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これが本当の裏の顔?電撃文庫新作「声優ラジオのウラオモテ」を紹介する!!

みなさん、こんにちは!!

今回は2019年2月7日に電撃文庫から発売された「声優ラジオのウラオモテ #01 夕陽とやすみは隠しきれない?」を紹介します。

突然ですが、みなさんは声優さんのラジオは聴きますか?

私は…正直言うと聴いていないのですが 笑

この作品は、そんな私の知らない声優ラジオのお話となっています。

しかし、全く実情を知らない私でも非常に楽しく読めました。

(女の子2人の一風変わった青春ストリーとして)

ちなみに、この作品は「第26回電撃小説<大賞>作品」で、期待作となっています。

コミカライズも既に決定しているということで、今後の更なる加速が楽しみな作品です!

それではさっそく紹介していきます!

どんな話??

短く言えばこんなあらすじ…

声優になって3年目の由美子は、未だにパッとした仕事の無いままだった。
そんなある日、彼女は「とある共通点」が理由で、今売出し中の声優とラジオをすることになる。
その相手というのが…
「な、なんであんたがここにいんのッ!?」
由美子がちょうど”今日”言い争いとなった相手。
なんと、”同じクラス”の根暗な少女だった!?
そんな彼女とのラジオは…
オモテは『同じクラスの仲良し二人組』
ウラでは『性格真逆で言い争いの絶えない二人』
声優ラジオを通じた二人の青春が始まる!

詳しいあらすじ

声優になって3年目の”佐藤由美子”は、未だに声優として鳴かず飛ばずのままであった。

そんな彼女の声優”歌種やすみ”としてのオモテの顔を一言で表すならば…

『わぁー!おいしいですねぇ、このクッキー!幸せ〜…』

元気いっぱいなかわいい系の少女。

しかし、由美子としてのウラの顔は…

髪をゆるく巻き、化粧をしっかり乗せて、イヤリングも付けた正真正銘の『ギャル』。

声優としての自分を騙している罪悪感はあるが、決してバレていないけない姿だった。

そして、大きな結果が出ないまま過ごしていたある日…

「うん?ねぇ、木村。その子だれ?かわいいね」

由美子のギャル友達の一人が、クラスの男子に話しかける。

どうやら、彼の使っていた下敷きに描かれた少女が気になるらしい。

それに対し、男子は…

「んー。あ、アイドル?」

と言った後…

「アイドル…、そうだね、そういう側面も大いに含んでいる。けれど、彼女はそれに留まらないんだ。アイドルでありながら声優!そうアイドル声優と呼ばれている存在だ!彼女の何が素晴らしいかと言うと…」

へたくそか?

由美子が心のなかで突っ込むぐらいには、異様な早口で喋る男子。

何とも言えない空気感になりつつも、その下敷きの少女の名前を訊くと…

「この人は”夕暮夕陽”。通称、『有姫』まだ二年目だけど、今人気急上昇中の声優だよ。」

ーーーなんと。

その少女は確かに由美子も見たことがある少女だった。

顔立ちも可愛らしく、明るい印象。

そして、由美子と同じ高校2年生のアイドル声優。

「むぅ…」

歳は変わらないが、自分より勢いのあって、後輩の声優。

そんな存在にどうしても自分を比べてしまう由美子。

その間、ギャルの友人は、もう少し見たいと言って男子に下敷きを貸してもらおうとするが…

「あ、あふっ!ご、ごめんっ!」

男子が下敷きを落としてしまう。

そして、その下敷きを友人が拾おうとした時に、ちょうど通りかかった人物とぶつかってしまう。

「あぁ、ご、ごめんね!上靴汚しちゃった…!す、すぐ拭くから!」

ついでに飲み物もこぼしてしまった。

友人が謝っている中、由美子は先程から一言も喋らないぶつかった相手を見る。

頭の形がきれいなショートボブの女の子ーーー

しかし、前髪で目を隠し、下を向き続けているため暗い印象をこちらに与える。

一度話した相手の名前を忘れない由美子も、覚えていない少女だった。

友人の方を見てみると、気が動転しているためか、失礼だが名前を尋ねていた。

「ええと…、なにさんだっけ…?」

すると彼女はじろりと目を向け、初めて口を開く。

「…渡辺。”渡辺千佳”」

見た目に反したきれいな声に驚く由美子。

友人も彼女と男子に謝り続ける中、そこで信じられないことが起きる。

「ーーーちっ」

千佳が突然、舌打ちしたのだ。

さすがに由美子も謝る友人の姿を見ていたために、カチンと来て…

「ーーちょっと待ちなよ」

千佳に突っかかる。

すると、千佳は不愉快そうに口を開き…

「ーー品のない連中が騒いでいるだけでも鬱陶しいのに、人様にまで迷惑を掛けて。そのうえ突っかかってくるなんて、随分と人間に文化をお忘れのようで。ご出身は森の奥かしら?」

地味な見た目に反し、超攻撃的な言動。

「文化を知らないのはそっちでしょうが。あんたの国では、『ごめんなさい』には舌打ちを返せって習うわけ?さぞかし素敵な幼少期を過ごしたんでしょうね。根暗なのはそれが理由?」

