現実世界

不良娘と漫画制作で同棲生活!?電撃文庫新作「スイレン・グラフティ」を紹介する!!

みなさん、こんにちは!!

今回は2019年6月8日に電撃文庫から発売した「スイレン・グラフティ」を紹介します。

表紙からして百合系なのかなと思ったのですが(不純すぎる思考)、恋愛というよりは友情や夢に向かっての青春ものという感じでした。

お互いの頑固さゆえにぶつかったりしながらも、奥底にある強い意志が共鳴して一つのものを作り上げていく2人が私には眩しかったです 笑

というこで、さっそく紹介していきます!!

どんな話??

短く言えばこんなあらすじ…

母子家庭で忙しい母に代わり、双子の弟妹の世話をする主人公。ある日の夜、買い物に行くとクラスの不良娘が…
彼女は足を怪我しており、且つお腹もすかせていたので家に誘うことに!!
帰宅して目を離した隙に、彼女の持っていたバッグを双子が開けてしまい、中から出てきたのは漫画の原稿!?
さらに原稿に双子が色ぬりをしてしまい、原稿が台無し…
主人公は原稿をダメにしてしまったことに対し、漫画を描く場所がなく困っていた彼女にこの家で住むことを提案!!
そして、始まる2人の関係性。漫画をキッカケに2人の青春が始まる!!

詳しいあらすじ

主人公の池野彗花いけのすいかの家は母子家庭で、仕事で海外を飛び回っている母の代わりに双子の弟妹の世話をしていた。

ある日、彗花達の母が久々に家に帰ってくるということで双子達と楽しみに待っていると、母から電話。

話によると現在進行中の仕事の区切りが悪く、あと1ヶ月は帰って来れそうにないという内容だった。

そんな知らせに泣き出す弟妹。

彗花は双子達をなだめつつ、2人の喜ぶものを買いに深夜であったが買い物に向かう。

彗花も、母の突然の急用の知らせに気が沈みながら歩いていると…

「はぁッ!?ザけんな、それが客に対する態度かよ!!」

そこには、彗花と同じクラスで隣の席の”庭上蓮にわがみれん“がおり、ファミレスの店員と口論していた。

彼女は学校でも有名な美少女であるが、その反面、授業をサボったり先生に対しても高圧的な物言いであったり、中学校の時は不良だったなどの噂が流れていた。

そんな彼女は現在、深夜に未成年ということでファミレスから追い出され座りこんでいた。

庭上にあまり悪い印象を抱いていなかった彗花は彼女に近寄り、追い出された時に散乱してしまった紙を拾う。

彼女は彗花の拾った紙をひったくり、その場から立ち去ろうとするが即座に停止。

「ねぇ庭上さん、もしかして足、捻ったんじゃない?」

彗花の言葉を彼女は否定するが、やはりその場から動かない。

そして、彼女の腹からは「きゅうう」という情けない音。

彗花はそんな彼女を見て、うちに来ないかと誘い、家に向かうことにした。

—帰宅後—

彗花は庭上の手当をして晩御飯を作る。

そして、双子と彗花と庭上という普段ならありえない構図で食事が始まった。

庭上はとりあえず大量に、そしてなんでも食べた…

それでもまだ足りなそうなので、追加でハンバーグを料理しに彗花はキッチンへ向かう。

そんな彗花がちょっと目を離した隙に双子ちゃん。

暇を待て余した2人は庭上が大事そうに抱えていたカバンを開けて、中から出てきたのはB4サイズの絵が描かれた紙…

2人は大好きなキャラの絵でなかったことに残念がりながら、その紙に色ぬりを始めた。

そして、彗花が見つけた時には時すでに遅し…

大量にあった紙の大半に色が塗られていた。そして、それを発見した庭上は…

「全六四ページ….そのうちの大半がアウト。これをあと、三週間で描き直し。なぁオイ、できるか?できると思うか?!あァ??!」

「ご、ご、ご、ご、ごめんなさい~~~~~~~~!!!」

双子がやったとはいえ自身の監督不届きということで責任を感じる彗花。

加えて庭上の態度からそれがどれほど大事なものかも伝わっていた。

「マジでどうしてくれんだよ。フィミレスも使えねーし、他に作業場所のアテもねぇってのに」

そう庭上がこぼした一言に、彗花は

「それじゃあ、うち使ってよ!」

「風呂と朝晩メシつき。それで手ぇ打つ」

そんな感じで了承を得て、2人の秘密の関係性が始まった。

—次の日から—

2人は学校では内緒だが家に帰るとずっと共に過ごす生活。

彼女があの日大事そうにしていたのは、彼女が描いている漫画だった。

そして今現在、彗花は庭上が描く漫画の簡単な手伝いをしていた。

庭上は自分や周りにはかなり無頓着。

しかし、漫画への熱い思いは本当で、そんな庭上を見ているうちに彗花も彼女と漫画を作り上げることが楽しくなっていた。

ある日には、漫画をよりよくするために庭上のネーム張にダメ出しをしたり、そんな庭上が漫画と出会った過去を聞いたりと、だんだんお互いに気を許し目標に向かっていった。

そんな時!!

