異世界ファンタジ

勇者に裏切られた神官の復讐劇!?ファンタジア文庫新作「世界最強の復讐神官」を紹介する!!

みなさん、こんにちは!!

今回は2019年10月19日にファンタジア文庫から発売された「世界最強の復讐神官 〜神に仕えし者、魔王の力を手に入れる〜」を紹介します。

いきなりですが、皆さんは復讐系の作品は好きですか?

私は読みすぎると精神的に辛くなりますが、ジャンル自体は熱い展開やスカッとする部分もあり好きです。

この作品もそんな復讐系の作品ですが、主人公は人間でありながら復讐相手は同じ人間です。

ただ、元凶は勇者なのですが…

同じ人間をなぜ復讐対象としたのか?

王道ではありますが、チートな主人公が繰り広げる復讐劇に熱くなれました。

ちなみに、異世界転生が流行ってからヘイトが勇者に集まる作品が多いのはなぜでしょうか…(勇者だと自己投影しにくいからとかかな…)

それではさっそく紹介していきます!!

どんな話??

短く言えばこんなあらすじ…

主人公は天才神官として、<七人の勇者>を支えていた。
それは勇者たちが魔王を倒し、世界に平穏をもたらすため…
それから時が経ち、勇者たちは魔王討伐を果たし、平穏な日々が!!
訪れなかった….
「ぃぎゃあああああああああああああああああああああ」
目の前で獣のように悲鳴をあげるのは最愛の妹。
そして、この世界で唯一、主人公は勇者たちの真の目的を知る。
最愛の妹、魔族のために主人公の復讐劇が始まる!!

詳しいあらすじ

主人公の”レイズ・アデッド”天才神官として、大神殿で働いていた。

彼は【完全治癒】という希少なスキルを持ち、その治癒の実力は<七人の勇者>からも認められていた。

その結果、レイズは勇者たちの魔王討伐を支え、これまで何度も勇者たちの傷を癒やし、蘇生もさせてきた。

全ては勇者たちが魔王を倒し、平和な世界にするため。

今日も勇者の一人で伝説の魔法使い”イオナ・ヴァーンダイン”の傷を癒やし、その実力を褒められるのだった。

一日のお勤め後、彼は転移魔法を使って彼の住む小さな村に帰還した。

レイズが家に到着し、扉を開けると…

「えへへへ!お兄ちゃんお帰りなさいっ!」

レイズに抱きついてきたのは、最愛の妹”リザ”

両親がおらず、毎日遅くまで働くレイズの帰りを待っていた優しい子である。

「あのねあのね、今日、新しい友だちができたんだよ!」

リザは今日あったことをレイズに告げてくる。

そんなリザの話を聞きつつ、レイズは仕事の話をすると、リザも目を輝かせて勇者の話を聞いて、今度会ってみたいとねだってくる。

そんなリザを沈めつつ、勇者が平和な世界にしてくれることを祈るのだった。

ーーー数日後ーーー

七人の勇者が魔王を討伐したという報せが届いた。

その報せは国中をお祭り騒ぎにし、皆が勇者の凱旋をひと目見ようと王城に集まっていた。

「勇者様だ!」

群衆の誰かが叫び、王城から勇者たちと王女様が現れる。

そして、勇者様は国民に宣言を始めた。

「私たちは<七人の勇者>その使命を果たし、ここに帰ってきた!….私たちは、ついに恒久なる平和の道を勝ち取ったのだ!」

ひときわ大きさな喝采が響く。

勇者様は静まるのを待ち、言葉を続ける。

「この世界には、まだ多くの悲しみが広がっている。私は災の火種たる、異種族を浄化する。そしてその先に、必ず恒久の平和を勝ち取ることを、この世界に対して約束しよう!」

