現実世界

幼馴染二人が起こす一ヶ月の奇跡!!電撃文庫新作「君を失いたくない僕と、僕の幸せを願う君」を紹介する!!

みなさん、こんにちは!!

今回は2020年1月10日に電撃文庫から発売された「君を失いたくない僕と、僕の幸せを願う君」を紹介します。

まず始めに、私がこの作品を買うにあたり、作品帯に気になるフレーズがありました。

それが...

『号泣必須』

です!!

以前同様にお涙必須みたいな作品を読んだのですが、特に感動もしなかった私...

今度こそ!!と選んだのが、本作品です。

前回は異世界モノだったので、今回は現実世界(ちょっとSF入るけど)で挑戦しようと思います。

ちなみに前回作品はこちらです。

愛が不可能を可能にする!?LINE文庫エッジ新作「勇者の君ともう一度ここから。」を紹介する!!みなさん、こんにちは!! 今回は2019年9月5日にLINE文庫エッジから発売された「勇者の君ともう一度ここから。」を紹介します。...

単純に私の感性がバグっていただけかもしれませんが 笑

今回も正直に感想を述べていくので、ぜひ 笑

それでは紹介していきます!!

どんな話??

短く言えばこんなあらすじ...

「私じゃ駄目なの」
長年一緒にいた主人公が、幼馴染への想いを打ち明けた時。
彼女は明るく、しかし陰った笑顔でそう言った。
そして、告げられる真実。
「三年後、私はトラックに撥ねられる。」
「だって、私は未来からここに来たんだから」
思いもよらぬ真実に戸惑う主人公。
その時、彼のもとに聞こえる謎の声。
『...それが、あなたの願いなのなら。叶えましょう』
最愛の幼馴染のために、未来を変えるべく二人は抗い続ける!

詳しいあらすじ

主人公の晴丘蒼はるおかそうには幼馴染の少女天ヶ瀬一陽あまがせかずひがいる。

彼女とは幼い頃からの付き合いで、高校生になった現在でも一緒に学校に行っている。

「あ〜...今日もなんとか間に合ったな...」

三日に一度のペースで遅刻ギリギリとなってしまうのは、蒼が朝に弱いため。

蒼も、毎度のこと一陽に遅刻寸前のダッシュをさせてしまうのは申し訳無いと思っていたが、一陽は必ず一緒に登校しようとしたがった。

そして、学校に到着し、いつもと同じなんでもない日常が始まるのだった。

ーーー放課後ーーー

「そうちゃん、帰ろ〜」

一陽から声を掛けられ、いつものように一緒に帰路に着く。

何気ない会話をしつつ、すぐ始まる夏休みの予定も話し合う二人。

「あっ、お祭り行きたい!」

「そくらいなら、いいな」

一緒に遊びに行く意思をほのめかすと、一陽は表情をパッと明るくさせて話に飛びついてきた。

そんな感じで夏休みの予定を立てつつ、帰路とは別で寄り道をする二人。

そこは二人が子供の頃、よく通った駄菓子屋。

レトロな雰囲気と穏やかなお婆さんが営む店である。

二人は久々に来たために、買ったラムネを飲みながら昔を懐かしむ。

そうやって、話していると...

「あれ?」

「どーした」

「涼夜さんだ。こんなところにいるなんて意外...」

一陽が同じ高校に通うある少女を見つける。

その少女は涼夜蛍すずやほたるという名前で、同じ学年の有名人であった。

というのも、彼女は別世界の住人のような雰囲気で、超大金持ちのお嬢様。

加えて、容姿もモデルやアイドル顔負けの美少女と来ている。

蒼は内心で、どうしてこんなところに?と思っていると、彼女と目が合う。

「ーーこんにちは」

一瞬遅れて、彼女が蒼達に挨拶をしていると気づき、急いで挨拶を返す。

すると、彼女は特に高飛車でもなく、普通に会話を始める。

なんでもお嬢様ゆえに駄菓子屋のような店に来たことが無く、前から興味があったので初めて来て見たらしい。

そして...

「あなた達は、有名だから知っているわ」

どうやらいつも一緒にいる二人と、蒼の学園で唯一の友達(変人)の起こした事件を見られていたようで、その出来事が印象的だったようだ。

それから、涼夜にラムネを分けたり、他愛も無い話をしてから帰ったのだった。

ーーー次の日ーーー

三日に一度の奇跡で、早起きが出来た蒼。

制服に着替えて、家の外で待つ一陽の元に向かうと...

「...そう、ちゃん...」

いつも笑顔な一陽の様子が、どこかおかしい。

「...どうした!?な、なんだ、誰かに嫌がらせでもされたのか!?」

蒼が何度か問いただすが、曖昧な返事で誤魔化し続ける一陽。

挙句の果てには...

「そうちゃんも高校生。だから」

「だから?」

「彼女とか、つくったほうがいいと思うの!」

「ーーはああ?」

明らかに普段とは違う話を始める一陽。

最終的には...

「私がそうちゃんに素敵な彼女をつくって、そうちゃんを幸せにしてあげる」

そう締めくくった。

ーーー学校にてーーー

一陽の態度に違和感を感じつつも、とりあえず様子見をすることにした蒼。

何か助けを求めてきたら、力になろうと心のなかで決意していると...

「計画実行のときだよ、そうちゃん!」

一陽が声を掛けてくる。

どうやら蒼の彼女を作る計画(一陽命名:ラブラブハニーゲット計画)を始動するらしい。

そういって一陽に連れられて行くと...

