みなさん、こんにちは!!
今回は2019年に発売されたラノベのおすすめをご紹介します!!
2019年に新刊を約100冊ほど読んだ私が、ぜひ勧めたい10作品です。
何を買うか悩んでいる方も、今年の作品を振り返りたい方も、ぜひ読んでみて下さい!
(なお、各部門で先に紹介している作品ほど、特に勧めたい作品です)
ラブコメ部門
千歳くんはラムネ瓶のなか(ちラムネ)

2019年ラブコメ部門で、私が最も推す作品がこちらです。
簡単に言いますと、『リア充の少年少女達が繰り広げるラブコメ』です。
内容自体は、先生や友人からのお悩み相談&解決という感じでよくありそうな展開ではあります。
しかし、リア充ならではのスカッとした解決方法や、やっかみや悩みなどなど...
まず、「今までに無かった」という言葉が一番に来る作品かもしれません。
ラブコメも、リア充な主人公が繰り広げる圧倒的な勝ち組展開ではありますが...
チート特有 のご都合主義や軽い展開ではなく、人間関係も深く描写されています。
この表現が合っているかは分かりませんが、リア充版の「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」だと私は感じています。(さらに、同じ文庫の作品)
気になった方はぜひ読んでみて下さい!!

友達の妹が俺にだけウザい(いもウザ)


2019年で最も順調(成功ルート)に進んでいる作品だと思います(ドラマCD化、漫画化、発売頻度などなど)
簡単に言いますと、『尖った人が集まるゲーム制作集団のラブコメ』です。
各キャラクターに特化している技能があり、性格やキャラクター自体も魅力的です。
ゲーム制作と言いますと、「さくら荘のペットな彼女」などを思いつきますが...
この作品の方がコメディよりな作品だと思います。
ドロっとした人間関係というよりかは、ヒロインも良い感じの関係を保っていて、緊張感やヘイト無く読める作品です。
まず間違いなくアニメ化するので、読み始めるなら今のうち!!です。



ライアー・ライアー 噓つき転校生はイカサマチートちゃんとゲームを制するそうです


「この表紙の女の子、可愛すぎないですか??」
ということで、次の作品は可愛すぎる白髪メイドが表紙を飾る作品です。
簡単に言いますと、『最弱な主人公が最強と偽って、学園の頂点に君臨し続ける話』です。
内容自体は、実力重視のカーストのようなものがある特殊な学園で、様々なバトル(ゲーム)を繰り広げる話です。
主人公は転校生として学園にやってきたのですが、色々な事情があり、いきなり学園最強という位置づけになってしまいます。
しかし、彼は別に実力があるわけではなく、全てがハッタリ...
加えて、一度でもゲームに負けたら退学確定という状況。
そんな全てが修羅場な主人公を、仲間と共に乗り越えていくという、非常に熱くなれる作品となっています。
主人公と表紙の娘以外にも魅力的なキャラが多く、最初は敵だけど最後は好きになれるキャラがたくさんいます。
ぜひ読んでみて下さい!!



ライアー・ライアー 嘘つき転校生はイカサマチートちゃんとゲームを制するそうです。
お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件


小説家になろうからの書籍化作品で、現実ラブコメで人気作でした。
簡単に言いますと、『お隣に引っ越してきたヒロインが、主人公を甘やかすラブコメ』(ほぼタイトルどおり)です。
『THE 王道』が似合うラブコメだと思います。
お互いに素性や過去に事件があり、どこか人と距離を置いている両者ですが...
ある出来事を皮切りに、家事が全く出来ない主人公の元でヒロインが通い妻のように料理を作ってくれる関係となります。
そして、少しずつ距離が縮まっていき...
”ラブコメ爆誕”という感じです。
私個人としては、まずは小説家になろうで読んでみるのがオススメです。
ぜひ読んでみて下さい!!



娘じゃなくて私が好きなの!?(ママ好き)


この衝撃のタイトル...
なんて素晴らしいんだ!!
ということで、続いての作品は私の癖が出てそうな作品です 笑
簡単に言いますと『幼馴染でなく、その母が好きになった主人公のラブコメ』です。
内容自体は、大学生の主人公が幼馴染の義理の母である私を好きになり、グイグイ迫る話です。
ヒロインである私は年齢が主人公と十歳以上離れていることもあり、世間体や大人としての葛藤が最後まで付き纏います。
付き合いたいけど、付き合えない...そんな私を一途に居続ける主人公との純愛です。
そして、この作品は幼馴染の母目線(私)で進んでいくため、葛藤や戸惑いをより見ることが出来ます。
母の気持はわかりませんが、主人公の本気度と対する母の感情が非常に萌えます。
ぜひ読んでみて下さい!!



黒猫のおうて!


2019年発売の将棋を題材とした作品です。
簡単に言いますと、『将棋界を去った天才の主人公に、ゴスロリの女流棋士が弟子となる作品』です。
将棋を詳しくない私も、楽しく読めた作品です。
ラブコメ要素は少なめで、終始将棋を指している作品なので、勝負の熱い展開が多いと思います。
一巻完結のようですが、いい意味で冗長な部分や余分な要素が少なく、とても読みやすい作品です。
また、内容も面白いのですが、この作品は特にイラストが作品を何段階も良くさせていました。
勝負の熱狂、ゴスロリのエロさ(笑)、挫折時のシリアスさなど
その状況に最も合うイラストでした。
ぜひ読んでみて下さい!!