直後、これまで以上の大歓声が爆発し、群衆は感涙し、同調していた、

しかし、レイズは”異種族浄化宣言”この世界から人間以外の知的種族を根絶する行為に、純粋なる恐怖を抱いていた。

そして、この勇者の宣言はまさに歴史の転換点であった。

ーーー1ヶ月後ーーー

その日は珍しくリザが遅く帰ってきた。

レイズはリザに事情を聞くと、家の裏にある納屋を指差した。

レイズはリザとともに納屋へ行き、見てみると…

「魔族の、子….」

衝撃の光景に言葉を失うレイズ。

「ちっ、ちがうの!この子は、リザのお友達だよ!」

どうやら、前に話していた新しい友だちはこの魔族のようだった。

レイズもどうしたらいいか判断を下せない。

すると、急にあたりが騒がしくなる。

「ーー魔族を目撃したというのはこの村か!」

レイズはとっさに魔族の子に藁を被せて、納屋の奥に詰め込む。

そして、やってきた自警団に何とか言い訳を言い、事なきを得た。

それから、レイズは魔族の子を王国外に逃がす方法を考え始める。

そして、異種族排斥の流れを少しでも自分が変えれないかと考え…

「『異種族浄化』によって異種族を根絶やしにすることは….本当に必要なことなのでしょうか?」

謁見を申し込み、勇者様達に直接言葉を伝えていた。

それに対し、勇者様は…

「大丈夫、あたしたちに任せて。これから世界はきっとよくなる。」

とレイズの方に手を置く。

すると、レイズに大量の記憶が流れ込む。

それはレイズが時折起こす、記憶の伝播という現象で勇者様達には初めてであった。

すると風景が切り替わる。どうやら魔王との最後の戦いの場面のようだ。

魔王と勇者たちは何度か言葉を交わす。

ーーー人間には地上を、我らには地下を。世界の半分をそなたたに譲ろう。

ーーー世界の半分…..ね。はっ、笑わせる。すべてを俺たちがもらってやるよ。

ーーー俺達七人が世界の覇者となる。

ーーーそして、俺たちは世界を一度白紙に戻す。

そして、レイズの光景が切り替わった。

レイズは驚きのあまり勇者様から後ずさると、勇者様は不審げにこっちを見てくる。

勇者様は他の勇者様と目配せをし、『異種族浄化』を検討することをレイズに伝える。

レイズはそのときの勇者様たちの態度に気づかず、意気揚々と帰宅した。

ーーー真夜中ーーー

レイズは胸騒ぎで目を覚ます。

隣に寝ているリザを起こし、不意に窓を見上げると…

「リザッ!!」

とっさにリザを抱きしめ、身を投げると、窓から無数の黒い刃が降り注ぐ。

レイズはリザを抱き寄せ、納屋に走る。

しかし、あの魔族の子がいない…と思っていると…

「あなたが探しているのは…..ひょっとして、これ?」

そこには勇者イオナがおり、血が滴る眼球をぶら下げている。

「まさか….」

それはあの魔族の子だった。そして、イオナは続ける。

「あれを見たんでしょう?」

どくんっ、彼女はレイズがあの記憶を見てしまったことを知っていた。

レイズとイオナが言葉を交わす中、リザは未だ状況を理解できていなかった。

リザが憧れの勇者様に会えたとイオナに話しかけると…

「ねぇ、そこの可愛らしいお嬢さん。<魔法>は好き?」

そして、イオナが手をかざすとリザが空中に浮く。

「さぁ、怖がらないで……見せてあげるから。一番近い….特等席でね」

「ぃぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!」

獣のようにリザが悲鳴あげる。

そして、途切れることのない悲鳴はついに破裂音に変わり、白い灰となった飛び散った。

直後、イオナはレイズにも業火の魔法を放ち…

レイズは治癒を自分に掛けながら、無我夢中で木々の間へと逃げ込んだ。

そこからは記憶が曖昧で、ただリザを失った絶望感にレイズは打ちひしがれていた。

すると…

「ヒヒッ、!いいだろべつに。こいつは上物だぞ」

声が聞こえた方を見ると、男二人が魔族の少女を押さえつけていた。

レイズはリザを失った絶望、この世界への憎悪から最後の力を振り絞って魔族の少女を助ける。

そして、彼女との出会いがこの世界の命運を変える瞬間だった!!

「お願い。わたしのお父さんを….魔王を生き返らせて」

彼女…魔王の娘の願いを叶えたレイズは、復讐者として魔族と共に勇者への復讐を始める!

少女と共に各地の妨げられた異種族を助ける中、レイズは元凶となるイオナと再会する!!

果たして、レイズは伝説の勇者であるイオナに勝つことができるのか!?

世界を変えることができるのか!?

これは勇者に裏切られた青年がチートな治癒な力を使いつつ、魔王の娘と共に世界の命運をかけて勇者達を討伐する復讐劇である。

総評

今回は「世界最強の復讐神官 〜神に仕えし者、魔王の力を手に入れる〜」を紹介しました。

読んだ感想としては、王道な復讐系の作品が好きな方に受けそうだなという感じです。

最近良く見かけるヤバメ勇者の思考とか、魔王の娘(魔族全体)が仲間になる部分も個人的にテンプレ感がありました。

また、あらすじでは語っていませんが、主人公の能力も<反転>が増えて、治癒の反転版…

すなわち破壊とかが使えるようになるので、チート能力も異常ですし、Theチートのテンプレ感があります。

さらに言ってしまうと、とある力を手に入れて魔力も無尽蔵になります….

誰が倒せるんでしょうか?

実際……………..

ネタバレになるのでやめておきましょう。

一言、言うなれば圧倒的でした。

そして、ヒロインが戦闘面で中々のお荷物でした。

王道と外れていると考えると、唯一この部分な気がしています 笑

普通、ヒロインも一緒に強くなるので….

まとめると、小説家になろうの王道復讐系作品にありそうだなという感じの作品でした。

個人的には面白いと思ったのですが、なろうで似た作品が読めそうだなとも思ったのが正直なところです。

そのため、もう少し追加要素か王道とは違う展開が欲しかったでした。

次に読むのにかかった時間ですが、”1時間半”でした。

スラスラ読めました。

ファンタジーならこのぐらいか、もう少し多いぐらいがちょうどいいですね。

最後にこの作品が売れそうかですが….

正直売れると思います。

ストリー自体は好みの人が多そうですし、イラストも可愛かったです。

復習する勇者も7人いて、一巻終了段階でも後6人いますので、ストーリー的に続く可能性も高いです。

個人的に一人ぐらい勇者がこっちに付くかな?というか付くと面白そうだなという感じです。

また、魔族側の理解者の人間の王もいる(既に候補はいるのですが)と面白そうです。(転スラのヨウム的な位置の人)

ただ、今から王道が売れるのかなぁ….

保険をかけて、ちょっと外れる可能性もあります 笑

ということで、今回は「世界最強の復讐神官 〜神に仕えし者、魔王の力を手に入れる〜」を紹介しました。

気になった方はぜひ読んでみてください!!

それでは今回はここらへんで!!

ABOUT ME
okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)