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ガガガ文庫から新たなラブコメ期待作が登場!!「現実でラブコメできないと誰が決めた?」を紹介する

みなさん、こんにちは!!

今回は2020年7月17日にガガガ文庫から発売された「現実でラブコメできないと誰が決めた?」を紹介します。

「ガガガ文庫から新たなラブコメ期待作が登場!」

ということで、流行りの甘々系の逆風をいくラブコメが登場しました。

(ガガガ文庫さんは、そういう作品が定期的に出ますよね。ここ最近話題だと友崎くんとかちらムネとか...)

若干Web小説発の甘々系には飽きてきた私からすると、まさに「待ってました!」と言いたくなる本作。

今回は特に「現実でーーー真面目に、本気でラブコメを実現する」というコンセプトで...

『ラブコメを(データ&熱意によって)作ろうとする主人公&共犯者』VS『現実の人々』と私は感じました。

ただ、主人公のラブコメへの愛『現実の人々』すら超える瞬間が、「まさに青春してるな」と面白くも熱くなれました。

ということで、前置きはこれぐらいにして、さっそく紹介していきましょう!

どんな話??

こんなあらすじ...

「ラブコメみたいな経験をしてみたい」
しかし、現実はラブコメとは違う。
なぜなら主人公には、妹も幼馴染も現役アイドルなクラスメイトもいない。
加えて、小説も絵も作曲も出来ない。

だが、そんなこと認めてたまるか。
できるように、作り替えればいいのだ。

その結果、主人公はラブコメのキャラとなり得るヒロインやイケメン達のありとあらゆる情報。
そして、入手したデータを活用する分析手法を学び、反復練習することで基礎能力を補いーー

ラブコメの”主人公”となるための最初の”イベント”を迎える!

それは...
「清里芽衣さんっ、す、好きです!僕とっ、付き合って下さいっ!」

学園一の美少女への告白。

「...あー、えーと。なんていうか、ごめん」
しかし、ここで断られても大丈夫。
相手に好意を意識させ、友達への足がかりを経てから...

「完全に人違いしてるから、君...あとさ、このシチュで告白はないと思う。ぶっちゃけ、狙いすぎてキモい」

...。
あれぇ?

だが、思わぬ出会いをした彼女(共犯者)こそが、ラブコメを現実にする第一歩となる!

ーーラブコメの世界。
それは青少年の夢と希望をありったけ詰め込んだ、最高の理想郷。

「ラブコメみたいな経験をしてみたい」

それは誰もが一度は考えたことがあるはずだ。

ーーだけど。
現実はラブコメと違う。

なぜなら俺長坂耕平ながさかこうへいには、妹も幼馴染も現役アイドルなクラスメイトもいない。

さらには、小説も絵も作曲も演奏も出来ない。ゲーム作りなんてもってのほか、プレイも得意じゃない。

偶然、たまたま、都合よくーーヒロインとのラブコメ展開に発展することなんて、なりえない。

だが、そんなこと、認めてたまるか、、、、、、、

それならば、できるように、、、、、、作り替えてやればいいのだ、、、、、、、、、、、、

そのためには、ラブコメを実現するための基礎能力がパッとしない俺は、ただひたすら自分にできることーーー

調査反復練習を突き詰めることでその不足を補うことにした。

調査ーーありとあらゆる情報を調べあげ、データベースに格納&有効なデータに変換。

反復練習ーー情報を元に相手に適した話し方や話題などを練習。

こうした努力を高校入学までの間、約一年続け...

今日ついに、”計画”の本格的なスタートを迎えることができる。

 

ーーー初イベント(舞台は校舎の屋上)ーーー

 

「落ち着け、落ち着けよ俺...」

ちらり、とスマホの時計を見れば、ターゲットである”彼女”が来るまで、あと15分。

気を抜くと震えそうになる自分を奮い立たせ、なんとか気を持ち直した、直後。

がちゃ、きぃ。

ーーえっ、もう来たのか!?予定より早いぞ!

かつかつと近づく足音。

ーー大丈夫、大丈夫だ。練習通りにやれば、きっとうまくいく。

ぱん、と頬を叩いて、自身に活を入れる。

さぁ、始めよう。
俺の”計画”ーー”ラブコメ実現計画”の幕開けだ!

「清里芽衣さんっ、す、好きです!僕とっ、付き合って下さいっ!」

それは学園一の美少女”清里芽衣”への告白

「...あー、えーと。なんていうか、ごめん」

彼女からの返事はありきたりだが、はっきりとした拒絶。

しかし...

「...ごめん、急に。いきなり、迷惑だったよね」

ここで断られても大丈夫。

「ねぇ、あのさ。ちょっと」

相手に好意を意識させ...

「でも...これからも気の合う友達として、仲良くしてほしい。」

友達への足がかりを経てから...

「だからちょっと待ちなってば」

...。
あれぇ?

見上げると、可愛いが、”清里芽衣”とは違う出で立ちの少女

「完全に人違いしてるから、君...あとさ、このシチュで告白はないと思う。ぶっちゃけ、狙いすぎてキモい」

「き、キモい!?」

やっぱり長坂耕平の現実はーーそう都合よく、ラブコメさせてくれないみたいだ。

 

ーーー初イベント後ーーー

 

思わぬ偶然(告白ミス)から出会った少女”上野原彩乃”

耕平本人の動揺もあるが、口封じの意味でもイベント後に彼女との密会を取り付けただのが...

「君さ。完璧な”告白イベント”とか言ってたと思うけど。それってどういう意味?」

「え、えーっと...それは」

彼女が来る前の独り言を聞かれてしまっていたーー。

さらに...

