現実世界

家族愛も光るドタバタラブコメディ!GA文庫「家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね?」を紹介する!

みなさん、こんにちは!!

今回は2020年5月15日にGA文庫から発売された「家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね?」を紹介します。

『告白をお断りした後輩と家族になりました』

この作品の帯に書かれた一文。

「なんて気まずそうな作品なんだろう…」

というのが、私が一番に思った感想でした 笑

しかし、それを全く感じさせない非常にポップなタイトル…

また、見るからにホームラブコメっぽいタイトル…

最近ではWeb小説の影響もあって、ほぼ『主人公とメインヒロインだけ』の日常ラブコメ(特に純愛)が多いなと感じていたので…

この作品のような、『主人公と四姉妹』のようなキャラが多いドタバタラブコメが、新鮮に感じました。

そんな私にとっては久々の作品を、さっそく紹介していきましょう!

どんな話??

こんなあらすじ…

祖父が無くなり、天蓋孤独となった主人公。
そんな彼を拾ったのは、同じく両親を失った四姉妹。
しかし!!
「あ、あのっ!あ、あたし…黒川先輩のことが…好きです」
「君にはふさわしくないよ。俺は」
なんと三女は、かつて告白をお断りした後輩だった!?
さらに!!
「先輩がここで暮らすというのなら、あたしはこの家を出て行きます」
彼女は主人公との同棲を拒否!
そんな彼女との冷え切っていた仲も、事件や主人公の努力の甲斐もあって…
「あたしも救われました。やっぱり先輩は【先輩】ですね」
家族としても、過去の間柄としても徐々に関係を取り戻していく!
そして、晴れて家族としての日常を過ごす中、主人公の胸には過去のとある楔。
ーー…見苦しい。…お前は、泥で作った人形か?ーー
この楔が、主人公を苦しめ…
三女との間に大きな亀裂を生む!
果たして、主人公は四姉妹と真の家族になることが出来るのか!?

総評

今回は、「家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね?」を紹介しました。

読んだ感想としては、ホームラブコメとしては無難に面白い作品でした

まず、全体を通して言うと…

キャラの個性が立っていたのが、ドタバタホームコメディとして面白さを加速させていました。

簡単に説明すると…

長女…一家の長で超パワフル。そして、天才。

次女…クールだが、姉に振り回されている。努力の人。

三女…ツンツンしていて、一番常識人。過去に主人公に告白している。努力の人。

四女…小学生の元気さがあり、主人公によくくっついてくる。その姿を見て、三女が嫉妬する、そして、天才。

という感じです。

天才でパワフルな長女と四女が、次女・三女と主人公にちょっかいを掛けたりして、振り回している感じです。

随所に現れるこのやり取りが、暖かみがあって、面白いことに加えて…

主人公を含めた『家族』としての成長を感じます。

また、これに加えて、重要な要素が2つあります。

それが、『各キャラの過去』『凡人と天才』です。

まず、『各キャラの過去』については…

ほとんどのキャラが過去に何かしらの因縁を持っています。

一巻段階では、三女と主人公がメインにピックアップされており…

その中でも主人公の過去が一番大きな部分でした。

物語の途中途中に過去のそれらしき描写が現れ…

重要な局面で、その因縁に引っ張られてしまい、主人公が三女を傷つけてしまいます。

しかし、そんな主人公の過去を、三女と共に乗り越える中で『家族』『恋愛』方面により進んでいきました。

序盤・中盤で、三女と主人公は上手くいかない場面が多かった分、ラストの展開が非常に熱いです。

次に『凡人と天才』については…

若干『各キャラの過去』に被る部分はありますが、天才の長女・四女凡人の次女・四女の構図です。

明確に仲違いするわけではありませんが、やはり心のどこかで劣等感を抱いている描写が見られました。

そして、彼女たちの心を主人公が上手く溶かして、いい感じになっていきました 笑

個人的には、クールな次女が主人公の一言で一気にデレるので、クールキャラ好きとしてはご馳走でした 笑

この『凡人と天才』に関しても、今後歪が大きくなっていく可能性もあるので、気になるところです。

きっちりこれを糧にして、より『家族』が一丸となると思いますが。

という感じで、今のところ良いことを挙げていたのですが、個人的に気になったところもありました。

それが、『三女の嫉妬と態度』です。

ドタバタコメディなので、三女以外のキャラが主人公にちょっかいを掛けます(特に四女)

それに対して、三女の主人公に対するツンツンした態度が、目まぐるしく変わるのですが…

若干、主人公がかわいそうになりました。

特に一巻では主人公と三女がメインに扱われている分、回数も多く、重苦しく感じてしまう場面も個人的にありました。

また、終盤で主人公が三女と一悶着あるのですが…

「これは主人公(どころか他の人でも)ではどうしようもなくないか?」となりました。

(もちろん、ツンデレヒロインがキャラにいる場合はこういうケースもあります。)

これが、明らかに主人公が悪ければいいのですが…

その場の状況的に、主人公が最善を尽くしていたので、「これで態度が悪くなるのは…」と感じました。

結局、最後は良い感じまとまったんですけどね 笑

後、やはり『王道』(よくあるシチュエーション)ではあったので…

目新しさをそこまで感じませんでした。

と言っても、単純にホームコメディの王道が読みたい人もいると思うので、その方にとっては、この作品はおすすめです。

私はあくまでちょっと変わった作品を求めているので、物足りなく感じてしまいました。

次に読み終わるまでに掛かった時間は、”三時間”でした。

主人公と四姉妹の兼ね合いのところで、「誰がこのセリフ喋ってんだろう?」となる時がりました。

最後にこの作品が売れそうかですが…

売れると思います。

『王道』ではありますが、全体的な完成度が高かったです。

まだ、明かされてない部分がたくさんあるので、次巻からの期待も高いでしょう。

ということで、今回は、「家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね?」を紹介しました。

気になった方はぜひ読んでみて下さい!

それでは今回はここらへんで!!

ABOUT ME
okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)