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思わず引き込まれる新感覚ラブコメディ!!スニーカー文庫新作「所持金ゼロの彼が資産家令嬢から求められるようになった理由」を紹介!!

みなさん、こんにちは!!

今回は2019年6月1日にスニーカー文庫から発売された「所持金ゼロの彼が資産家令嬢から求められるようになった理由」を紹介します。

まず、はじめに言いたいことがあります。

めっちゃ面白かった!!!

物語の絶妙なナレーションと個性的登場キャラの兼ね合いが何とも引き込まれました。

個人的に好みドストライクな作品でした。

それではさっそく紹介していきます!!

どんな話??

短く言えばこんなあらすじ…

先祖がやらかしたせいで貧乏神に祟られている主人公は超が付くほどの善人。毎日真面目にバイトも勉強もするが、アパート代を2カ月滞納中…
ある日、主人公は曲がり角でお嬢様と衝突。何だかんだあってお嬢様に目をつけられた主人公は霊視探偵のお手伝いをすることに!!
そして、霊視探偵のお手伝いをしていくうちに両者の関係は急接近!!
貧乏人とお嬢様のラブコメディ

詳しいあらすじ

主人公の天満清太郎てんませいたろうは超がつくほどの貧乏。

かつて、天満家には福の神が憑いていたのだが、先祖が盛大にやらかした…

調子に乗った先祖に下寄稿した福の神は、貧乏神となって天満家を4代先まで祟ると言い放つ。

結果、ちょうど言い放ってから4代先の清太郎まで絶賛貧乏中である。

ちなみに貧乏神として天満家に憑いている恵拏俚えなりは基本的に清太郎と共に過ごしており、清太郎にとっては家族で一番の親友のような間柄。

そんな清太郎であるが、生まれてからずっと貧乏なため本人は全く気にしていない…

朝食がゆで卵二個だけでも…

「片方は固茹で、もう片方は半熟で食べたから、これはもう二食分といっても過言ではないね」

どこまでもポジティブである。

—放課後—

今日が待ちに待った給料日なこともあり、一目散にバイト先のファミレスに向かう清太郎。

しかし、ファミレスに着くと店内は暗い雰囲気。

どうしたのか気になっていると、バイトリーダーから店長が店の金を盗んで逃げたと告げられ、さらに…

このファミレスは明日から閉店することが告げられる。

とりあえず、本日が滞納していたアパートの代金支払い日で6時までに払わなければいけないことを思い出し、銀行に向かうことにする。

その途中、清太郎は曲がり角で美少女と衝突し…

「ちょっと、どこ見て歩いてんのよ!?このあたしにぶつかるとか、あんた正気!?踏んづけて欲しいの!?」

清太郎は非礼を詫びるが、辛辣な言葉。

さらに謝っていると、相手の美少女は態度が急に変わり…

「…へぇ。あんた面白いもの持ってるじゃない」

美少女は怒りを収め颯爽と去っていく。

そんな美少女に対し、清太郎はひとこと言いたいことが…

「何というか言いにくいことなのだけどね。さっきからパンツ見えてます。」

清太郎は極力穏便に優しく言うが、それに対して美少女は

「こんのぉ、変態!!」

腰の入ったストレートと共に去っていった。

色々あったが、銀行にたどり着き約束の6時までにアパートに帰ろうとする清太郎。

しかし、不幸は重なるということで、銀行強盗がやってきて人質の一人となってしまう。

約束の6時まではあと45分…

恵拏俚と一緒にどうしようか悩んでいると、

「また会ったわね、変態」

なんと先ほどの彼女も人質になっていた。

そして、一般人には見えない恵拏俚と話していた清太郎に対して、恵拏俚の存在が見えていることをカミングアウトされる。

話を聞いてみると、彼女は五斑叶絵ごまだらかなえという名前で、妖怪祓いで名をはせた五斑家の一人娘だという。

なお、現在の彼女は霊視探偵をしているらしい。

叶絵は霊的な耐性を持っていて、なおかつ身体能力の高い人を霊視探偵の助手として探しており、先ほどたまたま遭遇した清太郎を尾行していた。

叶絵の要求は清太郎を助手として雇う代わりに住む場所を提供するというものだった。

住む場所の危機である清太郎は彼女の要求を飲み、彼女に助手としての力が足り得るかテストをすることに!!