彗花と庭上の関係性が彗花の友人達にバレてしまい、そこにちょうど庭上がやってきて…

彼女は鼻を鳴らしながら…

「あーあ、バレちまった。せっかく高校でも都合のいい部屋見つけたと思ったのにな。…….あー、くそだりぃー。また別んとこ探さなきゃなんねーのか、あー」

彼女からの言葉を信じきれない彗花。そんな彗花に追い討ちをかけるように庭上は…

「おまえさ、やっぱウザい」

呆然と立ち尽くす彗花の横を通り過ぎていく庭上。

そんな庭上の一件から、彗花にとってどこか退屈な日々が始まり…

なお且つ、庭上はあの一件以降、一度も学校に来なくなった。

そんな事態にやはり納得がいかない彗花。

彗花は庭上の噂やあの一件のときの彼女の行動にどこか不可解な点を見つけ始め、徐々に謎に包まれていた彼女の真実が見つかっていく!!!

果たして庭上がとった行動の理由とは!?

2人は元の友情を取り戻すことができるのか!?

庭上の過去とは!?

これは不良娘と世話焼きな主人公の2人が送る、漫画という目標に向かって、時に喧嘩したり時に笑いあったり、時に涙を流したりしながら成長していくガールズ青春グラフティである。

こんな人におすすめ!!

  1. 女の子の青春ストーリーが読みたい!!
  2. ほっこり日常系がある話が読みたい!!

女の子の青春ストーリーが読みたい!!

この作品は主に2人の少女達が漫画を通じて夢に向かって走る物語です。

最初から漫画に対する思いが強かった庭上に対し彗花は、はじめはただ手伝いという思いが強かったかもしれませんが…

学校での素行不良な態度とは違う、庭上の漫画への熱い想いを見てどんどん感化されていきます。

そんな2人が順当にいくか?といわれるとそうは行かず…

庭上の悪い噂を聞いた彗花の親友たちが、庭上との仲に疑問を抱いたり…

それを界に彗花と庭上の仲に亀裂が入ったり…

様々な苦難が待ち受けています。

また、庭上が家に帰らない理由なども…

そんな苦難を乗り越え、より固い友情で結ばれた2人はこれからどうなっていくのか!?

ほっこり日常系がある話が読みたい!!

熱い青春ものの一面もあるこの作品ですが、ほっこりパートもあります。

それをしてくれているが、双子たちです。

まず、喋り方が可愛らしい。

「〜なのです。」みたいな口調で喋るだけでほっこりします。

また、幼い特有のやらかしやイタズラも多いですが…

それを優しく叱りつける彗花のマザー具合に途方もないバブみを感じる。

熱い青春だけじゃないほっこりパートも見逃せませんなのです!!(なのです口調は逆10禁)

登場キャラ

池野彗花いけのすいか

本作の主人公。

仕事で海外にいる母の代わりに、双子の世話をしている。

普段は波風立たせないみたいな感じだが、頑固な一面もある。

くせ毛が特徴的。

父は幼い頃病気で他界している。

庭上蓮にわがみれん

美少女であるが、学校では不良娘として有名。

漫画を描くことに熱意を持っており、学校でもずっと描いていた。

漫画を描くために、時には授業を早退もする。

中学校のころにやんちゃをしており、そのとき色々とあった。

家庭環境がよくない様子。

総評

今回は「スイレン・グラフティ」を紹介しました。

読んだ感想としては、無難に面白かったという感じです。

普通に面白かったのですが、爆発的なものはあまり感じませんでした。

書籍化されたされていない作品も含めて世の中に多くの作品が出ている中で、やはり読んだことある気がすると感じてしまいました。

基本どの作品もそう感じてしまうのは仕方ないのですが…

「賢者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求」を読んだことでより感じてしまいました 笑

そもそもジャンルが違うので比べようもないのですが、なんというか学園青春とか似たジャンルが期待を超えることは少ない気がします。

そして、私個人としてはこの作品にもそう感じしまいました。

というのが個人的感想です。

あと、少し予想をしておくと…

今後次巻が出ていく中で、主人公の親友1人と庭上が主人公の取り合いする展開がくる!!

これはテンプレですが、現状の立場的になりそうでしたのであらかじめ言っておきました 笑

次に読むのにかかった次巻ですが、“1時間半”でした。

そこまでページ数も多くなかったので軽く読めます。

最後にこの作品が売れそうかですが…

実は買う時思ったことがあるのですが…

この作品このラノベコーナーであってるのかな?と表紙を見て思いました。

決めつけとか限定はよくないのですが、あまり基本男向けのラノベの表紙では見かけない感じでした。

裏表紙を見たら、「あぁ電撃文庫っぽいな」となりましたが…

それは置いといて何が言いたかったかというと…

ラノベを買いに来て、ぱっと見であまり買わなそうだなという印象をえました。

決して批判をしている訳ではなく、何も知らずになんとなくラノベを買いにきた人がこの作品を一発目に取るかというと怪しいです。

私も「新刊を読む!!」という意思がなければ買わなかったと思います。

内容に関しては、周りの評価は高いと思います。

ただ、私はパッとしなかったと感じました。

話の本質とずれていましたが、読んだ感じ売れそうかどうかはわかると思います…

といいうことで、今回は「スイレン・グラフティ」を紹介しました。

気になった方はぜひ読んでみてください!!

一応言いますが、なんだかんだ言いつつこの作品は普通に面白いです。以上

それでは今回はここら辺で!!

ABOUT ME
okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)