダジャレじゃないよ)悟。

結局、彼は転移魔法を使って一気に運ぶようにして、10分ほどで仕事を終える。

仕事も終え、悟も元の世界に帰ろうとするが…

「おかしい。ゲートが出ない」

転移魔法が何故か使えない?

悩んでいると、リリーが恐らく魔力循環が出来ていないと指摘し、そのサポートをリリーがしてくれるという。

さっそくお願いすると…

「ど、どうして抱きついてくるんだ?」

密着している方がしやすいということで、抱きついてくるリリー。

そのあまりの温かさに悟は意識を手放した。

ーーーーーーーーーーーーーー

起きると、目の前には可愛らしい狐が寝ていた。

悟があまりの可愛さに愛でていると、起きた狐が急に暴れだし…

「ううう…全部見られたのですぅ」

リリーであった。

どうやら魔力供給の間に枯渇してしまい、狐の姿になってしまったらしい。

だが、悟の魔力は既に回復した。

リリーの介護もしつつ、悟も帰らねばならない時となってしまう。

「必ず。絶対。また来てほしいのです」

名残惜しそうなリリー。

「リリーの初めてを奪ったのです。責任取ってもらわなければ困るのですよ」

上目遣いでボソボソ話すリリー。

悟は必ずまた会いに来ると言い元の世界に帰るのだった。

ーーーーーーーーーーーーーー

そして、現実世界に戻った悟。

彼を待っていたのは…

「先日は危ないところを助けていただきありがとうございました」

前に救った少女が、大学までお礼に来た!

しかし、その正体は…

「湯皆…翼?」

今をときめく女子高生アイドルだった!?

彼女は悟をデートに誘い、最終的はマネージャにならないかと誘ってくる!

転移魔法を駆使して、現実世界でも異世界でも大活躍な悟。

そんな彼の姿に少女たちは…

リリー「リリーと番になって欲しいのです」

翼「ずっと傍にいますからね」

転移魔法を会得した青年の好き放題な日々が今始まる!!

総評

今回は「ある日から使えるようになった転移魔法が万能で生きるのが楽しくなりました」を紹介しました。

読んだ感想としては、ご都合主義すぎる展開と早すぎる場面展開などweb小説にありがちな作品という感じがしました。

まず、ご都合主義に関してはあらすじで分かると思いますが…

これでもかと詰め込まれています。

急に目覚めた転移魔法。

何故かヒロインがトラックに引かれそうになって助ける→惚れられる

何故か異世界に行けて、知らぬ間に…→惚れられる

なんでしょうか…

夢と希望が願望が全て入っていて、web小説に慣れていない人からすると、「さすがにこれは着いていけない」となるかもしれません。

ただ、ご都合主義というのはある意味webにおける文化なので、web小説から出た作品としてはしょうがないと思います。

個人的には、珍しいくらいご都合主義の作品の書籍化は、むしろ珍しいので少しびっくりしました。

合う人には合いますし、合わない人には合わない気がします。

次に場面展開についてですが…

正直早すぎるというか、突拍子が無さ過ぎて読みにくかったです。

特に最初の転移魔法に目覚めるところは、ついていけなかったです。

分かりにくい情景と転移魔法による突然の場面転換があったので…

また、本当に突然主人公に転移魔法が目覚めたので、やはり引っかかる部分ではありました。

後から、実は両親か先祖が異世界で勇者してたみたいなネタバレがあれば、納得出来たのですが…

そういう部分でも、早すぎるけど後から説明があるのかな?が無いので、読みにくかったです。

また、個人的にイラストも微妙でした。

ヒロインではなく、主人公が…

なんというか、別人ぐらい顔が違ったので、全く主人公の性格などの部分がわからず、主人公が薄く感じてしまいました。

(表紙や見開きはケロッとした表情なのに、挿絵は以上に目つきが悪かった)

総じて、内容はweb特有の匂いがプンプンとして、イラストの主人公が違う人物過ぎたという感じです。

次に読むのにかかった時間ですが、”ニ時間”でした。

文章は読みやすいですが、内容は読みにくかったです。

最後にこの作品が売れそうかですが…

次巻は出ると思います。

カクヨムも何巻か先まで出ているので…

個人的に、一巻は現実世界と異世界の導入という部分もあり、読みづらかっただけかもしれません。

今後、ヒロイン二人が出会ったり、現実と異世界で交流が始まれば、さらに面白そうだなと思いました。(たぶんカクヨムではそこまで行っているのか?)

なので、一巻段階では個人的にはそこまで…という感じですが、二巻以降の展開では分からないです。

ということで、今回は「ある日から使えるようになった転移魔法が万能で生きるのが楽しくなりました」を紹介しました。

気になった方はぜひ読んで見て下さい!

先にカクヨムで読んだ方がいいのかも?

それでは今回はここらへんで!!

ABOUT ME
okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)