現実世界

仮初めの主従契約から始める物語!?ガガガ文庫新作「クラスメイトが使い魔になりまして」を紹介する!!

みなさん、こんにちは!

今回は2019年5月18日にガガガ文庫から発売されら「クラスメイトが使い魔になりまして」を紹介します!!

ヒロインと契約を結んで主従関係などの似たジャンルも多いですが、今回の作品はクラスメイト。

クラスメイトは由緒ある家柄の子供なのですが、そんなヒロインとクズというか無気力な主人公との会話はコメディ要素もあり面白かったです。

ということで、さっそく紹介していきます!!

どんな話??

短く言えばこんなあらすじ…

主人公の召喚魔術試験中に事件発生!!
クラスメイトの美少女が使い魔になってしまった。
静かに過ごしたい主人公だが…
使い魔のクラスメイトは由緒ある家柄で周りが全然放っておいてくれない!?
そんな主人公とクラスメイトの前には、事件の原因となる存在が!?
一体どうなる!?

詳しいあらすじ

魔力を扱い、超常的な現象を引き起こす魔術師。

そんな魔術師の一人である主人公の芦屋想太あしやそうたは召喚魔術の試験で無事、低級の魔物の召喚に成功し、試験に合格した。

ホッと胸をなで下ろしていると、なぜか想太の試験を見ていたクラスメイトの美少女藤原千影ふじわらちかげが物申してくる。

「そんなしょーもない魔物なんかを使い魔にして恥ずかしくないの?」

彼女は家柄もよく、成績も学園トップ。だが、なぜか事あるごとに想太に突っかかっていた。

そんな千影の発言を想太は華麗にかわしていくが、暴力に訴えてこようとする千影に勝てず、色々あった末、彼女の試験を見学することに…

「どう?芸術的な召喚陣でしょう?」

やたら挑発的な千影の発言に、想太が無気力な返事をする中、千影の召喚魔術が発動する。

「貴様か?妾をこのような程度の低い世界に喚びよせたのは」

なんと普通では呼べない魔人という大物が出てきて、こちら側に攻撃してきた。

しかし、そこは学園首席で優秀な千影。

服従の魔術を掛けて、抑えることに成功した….と思ったら…

魔術の発動に必要な魔導書は急に燃えてしまった。

なぜ?と困惑していると、拘束から解かれた魔人が再度攻撃を仕掛けてきて…

想太の召喚獣は死んでしまった…

想太はどうせ自分では適わないと察知し、他の人を置き去りに逃亡を図る。

しかし、想太の逃亡に対し魔人は部屋に強力な結界を張り、部屋から出られなくなってしまた。

ただでは死ななないがモットーな主人公は魔人に対し、数々の罵詈雑言を発する。

「言い返せないからって暴力に訴える野蛮な女め!その脳みそは飾りか!?脳みそを使えよバーバリアンが!」

ぶち切れた魔人は想太を殺そうと魔法を発動しようとすると…

真横に吹っ飛んだ。

どうやら、想太の魔術試験を澪ていた教師たちが助けてくれたらしい。

しかし、戦力差は明らか…

どうしようか悩んでいると、魔人を喚びだした張本人の千影から、一か八かの賭けをしないかと提案される。

それは、想太があの魔人を使い魔にするというものだった。

やらなければ死ぬという状況で、想太は賭けに乗り、見事魔人を服従させることに成功!!

と思いきや…

先ほどまでいたはずの千影が見当たらない…

どこにいったんだ?と思っていると、先ほどの魔人が喋り始める。

「ん…芦屋君?あぁ…ねぇ、どうなったの?魔人は」

何か、先ほどまでの魔人と明らかに態度が違う。

とりあえず、想太はこちらに目を向けて話しかけている魔人の写真を取り、魔人に手渡すと…

「どっ…なにこれ、なんで私が魔人に…..え、えぇ?」

どうやら魔人の中身は千影のようだった

—少し経って—

千影に起きたことを教師陣に聞くが、何分初めてのことで誰も対策が分からない。

現状、分かっていることは魔人の体に千影と魔人本人の魂が混在していること。

魂の分離方法は現状分かっていないということだ。

そして、使い魔の魔力供給は近ければ近いほどロスが少ないということで…

想太と外見魔人の千歳は一緒に暮らすことに!!

