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嘘とハッタリで学園最強? MF文庫J新作「ライアー・ライアー 噓つき転校生はイカサマチートちゃんとゲームを制するそうです」を紹介!!

みなさこんにちは!!

今回はMF文庫Jから2019年4月26日に発売された「ライアー・ライアー 噓つき転校生はイカサマチートちゃんとゲームを制するそうです」を紹介していきます。

嘘とハッタリだけで成り上がるみたいな作品は私は好きなジャンルです。

今回の作品は成り上がりというわけではないですが、実力以上の相手に対し、主人公の演技と仲間たちのイカサマだけで勝利するという内容でした。

ゲーム中の緊迫感とか主人公の能力と戦略がかみ合うところとかは、やはり面白かったです。

ということでさっそく紹介していきます!!

どんな話??

学生同士がランクを決める決闘(ゲーム)を繰り広げる学園島(アカデミー)。
俺、篠原緋呂斗(しのはら・ひろと)は国内最難関の学園島編入試験で歴代トップの成績を叩き出し、昨年度の絶対王者・彩園寺更紗(さいおんじ・さらさ)を転校初日で陥落させ、学園島史上最速で頂点に君臨する“7ツ星(セブンスター)”に成り上がった。
――ああ、もちろん、そんなのは全部嘘だ。
大事をやらかした俺が学園島で目的を果たすためには、嘘でもトップに君臨し続けなきゃいけない。
そのためならば、俺を主人として補佐する美少女メイド姫路(ひめじ)のイカサマも、実は偽お嬢様だった彩園寺との共犯関係も何でも使ってやる。
じゃあ、世界を制する嘘を始めよう。

(https://mfbunkoj.jp/special-contents/liar-liar/sp.html 引用)

この作品の舞台となる学園島アカデミー“は、とある制度を組み込んだエリート育成のための施設であり、人口の半数が学生で構成されている。

そして、この島で導入されているとある制度というのが決闘ゲームである。

(ちなみに決闘方法は、色々ある)

決闘を行うことで何ができるかというと、決闘に勝つことで相手の“星”を奪うことができる。

そして、星はこの島における絶対指標であり、カーストのようなものである。

そのため、競争意識や階級意識、向上心を育て上げる決闘という制度が盛んに行われいるのがこの学園島である。

主人公の篠原緋呂斗しのはらひろとは転校生として、この学園島にやってきた一人である。

彼の編入試験の結果は合格点ギリギリであったため、1つ星としてこの学園にきた。(現状MAXが7つ星)

この学園島にきたばかりの緋呂斗は、ラノベのお決まりパターンのように、さっそく道に迷ってしまう。

そんなとき、彼は一人の女生徒を見つけ、彼女に学園島に来たときにもらった端末の使い方と道を教えてもらうことに!!!

そして、彼女彩園寺更紗さいおんじさらさから諸々を聞いた主人公はさっそく自分の学園に行こうとするが、そこで事故(ラッキースケベ)が発生!!

緋呂斗も事故であることを説明するが、話がこんがらがっていき、最終的には…

彼女と決闘することに!!!

今回の更紗との勝負は、制限時間内に相手の表情を変えたほうが勝ちという決闘であった。

そして、話を聞くと…

なんと更紗は『女帝』と呼ばれ、入学以降一度も負けなしの7つ星であった。

さっそく決闘が始まり、緋呂斗も頑張るが、1つ星と7つ星では力の差は歴然。

周囲は7つ星の更紗の決闘ということで、外野がたくさん集まってきていた。

すると、更紗は先ほどのラッキースケベで服が水で若干透けており、民衆が集またことで羞恥がマックスまで上昇!!

結果的に、無敗の女帝は転校初日の生徒に負けてしまう…

そして、この女帝の敗退で物語は思わぬ方向に!!

それは、緋呂斗が勝った”西園寺更紗”という人物が学園創始者の家系の1人であり、決して転校生の1つ星に負けて良い人物ではなかったということだったのだ。

そのため、学園に着いて学長室に直行した緋呂斗は2つの選択肢を与えられる。

1つ目は違法を使って彼女に勝ったことにする(退学は免れない)

2つ目は偽りの7つ星になる(バレたら超やばい)

この2つの選択肢において、緋呂斗は2つ目の選択肢、偽りの7つ星になることを選ぶ。

しかし、偽りであるため7つ星相当の実力がない緋呂斗は決闘に勝つことができない…

そんな彼に用意されたのが決闘や私生活を補佐する組織<カンパニー>

そして、そのカンパニーに所属する姫路白雪ひめじしらゆきという少女であった。

緋呂斗はカンパニーからの補佐と彼自身のとある能力を使って、転校初日から決闘で3連勝という記録をたたき出す。

そんなときに、とある人物から決闘の申し込みが!?

