現実世界

これこそ王道展開!!講談社ラノベ文庫新作「素直になれたら廃ゲーマーな妹でもかまってくれますか?」を紹介する!!

みなさん、こんにちは!

今回は2019年5月31日に講談社ラノベ文庫から発売された「素直になれたら廃ゲーマーな妹でもかまってくれますか?」を紹介します!!

妹萌えの王道展開にゲーム要素を追加した作品です。

まさに”王道”という展開で、妹萌えな作品が好きな方は楽しめると思いました。

私個人の感想は…..

ここでは無く総評で語るので、とりあえず紹介していきます!!

どんな話??

短く言えばこんなあらすじ…

素直になれない妹とその兄の主人公は、実はとあるアクションゲームのトップを競う団長同士!!
お互いはそのことに気づかず、ライバル視していたが….ある日
とあるゲームイベント会場でお互いゲーム内の名前で遭遇!真実を知ってしまう。
主人公と妹はお互い仲良くなりたいが、意識しすぎたりタイミングが悪かったりとなかなかうまくいかない。
そんなときにトップを争っていた妹のギルドメンバーにお互いの関係が知られてしまう!!一体2人は仲を取り戻せるのか!?

詳しいあらすじ

主人公の兵藤一樹ひょうどういっきは妹の二美ふみ数年前から不仲になっていた。

顔を合わせても無視されたり、バカ兄と呼ばれたり散々….

そんな一樹は二美との仲が悪くなる前から、ずっとゲームが大好きな引きこもりオタクであった。

現在、一樹が全力を注いでいるゲームが通称“メタハン”と呼ばれるVRアクションゲーム。

雄大な自然が広がるワールドには様々な機械生命体が闊歩しており、そんな様々な機械生命体を倒すことがこのゲームの趣旨である。

一樹はそのゲーム内で“カズキ”という名でプレイしており、全国ランキングトップ1,2位に君臨するギルド<バルナクス猟団>の団長を務めている。(現在全国2位)

ギルド自体は現在の副団長“ジェシー”とその実弟と立ち上げ、受験期に入った団長であった弟の代わりにカズキが団長を務めているという背景がある。

そんなカズキのギルドとトップを競っているのが団長”ヴィオレット”と副団長”香蓮”率いる<菫蓮開花>である。(現在全国1位)