ファンタジー部門
魔王学園の反逆者


2019年ファンタジー部門で、私が最も推す作品です。
簡単に言いますと、『魔王候補に選ばれた人間の主人公が、眷属(美少女)と共に魔王を目指して戦う話』です。
主人公は眷属(美少女)に触れると魔力を回復する事ができ、いちゃつけばいちゃつくほど最強です。
眷属のキャラも個性的で、それぞれの癖のニーズに合わせたキャラが存在しています(これからも増えそう)
ここまでだと『ワンシーズンで一度はやってそうなエロそうなアニメ』かと思うのですが...
作品自体は微エロの要所をしっかり抑えつつ、飽きさせないバトル要素と展開のスピーディさがありました。
私自身、この手のジャンル苦手意識があったのですが、書籍で読むと想像以上にテンポが良く、エロ要素のくどさがありませんでした。
エロはアニメではなく、書籍なのかもしれません...(この作品はアニメ化すると思います)
ぜひ読んでみて下さい!!



聖剣学園の魔剣使い


お姉さんに溺れたい...(願望)
ということで、次の作品はヒロインが(今の所)全員年上な作品です。
簡単に言いますと、『復活した魔王が聖剣学園でチートする話』です。
学園ファンタジーにおいては『THE 王道』と言われる作品ですが、その中でも特にクオリティが高かったです。
内容自体は、昔魔王であった主人公が遺跡の調査にやって来たヒロイン達によって復活します。
しかし、主人公の姿は幼い少年になっていたため、彼女達の通う聖剣学園に、ヒロインが保護者となって入学します。
そして、その学園でチートをしたり、お姉さん達に可愛がられたり、チートをしたり、お姉さん達の悩みを解決したり、チートをしたりして...
結局ハーレムという作品です。
改めて王道ファンタジーに戻りたい方には特におすすめです。
この作品も間違いなくアニメ化すると思います。
ぜひ読んでみて下さい!!



葡萄大陸物語 野良猫姫と言葉渡しの王


バトルやチートの無い下剋上ファンタジー作品です。
簡単に言うと『弱小王国に勤めた少年と王女の恋愛物語兼下剋上物語』です。
主人公は言葉渡し(通訳)が出来、その経歴から弱小王国のお姫様(ヒロイン)の家庭教師となります。
野性的なお姫様でしたが、主人公の言語の授業には真面目に取り組み、段々と仲も深まっていきます。
しかし、お姫様には既に婚約者様がおり、その相手は悪い噂が絶えない人物...
主人公もどうにか撤廃できないか王に進言しますが、国の将来のために出来ないと却下。
そんな時、とうとうお姫様の婚約者様との初顔合せの日がやって来て、事件が発生。
その事件はやがて国中を巻き込み、弱小国から大国へ挑む戦いへと発展していきます!!
恐らく一巻完結ですが、王道な展開ながら最初から最後までのストーリーが洗練されていて面白かったです。
ぜひ読んでみて下さい!!



女賢者の明智光秀だが、女勇者の信長がパーティーにいてきまずい


TSこそ至高なり...
ということで、次の作品は歴史上の武将たちがTS転生して、異世界を過ごす作品です。
ちなみに私はジャンルで「TS」「百合」「男の娘」がめっちゃ好きです 笑
内容を簡単に言うと、『明智光秀が異世界にTS転生したが、周りには信長や秀吉など因縁の相手だらけできまずい...』という話です。
タイトルだけだと、ただのコメディかなと思うかもしれませんが、前世の因縁が想像以上にシリアス展開になることがあります。(もちろんコメディもありますが...)
そんな前世の因縁からお互いが油断ならない関係性、という部分で新しさを感じました。
特にファンタジーだと魔王と勇者が同時期に転生という作品はありますが、武将では初めて見ました。
歴史上で実際に起こったという部分で説得力が強いので、よりシリアスな感じもあり、逆に飛んだ時の面白さがありました。
また、散々書きましたがTSです。
さらに、出てくる武将たちは全員TSしています。
ここだけで、私の評価は爆上がりです 笑
ぜひ読んでみて下さい!!



ワールドエンドの探索指南


謎の解明・予想だにしなかった展開のある作品です。
簡単に言うと、『記憶喪失の少年少女が、謎を究明するための探索をする話』です(簡単に言えなかった 笑)
特にこの作品は世界観が独特で、何も分からないという恐怖感や緊迫感、そして謎を究明するという期待感がある作品です。
内容を少し説明しますと、主人公達は誰もがある時点から前の記憶がなく、なぜこの世界にいるのか分かりません。
そして、彼らは『学園』という場所で過ごし、定期的に学園の外の未知の世界の探索を上層部から指示されます。
外の世界は怪物が闊歩する危険と隣り合わせの世界。
しかし、主人公以外の生徒達は何の疑問も持たずに探索を続けています。
そんなある日、主人公は自分と同じく、この世界に疑問を持つ少女と出逢い...
彼女との出会いによって『学園』『世界』全ての謎(真実)を解き明かす第一歩を踏み出します。
終始、全く予測出来ない展開と衝撃の事実が発生し、絶えず読み進めてしまう作品でした(読んでいて、結構怖かったです)
ぜひ読んでみて下さい!!



まとめ
今回は2019年に発売されたラノベのおすすめを紹介しました。
見直すと各部門の上位作品は、一年で話題となった作品で固まっていますね 笑
やはり有名作品だけあって面白いので、上位作品にハズレは無いと思います。
ちなみに、この中で一番好きなのは「千歳くんはラムネ瓶のなか」です。
読んでいない方はぜひ読んでみて下さい。
また、人気作は読んでいて変わり種が読みたいという方は、コアな方(TSとか)をぜひ読んでみて下さい 笑
新たな発見(癖)があるかもしれません 笑
最後に、今年一年のまとめという意味で紹介しましたが、皆さんが勧めたい作品はどんな作品でしょうか?
2020年もラノベをたくさん読んで、新たな出会いをしたいですね 笑
それでは今回はここらへんで!!