「なら、その前に言ってた...ラブコメがどうとかっていうのは?」

「っ!?」

動揺を隠しきれない耕平。

しかし、彼女の追求は収まらず...

「普通の人が聞いたらマンガの真似事でもしたいのか、って思うんじゃない?」

彼女から決定的な言葉を突きつけられる。

「つまらないごっこ遊びはやめて、ちゃんと現実を見たほうがいいと思う」

...なんだと?

「俺はこの現実で。真面目に、本気で、真剣にーーラブコメを、現実にするつもりだ!!」

「...え?」

今度は逆に、耕平かららラブコメへの熱い想いを、まくしたてる。

そして...

「そこで閃いた。お前を、身内に引き入れちまえば問題ない、ってな」

「そうだ、”共犯者”だ!俺と契約して、計画の”共犯者”になってよ!」

右手を差し出す。

すると...

「ーーまったく。本当に非常識な奴なんだから」

どこか呆れ顔で、耕平の右手をはじき...

「それじゃーーたまには、ちょっとだけ馬鹿をやるのもいいかな、って感じ」

こうして、計画はーーー”共犯者”を迎え入れ、当たらなスタートを切るのだった。

 

ーーーそれからーーー

 

彩乃と共犯関係になった耕平。

彼らは目下の目的:『ラブコメの登場キャラとなり得る人物たちとの交友を深める』ことを始める!

すると、想像以上に彩乃は優秀であり、トントン拍子でイベントが進行!

クラスの主要キャラ(清里芽衣)達と同じ委員会(正確には応援なので違うが)に所属できたり...

清里芽衣と二人で放課後帰宅したり...

耕平の想定以上の早さでラブコメが進行していく!

しかし、彩乃が取った行動は、耕平が慎重に慎重を重ねてやってきた方法とは違い...

やがて二人の共犯関係が崩れうる大きな騒動に発展していく!

その時、耕平の取った行動とは...

絶対に見逃せない新時代のラブコメを刮目せよ!!

総評

今回は、「現実でラブコメできないと誰が決めた?」を紹介しました。

読んだ感想としては、『現実でーーー真面目に、本気でラブコメを実現する』というコンセプトの新鮮さがありつつ、ラブコメへの強い愛が青春モノのラブコメとしてもしっかり面白くなっていました。

まず、『現実でーーー真面目に、本気でラブコメを実現する』という部分ですが...

ラブコメ主人公として何もないからこそ、主人公になれるように努力するという部分で、初っ端から単純に主人公が好印象になりました。

加えて、通常のラブコメ主人公のように好意マックスなヒロインが最初からいるというわけでは無いので...

自分からその立場になろうとする部分は、新鮮でありつつ共感ができる部分も多くありました。

そして、その『ラブコメを実現する』ための方法なのですが...

ラブコメに関係しそうな人のデータを調査&反復練習するという方法を主人公が取っていますが...

そのデータが狂気じみた量であり、ヒロインからも「キモい」と言われるだけの変態さを兼ね備えています。

(テニスの王子様の乾を超えている。)

ただその「キモさ」が、ある意味ラブコメ読者の鏡のように感じる部分もあり...

それをしてでも『ラブコメを実現する』という、青春ラブコメの王道である「一つために努力する」という良さは感じました。

ちなみに、そんな主人公の共犯者となるヒロインですが...

万能故に何でもこなしてしまうため、様々なことへの興味ややる気が薄れています。

しかし、そんなヒロインが主人公のような『大馬鹿野郎』になるために、主人公に付き添い頑張る姿にはきっと...

一巻を読み終わった全ての人が彼女のことを好きになっているでしょう(もれなく私も)

(二人だけの時には暴走気味の主人公を冷静にツッコむ掛け合いも面白いです)

まとめると、新鮮がありつつも、「王道ラブコメ」の重要な芯を持った作品という印象でした。

ただ、私はよくラノベを読んでいたので大丈夫でしたが、結構他作品(特にガガガ文庫)の引用やネタが出てきます。

ラブコメ好きな主人公という設定にはマッチしていますが、わからない人もいるネタなのかな?とは感じました。

あと、これは全く関係ない内容+ネタバレ(注意&読んだ人でないと伝わらない)なのですが...

ーーーーーー以下ネタバレーーーーーー

単純に私の読んでいる最中の予測(考察)で...

ラストの彩乃を救うための方法はアレではなくて、てっきり生徒会への立候補だと私は予測していました。

・生徒会のキャラの登場

・評判を聞く→主人公の反対票の有無など...

普通にハズレましたが、辻褄は合ってるかなと思ったので、書いてみたくなりました 笑

今思えば、『ラブコメを実現する』にはアレが最適でしたね。

まだまだ考察の特訓が必要です!

また、主人公の「ラブコメはハッピーエンドで終わるもの」というセリフで...

一応主人公は芽衣を強引に巻き込もうとしてるわけなので、このセリフを守って欲しいor守れるのか期待ですね。

あのツンツン系女王様の恋愛?も実らせられるのかな...

あと私も山○出身なので、ちょくちょく共感がありました(完全に関係ない 笑)

ーーーーーー以上ネタバレーーーーーー

以上個人的な今後の展望でした。

次にこの作品を読むのに掛かった時間は”三時間”でした。

想像以上に読みやすかったです。

最後にこの作品が売れそうかですが...

確実に売れると思います。

アニメ化も期待できるでしょう。

とりあえず、この作品が気になった方は読んで損なしだと思います。

次巻が待ち遠しいですね。

ということで、今回は「現実でラブコメできないと誰が決めた?」を紹介しました。

気になった方はぜひ読んでみてください!

それでは今回はここらへんで!!

ABOUT ME
okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)