2つのギルドは定期的に開催されるアリーナ戦という大会で、団長同士のタイマン勝負をして1位を競い合っている。

競い合うライバルの間柄ということもあり、お互いの団長同士は顔を合わせばいつもいがみ合い、狩場の取り合いもしていた。

そんなカズキのライバルギルドの団長であるヴィオレットは、ことあるごとに現実の兄の自慢をカズキにしてきた。

「うちのお兄は優しいからイジッたりしないし、ゲームだってマジで強いからアタシに負けたりしないし…….カズキみたいに性根の腐ってるような人とは大違いだもん。」

カズキはヴィオレットを超ブラコンと言いつつも、内心うちの兄妹ももう少し仲良くなれたらと考えていた。

—ある日—

学校に行っていつものように一樹はボッチで過ごし昼休み。

一樹は昼休みになると校舎の外のベンチに向かい、携帯ゲーム機を用いてメタハンをやるのが日課であった。

一樹がメタハンをやっていると、そこに人影…

「イッキ、お待たせ」

彼女は真木穂乃果まきほのかという同じクラスで陽キャグループに属する美少女であるが…

その実、ライバルギルド<菫蓮開花>の副団長”香蓮”本人である。

一樹と穂乃果は毎日昼休みに集まってメタハンをやりつつ駄弁るのが楽しみであった。

今日も一緒に集まってメタハンをやりつつ、前日にギルドで起こった話やヴィオレットが実はカズキに惚れてるのでは?と冗談を言い合ったり、一樹は楽しく過ごしていた。

—一方そのころ—

一樹の妹の二美は彼女の数少ない友達の高槻裕子たかつきゆうこにとある相談をしていた。

「はぁ….もう。あたし、また意地張っちゃった」

二美は前日に兄の一樹に暴言を吐いてしまい、そのことを裕子に相談していた。

相談された裕子も二美の暴言をなだめつつ、時間が解決してくれると話していた。

そして…

まぁそんなわけだから、気分転換にゲームでもしようよぉ」

2人もゲーマーなのであった…

—ある日の夜—

カズキはメタハンにて狩りの反省会をしている最中に、副団長のジェシーと今度開催される<日本ゲームショウ>に一緒に行こうという話になる。

2人はゲーム内では団長、副団長という親密な間柄であるが、現実ではあったことが無かった。

約束を取り付けた後、ゲームからログアウトし、一樹はふと数年前まで二美がゲーム好きだったことを思い出す。

妹との仲をもう少し改善したい一樹は、二美の部屋に行き、<日本ゲームショウ>に一緒に行かないか誘うが…

「い…..行かない。友達と約束ある…..から……」

と断られてしまう。

そして、断った二美はというと….

「……またやっちゃったよぉ」

再び素直になれず、やらかしたことを悔いていた。

一度は素直になれず断ったものの、やはり兄と一緒に<日本ゲームショウ>に行きたかった二美は親友の裕子を誘うが….

「ごめ~ん、その日は予定埋まっちゃってるの~」

断られてしまう。

とうとう打つ手なしかと思われた二美は<菫蓮開花>副団長の香蓮の存在を思い出し、彼女と一緒に行くことに!!

というわけで、無事一樹とジェシー(裕子)(ネタバレ)、二美と香蓮(穂乃果)で日本ゲームショウに行くことになったわけだが…

この展開でお互いが出会わないはずもなく、一樹たちと二美たちは会場で遭遇うしてしまい、お互いの正体を知ってしまう…

一樹はヴィオレット(二美)のゲーム内でのブラコン発言を思い出し…

「お前—そんなに俺のことが好きだったんだな」

「ななななな、んなわけないじゃん、ばかばかばかーっ!」

お互いの存在は知り混乱する両者。

果たして、兄妹は仲良かったころを取り戻すことができるのか?

そして、メタハン内でアリーナ戦と大型レイドイベントが迫る!!

果たして、2つのギルドの勝敗の行方とは!?

これは実はライバルギルドの団長同士だった、ブラコンだけど素直になれない妹と主人公がメタハンというゲームを通じて、昔の仲良かったころを取り戻し成長していく物語である。

こんな人におすすめ!!

  1. 王道妹萌え展開が好き!!
  2. VRゲームを題材にした話が好き!!

王道妹萌え展開が好き!!

タイトルにもあるように、この作品は素直になれない妹とその兄が繰り広げるお話です。

妹は数年前から兄に素直になれずに、会っても無視や暴言を吐いてしまいます。

そんな妹を見て、自分は妹に嫌われていると勘違いしているのが主人公の一樹です。

この構図は妹ヒロインの作品では王道ですが、廃れないジャンルです。

そんな妹の内心が、この作品ではゲームキャラクターの身バレによって明かされていきます。

身バレしても最初はやはり兄に対して、そこまで素直になれないのですが….

一樹の本心やゲームでのかっこいいカズキの姿を見ていくうちにだんだんと…

こんな王道妹萌え展開が好きな方にはおすすめです!!

VRゲームを題材にした話が好き

この作品は現実世界の話ではありますが、VRゲームが物語の中心となっています。

確かにVRゲームは現実世界の題材においてバトル要素などを含めることができる方法であもあるので、非常に作品の幅が広がります。

しかし、この作品のVRゲームの立ち位置はバトル以上に、二美の本心が見える場所という側面が強いです。

とくに二美が一樹に正体がバレて、色々あったのちに正直に話し合うシーンでは…

二美から現実ではなく、VR世界内で話がしたいと言います。

そして、VR内でお互いの正直な気持ちを伝えあって仲直りするわけです。

ただ、私はこれを見てとあるシーンを思い出しました。

それはSAO(ソードアートオンライン)でアスナが母親に転校の話からお互い和解するシーン。

VRというのは何か気持ちをさらけ出せる空間なんでしょうか….

