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新たなウラオモテ声優登場で大波乱!?電撃文庫新刊「声優ラジオのウラオモテ #2」を紹介!!

みなさん、こんにちは!!

今回は2020年6月9日に電撃文庫から発売された「声優ラジオのウラオモテ #2 夕陽とやすみは諦めきれない?」を紹介します。

『電撃小説大賞<大賞>受賞作』待望の第二巻!!

「Comic Walker」にてコミカライズも連載中!!

ということで、今非常に盛り上がっている人気作のコチラです。

タイトルの通り、声優アイドルをしている二人の『オモテの顔とウラの顔』が描かれた作品で…

オモテでは仲良く振る舞いますが、実際(ウラ)は同じクラスの険悪な仲の二人。

そんな二人が繰り広げる『声優(青春)』✕『コメディ』が詰まった作品です。

第一巻では、(後で軽く説明しますが)とある事件が起き、二人のウラの顔がバレてしまいました。

これが本当の裏の顔?電撃文庫新作「声優ラジオのウラオモテ」を紹介する!!みなさん、こんにちは!! 今回は2019年2月7日に電撃文庫から発売された「声優ラジオのウラオモテ #01 夕陽とやすみは隠しきれ...

そして、そんなウラがバレた二人の真価が試されようとしている第二巻!

非常に気になるところですね!!

さっそく紹介していきましょう!

前回のあらすじ

声優になって3年目の”佐藤由美子”は、未だに声優として鳴かず飛ばず。

そんな彼女の声優”歌種やすみ”としてのオモテの顔は…

『わぁー!おいしいですねぇ、このクッキー!幸せ〜…』

元気いっぱいなかわいい系の少女。

しかし、由美子としてのウラの顔は…

髪をゆるく巻き、化粧をしっかり乗せて、イヤリングも付けた正真正銘の『ギャル』

ファンには決してバレていないけない姿だった。

大きな結果が出ないまま過ごしていたある日…

「うん?ねぇ、木村。その子だれ?かわいいね」

由美子のギャル友達の一人が、クラスの男子が使っているアイドルの下敷きに興味を持つ。

「この人は”夕暮夕陽”。通称、『有姫』まだ二年目だけど、今人気急上昇中の声優だよ。」

ーーーなんと。

その少女は確かに由美子も見たことがある少女だった。

顔立ちも可愛らしく、明るい印象な由美子と同じ高校2年生のアイドル声優。

「むぅ…」

歳は変わらないが、自分より勢いのあって、後輩の声優。

そんな存在にどうしても自分を比べてしまう由美子。

その間、ギャルの友人は、もう少し見たいと言って男子に下敷きを貸してもらおうとするが…

「あ、あふっ!ご、ごめんっ!」

男子が下敷きを落としてしまう。

そして、その下敷きを友人が拾おうとした時に、ちょうど通りかかった人物とぶつかってしまい…

「あぁ、ご、ごめんね!上靴汚しちゃった…!す、すぐ拭くから!」

ついでに飲み物もこぼしてしまった。

友人が謝っている中、由美子は先程から一言も喋らないぶつかった相手を見る。

頭の形がきれいなショートボブの女の子ーーー

しかし、前髪で目を隠し、下を向き続けているため暗い印象をこちらに与える。

一度話した相手の名前を忘れない由美子も、覚えていない少女だった。

友人の方を見てみると、気が動転しているためか、失礼だが名前を尋ねていた。

「ええと…、なにさんだっけ…?」

すると彼女はじろりと目を向け、初めて口を開く。

「…渡辺。”渡辺千佳”」

見た目に反したきれいな声に驚く由美子。

友人も彼女と男子に謝り続ける中、そこで信じられないことが起きる。

「ーーーちっ」

千佳が突然、舌打ちしたのだ。

さすがに由美子も謝る友人の姿を見ていたために、カチンと来て…

「ーーちょっと待ちなよ」

千佳に突っかかる。

すると、千佳は不愉快そうに口を開き…

「ーー品のない連中が騒いでいるだけでも鬱陶しいのに、人様にまで迷惑を掛けて。そのうえ突っかかってくるなんて、随分と人間に文化をお忘れのようで。ご出身は森の奥かしら?」

地味な見た目に反し、超攻撃的な言動。

「文化を知らないのはそっちでしょうが。あんたの国では、『ごめんなさい』には舌打ちを返せって習うわけ?さぞかし素敵な幼少期を過ごしたんでしょうね。根暗なのはそれが理由?」