それは西園寺更紗を心酔しており、自身もランカーとして名をはせている<不死鳥>こと久我埼晴嵐くがさきせいらんあった。

彼はいわゆる中二病的キャラであるが、実力は本物。

そして、今まで『1つ星 対 5つ星』の試合で1つ星側が勝ったことはただの1度もない。

緋呂斗は自身の秘密と途中で明かされる更紗のとある秘密を守るために、久我埼と勝負をするが…

事前に計画していた作戦がことごとく失敗!!

彼は窮地に立たされる….

果たして、彼は久我埼に勝利することができるのか!?

彼の偽りの7つ星という嘘を隠し通せるのか!?

これは実力1つ星の主人公が一度の負けも許されず、仲間の協力や自身の能力を使って、イカサマとハッタリで各上に相手に勝利し続ける学園頭脳ゲームである。

ここが面白い!!

嘘の共同関係

主人公の偽りの7つ星という嘘がありましたが、実は更紗にも嘘がありました。

それは、実は更紗は西園寺の実の娘ではないということです。

何かというと、実の娘は1年前に誘拐されてしまったので、西園寺家の実の娘の友達で、能力も高い更紗に替え玉として白羽の矢が立ったわけです。

そして、この嘘がとある理由で主人公にばれてしまいます。

このとある理由というのが、少しややこしいのですが…

星には通常の星と特殊な星があり、後者はオリジナルの能力を持っています。

色付き星というのですが、主人公と更紗の場合は赤色の星を持っています。

そして、赤色の星の能力はステータスに嘘を入れることができます。

なので、主人公は『星の数』(1つ星→7つ星)を、更紗は『本名』(赤羽莉奈→西園寺更紗)を嘘に変更しています。

また、この色付きの星の特徴として…

決闘で星が奪われる時は、まず色付きの星から奪われるということがあります。

なので、更紗は主人公に負けた時に、まず自分の嘘がばれたと思ったわけです。

そして、経緯はどうあれ、主人公は更紗の嘘を知ったわけですが…

主人公は更紗の嘘を一方的に知るのはフェアじゃないと思い、自身の嘘も更紗に話します。

お互いに色付き星ということで、負けたら嘘がばれる状況…

そして、お互いの嘘が絡み合って、二人とも負けられない…

そんな2人は嘘を共有し、お互いに協力し合うために協力関係を申し込みます。

最悪の出会いから、現在は協力関係に至った2人から目が離せない!!

偽りの7つ星

この物語で重要なのは主人公が偽りの7つ星であるとうことです。

なぜこれが重要なのかというと、学園島では星の数が私生活や決闘において大きく左右します。

まず、私生活ではある星の数以下の生徒は入ることができないなどのルールがあります。

なので、私生活でも7つ星の嘘がばれる可能性が転がっています。

次に決闘ですが、そもそも決闘には以下のルールがあります。

・決闘は自分より階級が上の相手にしか申請できない

・決闘の内容を決めるのは申請者側

・決闘には最大三つまでアビリティを持ち込める

そして、このアビリティを持ち込めるというものが重要で、アビリティの強さは自身の星の数によって大きく変わります。(星の数=スキルレベル的な感じです)

つまり、星の数が多いほうが強くて優秀なアビリティを使えるわけです。

しかし、主人公はそもそもの星の数は1なので、汎用的で弱めのアビリティしか使えません。

その中で、各上と戦わなければならないので、7つ星というのは本当に肩書だけです。

そんな状況でも、お互いの秘密を守るために戦う主人公はやはりカッコイイ!!

主人公の能力

主人公は何もできないのかというとそうではありません。

主人公は確かに合格点ギリギリ(むしろアウト)でしたが、学長からとある能力を買われてこの学園島にやってきました。

その能力が…

『心の中で思っている感情と表に出てくる表情を切り離すことができる能力』

つまり、演技がめっちゃうまいし、表情も態度も自在に変えれるということです。

そして、この能力は決闘でのハッタリや7つ星という嘘にはピッタリな能力です。

主人公は決闘ではランクを逆手にとった戦法をとり、日常では7つ星にいそうな超自信家な態度で過ごしています。

もちろんカンパニーからの助けも使いながらですが…

そんな主人公の機転を生かした戦法にも目が離せない!!

