現実世界

誰が何と言おうと学園ラブコメ!?ガガガ文庫の挑戦!?「これは学園ラブコメです。」を紹介する!!

みなさんこんにちは!!

今回はガガガ文庫から2019年4月18日に発売された「これは学園ラブコメです。」を紹介していきます。

まず、一言申しますと、この作品は凄かったです。

タイトルも何だこれ?ってなりましたが、内容も何だこれ?となりました 笑

作品本文から一文引用させていただくと…

「ガガガがやらなきゃ誰がやる!」というコピーがありましたが、本作はまさしく、それを地で行ったものでしょう。

まさしくなんでもありという作品でした。そして、この作品のキーワードもなんでもありという言葉でした。

とりあえず、話が脱線しそうなのでさっそく紹介していきます!!

どんな話??

これは学園ラブコメです。
俺の人生、なんだかラブコメみたいだな。
主人公である高城圭はそう思った――。そうだ! お前はラブコメの主人公であり、SFとかファンタジーとかそんなジャンルのキャラではない! だから大人しくラブコメらしい展開に従ってくれえええ!
嘆くその影は言及塔まどかこと、虚構を司る力が擬人化された存在。そう、これは、まどかと圭が七転八倒しながらラブコメの世界をSFやらファンタジーの浸食から守り抜く物語。
SF界の超新星が描く、ハイテンション×メタフィクション学園ラブコメ開幕!って、俺の高校生活、一体どうなっちゃうの~~!?
(https://www.shogakukan.co.jp/books/09451784 から引用)

まず、はじめにこの話のあらすじを書くことがかなり難しいのでおそらく何言ってんだ?ってなるかもしれませんがご容赦ください。

主人公の高城圭たかしろけい俺の人生、なんだか学園ラブコメみたいだなと思っていた。

朝起きると自分の上に、ピンク髪の幼馴染の元気っ娘が跨っていたり…

通学中の曲がり角で、金髪ツインテの高飛車な美少女にぶつかったり…

学校で、大量の本を持って視界がふさがった文学少女(眼鏡はずしたら美少女度アップ)とぶつかったり…

学園ラブコメにありきたりすぎるテンプレな主人公。

あるとき、幼馴染と金髪ツインテと文学少女が同じ場所に集結!!

そして、主人公の取り合いを始め、主人公はなぜか三人に担ぎ上げられ校門まで連れていかれる。

そのまま、三人衆がお互いにもめまくった末、主人公は道路へ転がり落ちてトラックにひかれて死ぬ。(自分でも書いてて謎ですが、そういう展開なんです)

主人公は目を覚ますと、そこは一面白い空間であった…

そこには主人公の今朝からの行動が文字として浮いており、主人公が恐ろしくなってその文字が浮いていない空間へ走っていく。

するとそこにはスーツでポニテで眼鏡の女の人がいた。

圭は彼女を異世界転生などでよくある女神だと思って、話しかけるがどうやら違うらしい。

彼女は圭のことを”主人公”と呼び、この世界は現実世界ではなくラブコメ世界であると言う。

そして、彼女自身は虚構フィクションを作る力が擬人化したものだとも…

虚構フィクションは性質(設定)が秩序のもとで結合しあうことでが生まれるものであり、秩序のもとでキャラクターが生まれ、筋道だった出来事を起こすものである。

そして、このフィクションを作る秩序だった力が彼女言及塔げんきゅうとうまどか”という存在である。

そんな秩序だったフィクションを作る彼女には敵がおり、それが“なんでもあり”である。

なんでもありはその物語に矛盾を起こし、物語を破綻させるものである。

例えば、

金髪+ツインテール+ツンデレ+お嬢様+格闘技が強い+高飛車 という性質(設定)を

金髪でツインテールでツンデレでお嬢様で格闘技が強くて高飛車な自転車という破綻した物にして、物語を台無しにする。

そして、なんでもありはフィクションを通じて現実世界に侵食するものでもある。

まどかという存在は物語を作ると共に物語に侵食するなんでもありを食い止めることが仕事である。

そんな裏話を聞いていると、まどかの上位の存在(編集部)から電話がくる。

どうやら、圭がはやく死にすぎたせいでラブコメ世界の力が弱まり、SF世界やファンタジー世界がラブコメ世界に侵食してきそうになっているという…

なんでもありの発生は物語の整合性がとれなくなった時に起こり、今回のようにラブコメ世界の力が弱まり他世界の話が加わってくるとなんでもありが発生してしまう。

そのため、まどかはラブコメ世界の力が強くなるようなラブコメの物語を作るために圭と協力を始める。

しかし、彼女の考える物語はありきたりすぎるテンプレばかりで、ラブコメ世界に様々な世界の話が侵食してしまう…

果たして、圭とまどかはラブコメの物語を作ることができるのだろうか…

そして、最後に言いたいことがある。

この物語はラブコメであると…

ここが面白い!!

