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当て馬モブを打破する!?ファンタジア文庫新作「俺がラブコメ彼女を絶対に奪い取るまで。」を紹介する!

みなさん、こんにちは!

今回は2020年2月20日にファンタジア文庫から発売された「俺がラブコメ彼女を絶対に奪い取るまで。」を紹介します。

まずはじめに、この作品に対して言いたいことがあります。

「早く続きが読みたい」

ということで、非常に面白かったです 笑

何が面白かったかについては、総評で述べますが…

非常に新しい作品だなと思いました。

ラブコメの意表を付く作品というのが、合っている気がします。

そして、今までにこんな作品は無かった!と思わされてくれる作品でした。

完全にジャケ買いの一作でしたが、これは当たりの一作でした!!

それではさっそく紹介していきます!

どんな話??

短く言えばこんなあらすじ…

主人公は文武両道・イケメンなため、学園でも人気者。
そんな彼の通う学園には有名な美少女が三人おり…
主人公に気があるような、思わせぶりな態度を見せてくる。
しかし…
「やれやれ、僕のことは放っておいてくれよ」
彼女達三人の本命は、クラスでも地味な普通の男子生徒!?
当て馬のような状況をプライドが許さない主人公は、三人を略奪するために動き出す!
だが、それを見つめる謎の少女。
「安心してぼくのクズ王子。たとえ負け犬のまま終わろうとも、ぼくはずっと見ていてあげるから。」
手のひらで転がされているのは、一体誰のか!?