由美子もすかさず反撃する。

そして、友人と男子が止める中、揉めにもめ続ける。

結局、友人がなんとか由美子を宥め、不毛な争いを止める。

由美子は立ち去る千佳の背中を見つめ…

こいつとはもう関わりたくない、と心の底から思うのだった。

ーーー放課後ーーー

由美子は、春から始まる新番組のために、収録スタジオに向かっていた。

なんと、由美子は『夕陽とやすみのコーコーセーラジオ』という番組で、夕陽の相方に抜擢されていた。

由美子自身も、なぜ自分が?と理由がわからないままだったので、さっそく番組ディレクターに訊いていると…

「君たちは大きな共通点があるんだ。それがわかれば、歌種さんを選んだ理由もわかるよ」

と話し、ネタバラシをしようとした時!

「おはようございます。夕暮夕陽です、よろしくお願いします」

ちょうど、自分の相方となる人物が入ってくる。

由美子も気になって、さっそく相手の方を見ると…

「…ん?」

「…え?」

そこには記憶の夕暮夕陽と全く別な、暗くて地味な少女。

「な、なんであんたがここにいんのッ!」

「そ、それはこっちのセリフよ。なんで、なんであなたみたいな人がここにいるの」

今日、学校で言い争いをしたばかりの、千佳の姿がそこにあった。

ーーーーーーーー

そして、急遽始まった犬猿な間柄の二人のラジオ。

ラジオでは…

「夕陽と!」

「やすみの!」

「「コーコーセーラジオ!」」

仕事なので、しっかりと同じクラスの仲良しを演じる。

しかし、ラジオが終われば…

「…あー、あんたとラジオやるの、ぜんぜん慣れないわ」

「…そうね。わたしもそう思うわ。ぜんぜん慣れない」

言い争いばかりな、全く仲良くない二人。

そんな彼女達の元に、様々な声優アイドルとしてのイベントが舞い込んでくる!

時には、ラジオの公開録音が行われたり…

時には、先輩有名声優とユニットを組んで、リリースイベントをしたり…

挫折や嫉妬を繰り返しながらも、二人で力を合わせ、声優アイドルとして成長していく!

しかし…

「ゆ、夕姫とやすやすが、こ、この辺りの学校にいる…?」

ラジオ中の話や、SNSの投稿を皮切りに二人のウラの顔が徐々に明かされそうになっていき…

最後には声優としての将来を脅かす事件が巻き起こる!

果たして、二人の運命は如何に!?

決して、見逃せない感動のラストシーンを見逃すな!!

総評

今回は「声優ラジオのウラオモテ #01 夕陽とやすみは隠しきれない?」を紹介しました。

読んだ感想としては、単純に女の子二人の青春ストーリーとして面白かったです。

声優のことなどは正直詳しく無いのですが…

同じクラスで最初は仲が悪かったけれど、挫折を繰り返しながらもお互いの距離が近づき、本音で語りあって、目標に向かって突き進んでいく展開は非常に熱くなれました。

また、お互いにウラの顔を見せていないという部分で…

作中にオモテの顔がファンやアンチにバレそうになるシーンが出てきます。

そして、それがラストの大きな事件に繋がっていくわけですが…

最初はお互いを毛嫌いしていても、最後にはやはり…という王道ながらグッとくる展開に心打たれました。

女の子だから、それがより最高になるわけですね 笑

また、作中でお互いの実力や能力に嫉妬したり、ライブやイベント前の緊張感や失敗などを見ていると…

お互いの初対面の印象が悪いアイドルマスター(シンデレラガールズの方)を見ている感じがしました(ちょっと違うかな?笑)

同じ芸能分野で、仕事内容も声優というよりはアイドル声優なので、そう感じたのかもしれません 笑

ただ、アイドルマスターよりも、より二人だけの密度濃い展開で、文章ならではで楽しめる作品でした。(アニメになっても面白そうだが…)

次に読むのに掛かった時間ですが、”2時間半”でした。

かなり読みごたえがありました。

その中で、飽きさせない演出(ラジオの会話っぽい演出)もあり、読みにくさは無かったです。

かなりベストな文量でした。

最後にこの作品が売れそうかですが…

まぁ、売れるでしょう 笑

「第26回電撃小説<大賞>作品」という肩書もそうですが…

ラノベで「声優」というジャンルを扱うことも希少だと思います。(キャラクターの一人が声優という場合はあるが…)

キャラもこの先の二人が見守りたくなる!ぐらい魅力的で、

今後はより声優アイドルとしての活動が増えていき、その中でお互いの人気や実力という部分での青春展開も増えていきそうです(一巻でもありましたが)

ウラもバレてしまったので(ネタバレ注意)

(ちなみに、私は百合展開を希望しています!)

本当に、次巻も読みたい期待の作品でした。

ということで、今回は「声優ラジオのウラオモテ #01 夕陽とやすみは隠しきれない?」を紹介しました。

気になった方はぜひ読んでみて下さい!

それでは今回はここらへんで!

ABOUT ME
okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)