目まぐるしく変わる世界観

ラブコメ世界の力が弱まったことで、この作品では学園ラブコメに別ジャンルの物語が入り込んできます。

王道学園ラブコメ

学園ラブコメ×ファンタジー

学園ラブコメ×SF

まどかと圭が完遂したい物語は王道学園ラブコメであり、そのメインヒロインが幼馴染である河道素子こうどうもとこです。

彼女との学園ラブコメが感動のクライマックスを迎えるために、幼いころに実は指輪の交換をしていたとか将来を誓い合った仲などの設定を追加していきます。

しかし、ファンタジー世界が侵食して、メインヒロインが金髪ツインテの果使奈はてしなモモ”になったり…

SF世界が侵食してきて、文学少女の虚空うろぞられむ”がアンドロイドロボットになったり…

主人公というポジションのため、ファンタジー世界やSF世界に引っ張られてしまう圭がいたり…

そんな圭の行動を支持して何とか学園ラブコメ世界に引き寄せるキャラクター使いの荒いまどかがいたり…

そんな学園ラブコメの物語を完遂するために、世界を掛けるまどかと圭に目が離せない!!

なんでもありとは…

世界の整合性がとれなくなると発生するなんでもあり

初めてなんでもありを見るのは学園ラブコメ世界でした。

学園ラブコメ世界において学園は世界の中心となっているのに対し、学園の外はどうなっているのでしょうか?

正解は、性質がないので人が気配だけで存在しているなど整合性がとれなくなっています。

すなわち、なんでもありの初登場!!

圭とまどかは急いで学園に帰ろうとしますが、バスの降車ボタンが300キロ先にあったり、バスの後方座席が亀の養殖場になっていたり、いわゆるなんでもありになってしまいます。

何とかラブコメっぽいことをして、なんでもありをやり過ごしますが、別世界のが侵食してきて、どんどん学園ラブコメとしての整合性が破綻…

そして、なんでもありとの最終局面を迎えます。

学園ラブコメ物語のためになんでもありと戦うわけですが、

なんでもありってそもそもなんなんでしょう…

この作品の最大の疑問です。

登場キャラ

高城圭たかしろけい

物語の主人公。

料理がうまくて、女装が似合って、家には親が一時的にいないなどラブコメ主人公の典型的な例。

序盤も序盤で一度死ぬが、その際にこの世界の真実を知る。

まさにテンプレとしかいえない主人公。

河道素子こうどうもとこ

主人公の幼馴染。

主人公を毎朝起こしにくる元気っ娘。

主人公とは昔結婚を誓い合って、おもちゃの指輪を交換している(追加設定)

果使奈はてしなモモ

主人公のクラスに転校してきたお嬢様。

金髪にツインテールでツンデレ。

格闘技が強く、主人公のことは所有物と言っている。

まさしくツンデレのテンプレ。

虚空うろぞられむ

主人公の学校の後輩で文学少女。

眼鏡をかけているが、取るとさらに美少女になる。

中性的な顔のため、男装をしたらイケメンになる。

言及塔げんきゅうとうまどか

フィクションを作り出す力が擬人化したもの。

なんでもありに侵食されると、まどか自身はきえてしまうため、主人公に学園ラブコメをさせようと奮闘している。

自身は学園ラブコメを作る才能がなく、テンプレ展開ばかりを作ってしまい、逆に他の世界から侵食されてしまう。

公式ページ

 

総評

今回は「これは学園ラブコメです。」を紹介しいきました。

今回は説明が大変でした 笑

作品を読んでの感想としては、新しすぎて置いてかれたという感じでした。

何というか、いろいろ初めてすぎて何だこれ?ってなってました。

今回記事を書くにあたって改めて最初から軽く内容をさらっていって、ようやくこの作品の設定や流れとかが分かりました。

なので、一回読んだだけでは私の理解能力では付いていけなかった。

そして、おさらいして理解した後の感想は何だこれ?という感想(二度目 笑)

ただ、この作品の狙いがそういう感想を抱かせることなら完全に思惑通りなのかもしれません。

なんというか、パラレルワールドみたいな感じの話です。

また、この作品内にある「作者は虚構的対象を作ったものではなく、現実世界で初めてそれを言及したものにすぎない」という言葉が印象的でした。

気づかないだけで、そんな世界も実際にあるのですかね? 笑

話は変わって、読むのに掛かった時間は”2時間”ほどでした。

途中、「あれラノベ読んでるんだっけ?」となるぐらいに内容が難しくなった(私は国語力が皆無です)

読みやすさとしては話が急展開しすぎて、読み飛ばしたかと勘違いすることが何回かありました。

また、今後続くかに関しては、この作品は締めの書き方的に一巻完結だと思います。

ということで「これは学園ラブコメです。」を紹介しました。

不思議体験というか、新しくて今までにないラノベを読みたい方はぜひ買って読んでみてください。

それでは今回はここらへんで!!

 

ABOUT ME
okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)