由美子もすかさず反撃する。

そして、友人と男子が止める中、揉めにもめ続ける。

結局、友人がなんとか由美子を宥め、不毛な争いを止める。

由美子は立ち去る千佳の背中を見つめ…

こいつとはもう関わりたくない、と心の底から思うのだった。

ーーー放課後ーーー

由美子は、春から始まる新番組のために、収録スタジオに向かっていた。

なんと、由美子は『夕陽とやすみのコーコーセーラジオ』という番組で、先程話題に上がった夕陽の相方に抜擢されていた。

由美子自身も、なぜ自分が?と理由がわからないままだったので、さっそく番組ディレクターに訊いていると…

「君たちは大きな共通点があるんだ。それがわかれば、歌種さんを選んだ理由もわかるよ」

と話し、ネタバラシをしようとした時!

「おはようございます。夕暮夕陽です、よろしくお願いします」

ちょうど、自分の相方となる人物が入ってくる。

由美子も気になって、さっそく相手の方を見ると…

「…ん?」

「…え?」

そこには記憶の夕暮夕陽と全く別な、暗くて地味な少女。

「な、なんであんたがここにいんのッ!」

「そ、それはこっちのセリフよ。なんで、なんであなたみたいな人がここにいるの」

今日、学校で言い争いをしたばかりの、千佳の姿がそこにあった。

ーーーーーーーー

そして、急遽始まった犬猿な間柄の二人のラジオ。

ラジオでは…

「夕陽と!」

「やすみの!」

「「コーコーセーラジオ!」」

仕事なので、しっかりと同じクラスの仲良しを演じる。

しかし、ラジオが終われば…

「…あー、あんたとラジオやるの、ぜんぜん慣れないわ」

「…そうね。わたしもそう思うわ。ぜんぜん慣れない」

言い争いばかりな、全く仲良くない二人。

そんな彼女達の元に、様々な声優アイドルとしてのイベントが舞い込んでくるように!

例えば、ラジオの公開録音が行われたり…

先輩有名声優とユニットを組んで、リリースイベントをしたり…

挫折や嫉妬を繰り返しながらも、二人で力を合わせ、声優アイドルとして成長していく!

しかし…

それと同時に由美子は、千佳の声優としての圧倒的な実力に、オモテには出さないが嫉妬を募らせていく。

そんな時…

【悲報】夕姫 裏営業確定のお知らせ

千佳が、最近メインキャストとして抜擢された作品の監督との疑惑の写真が撮られたのだ。

そして、この騒動はまたたく間に加速していき…

「実は俺!今、裏営業で話題沸騰中のあの夕姫こと夕暮夕陽さんと同じ高校なんでーす!すごい偶然でしょ〜?今からこの『夕暮れの騎士』が独占インタビューを始めちゃいます」

「なんとあの夕姫、学校ではこーんな地味女なんです!」

過激なファンの一人が、嫌がる千佳を無視して、千佳のウラの顔を動画配信し始めたのだ。

彼は周囲が注意しても配信を続け、さらには!

「歌種やすみさんが今俺の目の前にいるんですけどー、夕姫より驚きますよ。見た目がぜーんぜん違いますから」

由美子のギャルとしての姿も写し始めてしまう。

結局、千佳と由美子が激昂し、学校の本鈴が鳴ったことで、過激なファンとは一時的に離れれたが…

「もうわたし、声優やめる…」

どうしようも出来ない状況に、千佳はそう言い残し去っていく。

そんな一方的な状況に諦めきれない由美子は…

「まずは謝罪を。これがいつものあたしです。騙していて、ごめんなさい」

事務所やラジオ局協力の下、動画配信を開始し、ギャルの姿で登場する。

そして…

「あいつは、やってない」

「あいつは!捻くれてるくせにどこまでもまっすぐで、いつも前を向いていて、あたしの憧れで!それが夕暮夕陽なんだよ!」

「あたしは、まだ、あいつといっしょにラジオをやりたいよ…っ!」

千佳への思いを涙ながらに語る。

すると…

「あなたのそういうところーー本当に嫌い」

息を切らしながら千佳がやって来て、お互いに抱き合う。

その後ろには、裏営業で千佳と噂になっていた監督もおり、状況を飲み込めない由美子。

そんな由美子と視聴者に向けて監督は、実は千佳は監督の実の子供であったことーー

作品のメインキャストは身内贔屓も何もなく、完全に実力でもぎ取ったことを告白。

そのカミングアウトに、由美子は気張ってたのは馬鹿らしくなったのだが…

「あなたがここまでしてくれたから。あんなふうに言ってくれたから。あなたは信じてくれたから…。本当に嬉しかった。」

千佳は声優を続けると良い、犬猿な二人の絆は深まるのだった。

登場人物

佐藤由美子さとうゆみこ歌種うたたねやすみ):オモテの顔は今年で三年目の新人声優。元気可愛いキャラクターで売っているが、オーディションに落ち続けている。ウラの顔は正真正銘のギャル。口は悪いが義理人情に厚い。料理上手。