実は身体能力が異常である清太郎だが、そのまま制圧するだけでは他の人質の人が危険になるかもしれない。

そんな中、叶絵から恵拏俚の神通力という力を清太郎が使うことを提案される。

しかし、渋る恵拏俚。

どうやら、恵拏俚の神通力の力を使うと清太郎にリスクが掛かるらしい。

とくに恵拏俚が貧乏神ということで神通力の対価には財、すなわちお金を失うらしい。

今でも貧乏すぎる清太郎をさらに困窮させたくない恵拏俚は渋っているが、人質の人のためにも力を使うことを決意する善人の清太郎。

「—天満清太郎の名において宣言しよう。僕の預金残高全てを賭けて、<一擲換金>を行使する!!この場を収める力をくれっ!!」

ということで、預金残高6万4000円を消費し、出てきたアイテムは青い輪ゴム!?

6万4000円ではまともなアイテムは出ないのかと落ち込んでいると、恵拏俚からこのアイテムは射魂奪しゃこんだつと言って射抜かれた者を昏倒させることが出来ると言われる。

実は輪ゴム鉄砲が百発百中で小学校の仇名がゴム太郎だった清太郎は、アイテムのおかげで銀行強盗を昏倒させ無事事件を解決!!

実力も認められ、無事叶絵の助手となる。

というわけで、叶絵の豪邸の使用人部屋(十分豪華)で過ごし始めた清太郎。

叶絵と共に霊的なものが関わった事件を解決していく中で、叶絵がずっと追っていた虚言師という存在に行きつく。

彼はついた嘘を現実にすることができ、今までも各地で商店街を廃れさせるなどの事件を起こしていた。

そんな彼が清太郎に目をつけ、この町で事件が頻繁するようになる!!

果たして、叶絵と清太郎を虚言師を見つけ出し捕まえることができるのか!?

そして、事件を解決する中で距離が縮まる叶絵と清太郎。

2人の恋の行方は!?

清太郎は貧乏から脱却できるのか!?

これは貧乏神に祟られた貧乏な青年と霊視探偵をしているお嬢様な少女が織りなす、身分差あり、感動あり、ギャグあり、でもお金はない(笑)ラブコメディである。

こんな人におすすめ!!

  1. 主人公最強(天然だけど)が見たい!!
  2. 思わずツッコミたくなるコメディ満載な会話が見たい!!
  3. ヒロイン一筋な展開が見たい!!

主人公最強(天然だけど)が見たい!!

この作品は異世界ではなく現実世界の話であるが…

主人公が最強。

超人の域まで達しています。

神通力を使わなければ、霊的な呪いを祓えませんが、これも主人公の力あってこそ。

あらすじでも説明しましたが、主人公が神通力を使うにあたっての対価が財ということもあり、使いにくそうなしょぼいアイテムがでてきます。

そもそも輪ゴム鉄砲が百発百中な時点で、主人公の能力が常軌を逸しています(笑)

別の事件では呪いの瘴気のようなものを風で祓わなけばいけないとき、出てきたアイテムは縄跳び!??

しかし、主人公は縄跳びを使って風を起こして無事お祓い成功(詳細はネタバレなので語らず)

そんな最強主人公の作品は時に主人公が好きになれないケースがたまにあります。(私の場合)

ですが、この作品の主人公を私はどうしても憎めない!!

お昼ご飯はこんにゃく1個だけ、それなのに神通力を使ってさらにお金を対価に誰かのために働く主人公。

頼むから幸せになってくれと心から応援したくなります。

そんなチートなのに憎めない主人公に注目したい!!

思わずツッコミたくなるコメディ満載な会話が見たい!!

この作品ではとても天然な主人公なため、とにかくツッコミ満載な会話となります。

ツッコミ役はヒロインである叶絵。

では主人公が生まれてからずっと一緒な恵拏俚はどうかというと…

ツッコミも入れますが、ギャグを促進する要素となっています 笑

例えば…

主人公:朝ごはんは卵だけ

恵拏俚:「あぁ、どうしてこんなことに!!この世には神も仏もおらぬのか!!」

そもそも貧乏神だけど一応神な恵拏俚の発言 笑

そして、主人公が貧乏なのは恵拏俚がかつて福の神から貧乏神になったため。

ツッコミどころが満載すぎる 笑

ヒロイン登場からはツッコミ役が生まれますが、たまにあまりにも可哀想な清太郎に言葉を失う場面も。

それでもめげずポジティブな主人公と軽快なコメディ満載な会話に目が離せない!!