登場キャラ

兵藤一樹ひょうどういっき

本作の主人公。

ゲーム大好き。

メタハンではカズキという名でギルド<バルナクス猟団>の団長を務めている。

妹との仲の悪さから世間でいう妹萌えが分かっていなかった。

学校ではボッチ。

兵藤二美ひょうどうふみ

一樹の妹。

ゲーム大好き。

数年前から一樹と仲が悪いが、実はブラコン。

メタハンではヴィオレットという名でギルド<菫蓮開花>の団長を務めている。

学校では裕子と別クラスのためボッチ。

真木穂乃果まきほのか

一樹と同じクラスで陽キャラ。

クラスでもかなりカースト高く色々なグループから引っ張りだこ。

ゲーム大好き。

メタハンでは香蓮という名でギルド<菫蓮開花>の副団長を務めている。

主人公に惚れていそう。

高槻裕子たかつきゆうこ

二美の親友でおっとり系キャラ。

二美と一樹の仲を知りつつ、眺めている感じ。

メタハンではジェシーという名でギルド<バルナクス猟団>の副団長を務めている。

ジャシーは男キャラのため、現実で出会うまで一気に中身は男だと思われていた。

弟がいる。

総評

今回は「素直になれたら廃ゲーマーな妹でもかまってくれますか?」を紹介しました。

読んだ正直な感想としては、次の展開が想像を超えず、王道といってもありきたりすぎた感じでした。

次巻以降は買わないかなという感じです。

ラノベを読むときに、「次はこうなりそうだな~」と想像しながら読む方もいると思うのですが…

全てにおいて想像ができる展開でした。

予想外の展開や想像を超えた展開がくると、「この作品面白い!!」と私はなるのですが、それがなく、淡々と最後まで突き抜けていきました。

次に思ったのは、妹の主人公に対する萌えが少なかったです。

何というか、主人公(兄)のいないところではブラコンだが、兄の前ではほとんどしないというよくわからない展開。

表は素直でないが裏ではブラコンの妹と、嫌われていると勘違いしている兄というよくある構図でありながら、デレが少ないのは私は物足りなさを感じました。

また、ゲームを中心として描いた作品だったのですが、ゲーム内のイラストが無く、すべてが現実世界でそのほとんどが制服だったのが残念でした。

せっかくVRゲーム内の描写も少しあるにも関わらず、VRゲーム内の気迫ある挿絵がなかったので、何とも言えなかったです。

加えて、VRアクションゲームにも関わらずバトルシーンが希薄過ぎました。

読んだあと、結局VRゲームアクションに寄せたかったのか、妹萌え展開に寄せたかったのかがわからなかったです。

どっちの路線でも行こうとしたのならば、どっちつかずでした。

という辛口な意見が私の感想でした。

次に読むのに掛かった時間ですが“1時間半”でした。

普通の読みやすさでした。

最後にこの作品が売れそうかですが、

難しいかなとは思います。

私は次巻以降は買わないです。

VRゲーム展開を増やしてもタイトルの良さが生かせないので、もっと妹萌え展開を増やす方向にした方がいいと感じました。

ということで、今回は「素直になれたら廃ゲーマーな妹でもかまってくれますか?」を紹介しました。

最後に一つ補足として、私だけの意見で買わないという選択肢はしてほしくないです。

散々辛口で言っておいて何なんだと思うかもしれないですが、あくまでこの感想は私個人の意見です。

私がめっちゃ面白い!!と紹介した作品でも、今回の私のような辛口コメントをする人もいます。

つまり、作品の感想はあくまで個人によって感じ方は違います。

色々な人の感想レビューを見て判断してほしいと思います。

ということで長くなってしまいましたが、今回はここらへんで!!

ABOUT ME
okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)