オリジナリティあふれる決闘方法

この作品の醍醐味である決闘。

この方法には、それぞれ色々な方法があります。

一個一個説明すると、さすがに長くなるので簡単に例を出しますと…

<我流二十七式遊戯>

これはあらすじでも出てきた久我埼晴嵐くがさきせいらんとの決闘方法です。

中二病の久我崎命名のイタイ名前ですが、内容は数字比べゲームです。

ゲームは二段階のフェイズに分かれ…

1,数字カード集めをする収集フェイズ(最大5枚までの手札を作る)

2,集めたカードを順々に出し、数字の大きいほうが勝つ開示フェイズ(3勝すれば勝利)

となります。

1に関しては地図アプリを使用し、マップ上にカードの位置が表示されるので、近づいて獲得します。

また、最初から全てのカードがマップ上に開示されているわけではなく…

ランダムに5枚が開示されてからは、5分ごとに1枚ずつ公開されていきます。

この時点でも既に面白そう…

しかし!!

ここにアビリティという要素が追加されます。

例えば、<数値管理>というアビリティでは手に入れたカードを強く出来ますし、<探索>というアビリティでは、カードの出現位置が事前に分かります。

そんな『オリジナリティ溢れる決闘』と『戦況を覆すアビリティ』で、決闘が更に面白い!!

登場キャラ

篠原緋呂斗しのはらひろと

本作の主人公。

とある理由を果たすために、学園島にやってきたが…

転校初日、学園の7つ星にたまたま勝ってしまったため、自身は偽りの7つ星となる。

表情と内心を切り離せる能力があり、嘘をつく演技にマッチしている。

学園では7つ星らしく自信家であるが、その内心はめちゃくちゃビビッている。

更紗更紗とは嘘の共有関係にある。

主人公らしい性格(良い意味で)

彩園寺更紗さいおんじさらさ

西園寺家の娘…と偽って過ごしている本名”赤羽莉奈”。

等級は7つ星である。(主人公に負けてからは6つ星)

もともととてつもないスペックがあるため、学園入学以降は1度も負けなしであったが、主人公に初めての敗北を期す。

また、一度も負けたことがなかったことから『女帝』と呼ばれており、他生徒からが崇拝のように尊敬されていた。

思い込みが激しく、主人公との決闘も自身の思い込みが若干の原因。

ツンデレヒロイン。

姫路白雪ひめじしらゆき

カンパニーに所属している少女で、主人公の身の回りの世話をしてくれる。

戦闘面でのサポートももちろんしてくれる。

等級は4つ星である。

普段はメイドの服の格好をしており、そのまんまメイドの仕事をしている。

ちなみに、莉奈と白雪は友達のため、嘘(本物の更紗で無いこと)も知っていた。

序盤は主人公に毒舌なところもあるが、お互いに信頼している。

クールで献身的なメイド

 

総評

今回は「ライアー・ライアー 噓つき転校生はイカサマチートちゃんとゲームを制するそうです」を紹介しました。

読んだ感想としては、素直に面白かったです 笑

成り上がりの作品ではなく、自身の偽りのポジションを守るというところに新しさを感じました。

また、そういう作品では周りがいいように勘違いして、畏れられるとか意外な勝利をつかむなどはありますが…

この作品では周りの良いように勘違い(ご都合主義)とかなく、むしろ主人公の自信家な演技で決闘がたくさん舞い込んできます。

なので、決闘では主人公のイカサマとカンパニーからの支援だけで勝っていくので、主人公は飄々した演技をしますが、その実、非常に緊迫した戦いで面白かったです。

また、ヒロイン2人も可愛いかったです。

私は白雪推しになりそうです(白髪と巨乳が好き…)

では、次に読むのに掛かった時間ですが、“2時間半”でした。

最初の学園島の設定は少しありましたが、基本的に読みやすかったです。

最後に、この作品が売れそうかになるのですが…

売れると思います。

Twitterや宣伝もされていたので、期待作というのもありますが…

内容的にもイラスト的にアニメ化まで期待できるクオリティはあると思います。

また、今後の展開も新たな決闘の刺客とか、主人公が本当に7つ星の実力になるとか、主人公がこの島に来たわけなど、内容には事欠かないと思いました。

今後も期待したい作品です。

ということで、今回は「ライアー・ライアー 噓つき転校生はイカサマチートちゃんとゲームを制するそうです」

気になった方はぜひ買って読んでみてください。

それでは今回はここらへんで!!

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okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)