詳しいあらすじ

文武両道、イケメン。

校内を歩くだけで色めき立つ女子生徒だらけ。

そんな校内でもトップの人気者の成瀬和臣なるせかずおみ”には、ただ一つ足りないモノが。

それは…

『恋人』

彼のあまりの人気故に『成瀬くんはみんなのもの。抜け駆けは禁止』などという決まり事が存在するという。

しかし、完璧な和臣も年頃の男子高生。恋愛にも興味はある。

そのためにも、ハイスペックな自分と釣り合うほどの少女と付き合いたいと思っていた。

そんな時、この高校には学園三大美少女と言う、和臣とも釣り合いが取れる美少女達がいた。

和臣自身、彼女達とも少なからず接点はあり…

「実はね、和臣くんにお願いがあるんだけど…」

和臣が校内を歩いていた時に、ちょうど話してきた少女熊谷花くまがいはな(表紙の娘)もそのうちの一人。

モジモジしていて言いづらそうな花に対し、和臣はリラックス出来るように着席を爽やかに促す。

すると…

「今週末ね、バレー部の試合が決まったの!…それで、その、よかったら試合を見に来てくれないかな?和臣くんが来てくれたら、わたし、いつもより頑張れる気がするんだ」

緊張した面持ちの割に試合の応援か..と拍子抜けしたが、美少女のお願いを断る理由はない。

「へぇ、試合か。もちろん応援しに行くよ」

すると、花はご満悦の様子で幸せそうにニコニコしている。

そのご様子に、和臣は更に…

「大切な友達の頼みなら、遊びだろうと試合の応援だろうと、いつだって行くって。」

花の気持ちをほぐすために、笑顔で言えば…

「ぽふんっ」

擬音語のように発したかと思えば、途端に顔を真赤にする花。

その後は簡単なやり取りと花へのアピールをし…

「それじゃあとりあえず、またメッセ送るね」

花は赤面したまま、自分の席に戻っていった。

…さて。

この和臣と花の関係性は、以前までの和臣なら『花は俺のことが好きなんじゃ?』と期待しただろう。

しかし、実際は違う。

それは和臣にとってのターニングポイント。

「あはは!ゆうたセンパイってば、ほんとに鈍感ですよねー!」

「いえ、優太くんは鈍感というより、ボーッとしていることが多いだけです」

「あの、琴乃さん…?それフォローになってないよね…?」

ちょうど、廊下から聞こえてきた理由の正体。

会話をしているのは、男女三人。

一人目は派手な印象な一個下の少女”鹿野彩夏かのあやか”。雑誌や動画配信で活躍中の現役アイドル。

二人目は清楚な印象の同学年の少女”沖津琴乃おきつことの”。成績も良く、クラス委員長を務める大和撫子系。

この二人は、花も含めた学園三大美少女の人たち。

そして、そんな学内屈指の美少女を連れ歩くのは、お世辞も釣り合いが取れている男子とは言えない冴えない男子。

そして、彼こそが和臣のーー

「あ、優太やっと来たー!もう始業時間だよー!」

そこへ花もスキップしながら、男子生徒へ一直線。

「優太ってば、来るの遅いんだもん。今日だって家の前でずっと待ってたのに」

「わぁ、やらしー。ゆうたセンパイってば、夜中にエッチなゲームしてたんですかー?」

「やはり優太くんのスケジュールは、私が管理しないといけないみたいですね」

とまぁ、こんな風に。

人様の教室の前で、まざまざとハーレム展開を見せつけくれている男子”沖津優太”。

成績は中の下で、部活動には所属しておらず、野暮ったい髪型以外に特徴のない男子。

和臣の情報では、花とは幼馴染で、彩夏とはお互いの家を通い合う関係だという。

そして、琴乃に関しては噂から推測すると、既に恋人関係であろう。

冴えないくせに、美少女たちから囲まれる地味系男子の彼は、まるでラブコメ主人公。

和臣も彼女達三人とは親しい方ではあるが、このハーレムの前では『モブ』扱いになるわけで…。

彼女たちとの『この子は俺のことが好きなんじゃ?』というシチュエーションも『モブ』というフィルタを通せば、論破できる。

そうやって、恋人が出来ないまま今に至る。

ーーー放課後ーーー

和臣はとある噂を聞いて、少女と密会していた。

それは、和臣が黒日奈美玖くろひなみく”、通称『沼底の魔女』と付き合っているという噂。

そして、黒日奈本人が満更でもない態度を取っていたために、信ぴょう性を増して広まっていたのだ。

しかし、和臣にとって黒日奈は因縁の相手。

今日の密会で問いただそうとしていた。

「二人っきりだね。とても居心地がいいよ」

「…本題に入ろう。噂に件だ。」

ーーこの女と長話は危険。

本能的な部分で感じていた和臣は、話を勧めていく。

しかし…

「和臣は本当にイイ性格をしてるよね。周囲の体裁ばかり気にして、自分を虚偽の仮面で偽って」

「ーー和臣はね、沖津優太に負けたんだよ」

「もしくは『かませ犬』かな。沖津優太くんっていう、主人公(笑)のためのね」

黒日奈からの鋭い指摘に、和臣のプライドの高さ故に熱くなっていく。

「俺は、お前の思惑通りには動かない」

すると、彼女は…

「安心してぼくのクズ王子。たとえ負け犬のまま終わろうとも、ぼくはずっと見ていてあげるから。」

それだけ言って、窓の外に向き直ったのだった。

ーーーそれからーーー

黒日奈に焚き付けられた和臣は、自分の力で美少女三人の略奪に動きだす。

花とは、部活動の試合の時に…

「和臣くん!」

別れの際に、ギュッと手を握られ…

「今はこれだけ!えへへ」

という甘酸っぱい展開。

彩夏とは、彩夏のモデル仕事を見学した時に…

「決まってるじゃないですかー、あたしの家ですよ」

からかってくる後輩との楽しい会話(頭撫でたり…)

琴乃とは、彼女からお誘いされたデート(仮)の時に…

「どういう人なら恋愛対象になりますか?」

真面目な彼女との真剣なお話。

最終的には、彼女達三人とお昼ごはんを食べることが日課になるはずが…

「ーー実は私たち、三人とも同じ人が好きなんです」

突如、カミングアウトをされる!?

しかし、そんな和臣に事あるごとに現れる黒日奈という少女。

果たして、彼女の真の目的とは!?

美少女三人の好きな相手とは!?

当て馬モブ?なイケメンの略奪?がここに始まる!!

総評

今回は「俺がラブコメ彼女を絶対に奪い取るまで。」を紹介しました。

読んだ感想としては、今までに無い立ち位置の主人公が繰り広げる展開が非常に新鮮で面白かったです。

まず、この作品は多くのラブコメにおける主人公の当て馬キャラが主役となっています。

その中で、『当て馬だけどヒロインの妹と恋人関係になる』などは、読んだことがあった(小説家になろうで)のですが…

ヒロインを略奪するという展開は読んだことがありませんでした。

タイトルからどんな内容なのか、予想が付かなかったので…

読み始めは、絶対実らない相手に奮闘しているだけの主人公という印象でした。

そして、その状況を楽しみながら、主人公を弄ぶ謎の少女という構図。

しかし、ネタバレになるのですが(以降ネタバレ含むので閲覧注意)

実際はヒロイン三人は主人公に惚れています。

しかし、それに気づかず、自分は当て馬ということに決めつけている主人公。

結局、自分がよくいるような鈍感系な主人公になってしまっていることが、完璧(を装っている)な主人公と相まって面白い要素となっています。

加えて、ヒロイン三人の態度が明らかにおかしい(主人公に気がある)ので、「そろそろ気づくのでは?」となるのですが…

「最後まで気づかず、次巻へ持ち越し」となっています。

そして、主人公の動きを主人公が気づかぬままに、裏で動かしている謎の少女。

ラブコメとして、新しいジャンルという中で、「一発目によくこんな展開が思いつくな〜」と感心してしまいました。

また、二巻以降はあの地味系男子も、主人公のライバルとなりそうな予感…

後書きでは、主人公を裏で動かす謎の少女がメインヒロインとなるとありますが…

それを踏まえても、ヒロインやライバルとの次の展開が楽しみすぎる一巻でした。

ただ、一巻だけでは消化不良な部分もあるので、モヤッとする人もいそうかなと思います。

次に読むのにかかった時間ですが、”一時間半”でした。

読みやすかったです。

ページ数は300弱と短めでしたが、おそらく次巻につなげるためにラストが消化不良な感じで終わらせたのでしょう。

集中して読める程よい長さという感じです。

最後にこの作品が売れそうかですが…

次巻は出ると思いますが、売れるかについては内容的に意見が分かれる気もする。

主人公が文武両道でイケメン。

そして、実際は腹黒なので、人によって主人公に対する評価が分かれるかも(私は全然OK)

なので、作品は続くと思いますが、爆発的に売れるかが怪しい気がしています。

ただ、最近のラブコメに飽きたという人にはぜひとも勧めたい一作です。

イラストもめっちゃ可愛いですし 笑

ということで、今回は「俺がラブコメ彼女を絶対に奪い取るまで。」を紹介しました。

気になった方はぜひ読んでみて下さい!

それでは今回はここらへんで!!

ABOUT ME
okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)