渡辺千佳わたなべちか夕暮夕陽ゆうぐれゆうひ:オモテの顔は「夕姫」として人気急上中アイドル声優。おっとり可愛く清純だが、実力派。ウラの顔は正真正銘のボッチ。学校では誰とも喋らないが、口を開けば超毒舌で攻撃的。

桜並木乙女さくらなみきおとめ:大人気声優。天然で癒やし系だが、収録では類稀な集中力を見せる。業界最前線に立つ実力派で、オモテもウラも優しい先輩。由美子と千佳と共にユニットを組んでいる。

二巻目のあらすじ

「また出直ししよ。ふたりでまた、最初から」

「そうね。いつかと同じだ。まぁでも、ふたりなら、ね」

千佳の裏営業疑惑をなんとか収束させた二人。

しかし、二人はその代償として、清純派アイドル声優として売っていたが、ウラの顔(ギャルと陰キャ)が世間にバレてしまった。

もちろん、その影響は実際にあり…

アイドル声優として売っていた由美子、千佳の存在は一度死んだようなもの。(加えて、もしかしたら再びやらかすのでは?という疑惑付き)

加えて、二人のウラの正体を写した映像から、通う学校には有象無象の人々が待ち伏せする始末。

更に…

『…由美子。明日は休みだったな。朝イチで事務所まで来なさい』

由美子のマネージャーから、疑惑解消のために千佳のウラをバラしたために、千佳の事務所へ謝罪しに行くこととなった。

そして、到着し相手事務所の社長との面会を果たして、即…

「ーーうちの大事な商品の話をしましょうか。夕暮夕陽のことです。いやぁ、本当に。余計なことをしてくれましたよ」

由美子の行動を責めてくる。

すかさず由美子もマネージャーも謝るのだが…

「何にせよ、あんたらの事務所のせいで、うちの夕暮夕陽は使い物にならなくなった。」

やはり態度は変わらない。

由美子としても思うところはあるが、それでも事務所同士の問題としては謝るしかない。

そうして、続けていると…

「あなたはきちんと、後悔していますか。自分がやったことを。悔いて悔いて、もう二度とそんなことはしない、と心の底から悔いてくれないと、…」

相手の社長はそう問いかけてくる。

ーー社長を安心させることを言わなけれないけない。

そうして口を開こうとするが、声優を本気でやめようとした千佳のことーー

そのために自分が出来ることをした由美子は…

「ーー後悔は、していません。申し訳ないとは思います。反省もしております。けれど、あたしの行動は悔いていません」

先程までガチガチだったが、今回はスラスラと言葉が出てくる。

そして、おろそしいが相手の顔を見てみると…

「恥を知れよ、小娘ッ!お前は自分で何を言っているのか、わかっているのかッ!?自分の立場をわかっているのかッ!?あぁふざけるなよ、バカもやしゅみやしゅみーー!」

…噛んだ。

…この状況で。

いたたまれない空気が充満し始めた時ーー

「ぶふっ!」

相手の社長が吹き出し…

「いやぁごめん、加賀埼さん(マネージャー)。我慢できなかった。ひどい噛み方をしちゃったよ」

「いえ、社長。十分です。すみません、こんなことに付き合わせて」

先程までの雰囲気が嘘のように和やかなムードとなる。

由美子が置いてけぼりとなっていると、マネージャーから由美子がした行動の重さを知ってもらうために、一役うってもらったと話される。

そして、柔和な顔つきになった社長からは、千佳を救ってくれたことへの感謝をされる。

こうして相手事務所への謝罪は問題なく?終わったと思われた。

しかし…

「そちらにいるのは…歌種やすみさん、ですよね?」

ーー『めくるん』だ!