ヒロイン一筋な展開が見たい!!

作品の後半も後半まで行かないと恋愛要素は進行しませんが、後半の加速はとても早い!!

ハーレム主人公が主流な昨今の作品ですが、

この作品は主人公もヒロインもお互い一筋で、なんだかんだこういうのもいいなとなりました。

正直言いますと、作品前半で恵拏俚や主人公の幼馴染が出てきて、幼馴染が主人公にご飯を分け与えていたとき

絶対ハーレム展開だなと思ってしまった私の悪しき心中。

ちなみに一筋なヒロインはもちろんあの美少女です。

ツンデレ最高とだけ言っておきましょう

二巻以降の発売があるのならば、2人の恋愛模様も見逃せない要素となるでしょう!!

登場キャラ

天満清太郎てんませいたろう

本作の主人公。

超人的運動神経と特待生として高校に入学した頭脳の持ち主。

加えて、貧乏だけど弱音をはかず、バイト3つを掛け持ちしていた。

お昼はクラスメイトにおかずを分けてもらう代わりに、部活の助っ人などのお手伝いをすることもある。(これを学校では<天満清太郎参り>と呼ばれている)

父はおらず、母とは別で暮らしている。

叶絵の霊視探偵の助手をすることになったが、住む場所が使用人部屋(本人志望)

叶絵に衣食住を提供されそうになったが、食事まではもらえないと頑なに断る頑固な一面もある。

一言でいえば善人の塊。

恵拏俚えなり

昔、天満家に福の神として憑いていた現在貧乏神。

先祖がやらかしたことで、堪忍袋の緒が切れた結果、そこから4代先まで祟る貧乏神になった。

その際に力を使いすぎたことで見た目は小学生ぐらいなロリ。

普通の人には見えず、念話で清太郎と話している。

清太郎にとっては祖母代わりで一番の親友のような存在。

現在は優しい清太郎に貧乏な暮らしをさせてしまっていることを悔やんでいる。

五斑叶絵ごまだらかなえ

妖怪祓いで名をはせた五斑家の一人娘。

五斑家の女性は霊的なものを見る力が発言することがあり、叶絵の母親は海外で似たような仕事をしている。(父親も海外に付いて行った)

叶絵本人は霊視探偵をしており、助手を探していたときに清太郎を見つけた。

特に目の力が強く、他人の感情も見ることができ、昔は苦労した。

清太郎の色は叶絵にとって良かったらしい…

清太郎と恵拏俚のツッコミ役。

そして、ツンデレヒロイン。

総評

今回は「所持金ゼロの彼が資産家令嬢から求められるようになった理由」を紹介しました。

読んだ感想としては、私の好みドストライクな作品で面白かったです。

まず、物語序盤の恵拏俚のナレーションから心をつかまれました。

たびたび変わるキャラの視点も、それぞれのキャラの特徴が現れていて、何というか引き込まれるような文章でした。

登場キャラで紹介したのは3人ですが、他の登場キャラも個性的な特徴があり良かったです。

何度も言いましたが、キャラたちの兼ね合いはツッコミどころ満載でした。

序盤はラブコメディのコメディ強めなのかなとも思ってしたが、後半はラブ要素が一気に加速していきました(コメディももちろん強かった)

少し言えることがあるとすれば、恋愛要素が一気に来すぎたという印象です。

ヒロインは予兆があるにはありましたが、主人公が突然だった節があります。

とは言っても、次巻以降があるのであれば、恋愛要素もゆっくり進行していき、ラブコメディとして完成された作品になると思いました。(誰目線…)

とてもおすすめしたい作品です。

次に読むのに掛かった時間ですが“2時間10分”でした。

夢中になって一気読みしてしまいました 笑

会話もそうですが、ナレーション部分も面白かったのは珍かったです。

最後にこの作品が売れそうかですが…

私は売れると思います。

少なくとも読んだ方は、面白いと感じると思います。

表紙も目を惹いたのと、スニーカー大賞金賞作品ということで帯が輝いていました。

ネームバリューもぱっと見の印象も良いと思いました。

続きも読みたいので、二巻以降もお願いします!!

ということで、今回は「所持金ゼロの彼が資産家令嬢から求められるようになった理由」を紹介しました。

気になった方はぜひ買ってみてください!!(もしくはスニーカー文庫公式サイトで確認してみても良いと思います)

それでは今回はここらへんで!!

ABOUT ME
okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)