「涼夜さーんっ!」

まさかの涼夜のクラスに連れて行かれる。

あの涼夜に!?と周囲が驚いているのも束の間。

一陽は放課後に三人で、遊びに行こうと誘う。

すると、涼夜も嬉しそうに了承し、さっそく遊びに行くことに!

しかし、遊びに行った場所は...

「おい一陽。なんで涼夜をここに連れてきたんだ」

至って庶民的な商店街の肉屋だった。

しかし、涼夜を見れば「わあ...」と嬉しそうな表情。

コロッケを買いつつ、公園に向かい、お喋りしながら過ごす三人。

若干空回りをしている一陽を蒼と涼夜で愛でつつ、過ごしていくと...

「わ、私、急用を思い出したっ!」

一陽が急に謎の言い訳で帰ろうとする。

それに対し、涼夜はもう少し一緒に喋りたいと話し、嘘に気づいた蒼も帰ろうとする一陽を止める。

すると...

「あ...あの...ごめんなさい...嘘です...」

「だろうな」

白状する一陽。

しかし、これまでの態度を見て、蒼はある事実を確信していた。

ーーー涼夜と別れた後ーーー

「おまえまさか、本気で俺と涼夜をくっつける気なのか?」

「うん。涼夜さんみたいに素敵な恋人がいたら、そうちゃんだって幸せでしょう?」

蒼が今日一日で気づいた事実を問うと、真顔で答える一陽。

そして、蒼なら絶対に涼夜の彼氏になれると断言される。

そんな一陽の態度を見つつ、それ以前の話として、なぜこの計画が始まったのかを訊く。

すると...

「それは...だって」

「だって?」

「そうちゃんの幸せが、私の幸せだからだよ」

そう話した一陽は、今の自分が出来る精一杯をしようと決意しているようなーー複雑な笑顔をしていた。

ーーーそれからーーー

一陽のラブラブハニーゲット計画は、今まで以上に加速していた。

その中で、蒼には今まで兄妹のように感じていた一陽に対してある感情が芽生えていた。

それが...

『恋心』

そして、以前約束した夏祭りの日に、一陽に告白することを決意する。

月日は経ち夏祭り当日、二人だけになった蒼は...

「好きだ、一陽」

一陽に告白する。

すると、一陽は嬉しくて、幸せで、でも同じくら悲しくて、絶望的で...儚くて。

そんな笑顔で...

「私じゃ駄目なの」

と答え...

「三年後、私はトラックに撥ねられる。」

「だって、私は未来からここに来たんだから」

今までの計画と真実を告げ始める。

その真実を目の当たりにし、感情を抑えられなくなる蒼。

その時、彼のもとに聞こえる謎の声

『...それが、あなたの願いなのなら。叶えましょう』

最愛の幼馴染のために、未来を変える二人の戦いは始まる!!

総評

今回は「君を失いたくない僕と、僕の幸せを願う君」を紹介しました。

読んだ感想としては、ループ系の王道展開で感動...までは出来ませんでした。

正直言いますと、この手のループ系をよく見かけるのはエ○ゲです 笑

ラノベでは見たことがありませんでした(恐らく)

そして、ループの理由などはよくあるものでした(事故回避とか...)

それは置いといて。

個人的に思うのは...

感動系でラノベだと、声やキャラの表情が無い分、かなり不利かなという印象です。

先程王道でよくある展開とは言いましたが、内容や台詞などは十分感動出来るものでした。

ただ、台詞が文字だけであったり、そこまで読み手を刺激するような挿絵では無かったので感動するとまではいきませんでした。

どうしても挿絵に依存してしまう節はあると思います。

また、この作品のこのタイトル...

読む前はバッドエンドかなと思ったのですが、普通にハッピーエンドだったので、ちょっと期待を裏切られた感があります(私が期待しただけですが...)

加えて、ちょっとネタバレな話になるのですが...

一番物語の山場であるループしている部分で、『主人公の助けたい想いVS幼馴染の想い』がぶつかっていました。

ちょっとだけ詳しく言うと、主人公が幼馴染を助けようと奮闘するのですが、うまくいかないために何度もタイムリープを繰り返します。

そして、タイムリープを繰り返すうちにどんどんやつれていく主人公を見て、幼馴染が主人公のタイムリープを止めて欲しいと思ってしまうのです。

ただ、この描写のほとんどが主人公目線だったのが、正直一番の山場の盛り上がりに欠けていました。

なんというか、より幼馴染目線での気持ちを出して、お互いの想いをぶつけ合う(片方は眠っていて会話は出来ませんが)ことが出来たら、もっと熱くなれたのかなという印象です。

総じて言えるのは、内容は十分だとは思いますが、どうしても文と少ない挿絵だけでは、盛り上がりきれなかったです。

次に読むのにかかった時間ですが、”ニ時間半”でした。

読みやすかったです。

タイムリープするところが読みにくい作品もありますが、この作品は特に無かったです。

最後にこの作品が売れそうかですが...

一巻完結だと思います。

次巻以降は無いでしょう。

挿絵と帯に釣られて買う人は多そうですが、この手のジャンルを読んだことがない人はかなり楽しめると思います。

逆に○ロゲで知っている人には、少し物足りないかもしれません。

ということで、今回は「君を失いたくない僕と、僕の幸せを願う君」を紹介しました。

気になった方はぜひ読んでみて下さい。

それでは今回はここらへんで!!

ABOUT ME
okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)