帰り途中に、今でも人気が高い作品に出演中の先輩声優柚日咲ゆびさきめくる”に遭遇する。

由美子も内心感動しつつも、先輩声優に挨拶すると…

「今日は夕暮のことで来たのかな?わたしも歌種さんにお礼を言わせてもらいたいな」

めくるは手を差し伸ばし、嬉しそうに微笑んだと思うと…

「本当にありがとうね、歌種さんーーうちの愚かな後輩を、きちんと地獄に落としてくれて」

…ん?聞き間違いだろうか?

そう由美子が思っっていると…

「裏営業疑惑、あれはアイドル声優として最低最悪のミスだわ。脇甘すぎ。仕事ナメすぎ。いくらなんでもあれはひどい」

聞き間違いではなかったようだ。

更にめくるは続けるように、いかに由美子達の行動が、声優としてもファンにとっても最悪だったのかを告げてくる。

それに対し、由美子も反論するが、倍以上の勢いで反撃される始末。

そんなめくるの姿を見た由美子は…

「あーッ!なんなの、あれ!腹立つぅ〜っ!」

帰りの車に八つ当たりするのだった。

ーーーーそれからーーーー

事務所同士の話し合いが終わったが、二人の今後の話は不明瞭のままだった。

というのも、二人がウラの顔をさらけ出したことで、ラジオの視聴者は増えたのだった。

その現状に二人は、自分たちのウラの姿をキャラとして、今後は売っていこうとする!

そして、そんなキャラを広めるために、様々な番組に出演を始めるのだが、その中には…

『柚日咲めくるのくるくるメリーゴーランド』

由美子にとっては気まづい相手である『めくるん』も含まれていた!?

更には二人が仲良しなアイドル声優として売っていた頃のファンたちが、今の二人に不満を持っていて爆発寸前!?

果たして、彼女たちの声優としての今後とは!?

なぜ、めくるは二人に対して、異様に攻撃的なのか!?

過去のファン達とどう向き合っていくのか!?

意外な真実と彼女達の声優としての今後を見逃すな!

総評

今回は「声優ラジオのウラオモテ #2 夕陽とやすみは諦めきれない?」を紹介しました。

読んだ感想としては、『コメディ』のスピーディ感が増し、一巻に引き続き『声優(青春)』の部分も非常にリアリティさがあって、良かったでした。

まず、『コメディ』に関しては…

通常の日常会話もそうですが…

ラジオの対話部分でも、お互いの貶し合いが、よりプラスされて面白かったです。

ただ一巻と変わってきてるのは、二人で一つの大きな事件を乗り越えたという信頼感が感じられ…

ただの貶し合いの中でも、より微笑ましく見られるのが良くなったと思いました。

「とか言いつつ、本当は…?」という尊さを勝手に感じていました 笑

次に『声優(青春)』に関しては…

一巻に続いて、かなりリアリティが高いというか、暗い部分もしっかり抑えているなという印象です。

『青春ラブコメ』ではなく『青春コメディ』なので、おのずと比重が高くなっています。

例えば…

人気で実力のある相方への『嫉妬』

一巻では、声優の『裏営業』

二巻では、キャラ路線変更による『ファン離れ』など

描かれにくそうな部分に着目して、そこから二人の『青春』が進行していきます。

個人的にはタイトル的にも、『ほのぼの系』というより…

声優としての『リアルな青春』を描いたこの作品の方が、新鮮で熱くなれるので面白く感じています。

今後もこの暗い部分も抑えつつな『リアルな青春』が続きそうなので、期待したいです。

という感じで、一・二巻の良かった点を話しましたが、ちょっと微妙な点もありました。

それが、『挿絵』です。(一・二巻どっちも)

表紙や見開き・ラストの重要な場面の挿絵は、綺麗に描かれているのですが…

途中の挿絵が、個人的にはちょっと物足りない印象です。

表紙などがかなり良いだけに、比べてしまうと手抜き(はしていないと思いますが)に感じてしまいました。

以上が、個人的に微妙だった点です。

次に読むのに掛かった時間ですが、”二時間半”でした。

三百ページを超えていますが、一気読み出来るぐらいには読みやすいです。

時折挿入される『ラジオの対話部分』が良いアクセントとなっていました。

ということで、今回は「声優ラジオのウラオモテ #2 夕陽とやすみは諦めきれない?」を紹介しました。

『一巻重版』+『コミカライズも連載中』の人気作なので、気になった方はぜひ読んでみてください!

今からでも余裕で間に合います!!

それでは今回はここらへんで!

ABOUT ME
okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)