ということで、2人暮らしを始めたわけだが…

やはり嫌がる千影。

そんな千影に対し、想太は

「そのおぞましい程に綺麗で性的な魔人の姿でも、中身が藤原って時点で論外なんだわ。」

そんな想太の挑戦的な物言いに対し千影は、まず魔力を使って魔人の姿から千歳の姿に戻り、想太にやたら密着して誘惑を始める。

そんな千影の誘惑に最初はあらがうが、流されそうになる想太。

そんな感じで過ごしていた2人だが、やはり学園では様々な噂が飛び交い、平穏に過ごしたい想太にはつらい日々。

—ある日—

優秀な千影を以前からライバル視していた少女から勝負を仕掛けられる。

内容は危険区域という場所でより多くの魔物を倒した方が勝ちというものだった。

もちろん、魔人の力が使える千影が無双して、終わり…

と思いきや、どうしても勝ちたいお相手さんの目的は最初から勝負の勝ちではなく…

こちら側を潰すことだったらしい。

お相手の少女は仲間を呼び出し、想太と千影に襲い掛かってきた…

元々あまり強くない想太はやられそうなになる。

そして、それを見た千影の様子がどんどん変わっていき…

最終的に魔人の姿になって敵を殲滅してしまう。

結果としては無事に帰れたわけだが、気がかりが…

それは魔人本人の人格が表にでて千影の人格が消えていること

そして、千影が魔人に代わる前にいっていた言葉

「力を、私に…、今度こそ…芦屋君を、守れるだけの力を」

果たして、千影の魂を魔人から分離させることはできるのか!?

そして、想太と千影の過去を知る人物が現れる。

「彼女の才能は借り物だ。あれはあの才能は、本来彼女の持つべき力ではない」

果たして、千影の言葉の意味とは!?想太の過去とは!?

これはクラスメイトが使い魔になった主人公が繰り広げるコメディあり、感動ありの主従関係から始まる物語である。

こんな人におすすめ

  1. 無気力系クズだけど、やるときはやる主人公が見たい!!
  2. ツンデレヒロインとの問答が見たい!!
  3. 伏線を読むのが好き!!

無気力系クズだけど、やるときはやる主人公が見たい!!

作品を読むにあたって、主人公の魅力は需要なポイントですよね!?

この作品の主人公は普段は無気力系クズ。

自分を低く見積もっているため、目立つことはせず、平穏な日常を好んでいます。

しかし、殺されそうな状況だと合理的?になります。

例えば、最初に魔人と戦闘したとき…

魔人から真っ先に逃亡 笑

逃げられないと分かると罵詈雑言 笑

曰く、今から殺される人間は脅しにいちいちビビると思っているのか?

らしいです 笑

今までにない主人公だなと感じました。

しかし、ただ無気力系クズだけでは好きになれない方…

ご安心ください。この男やるときはやります!!

詳細はネタバレになるので言わないですが、千影の魂を魔人から離すときはカッコイイです。

やはり、ラノベの主人公はええですね

ツンデレヒロインとの問答が見たい!!

事件をきっかけに一緒に暮らすことになった想太と千影。

一緒に暮らすからにはもちろん、“ラブコメの波動を感じる”

想太は千影の貧乳をいじり、それに怒った千影の大胆な行動というテンプレですが、面白い展開。

しかし、後半になるにつれ大胆な行動よりは、自然な距離感になり、こいつらデキてるやんってなります 笑

静かに甘い関係という感じです。

そんな2人のテンポよい会話はラブコメとして素晴らしいです。

ただ、後半に入って魔人に人格を奪われるので、千影の登場がほぼなくなります 笑

伏線を読むのが好き

この作品では様々な伏線がはられます。

とくに想太の過去というのが、この作品を語るうえでは重要な点です。

想太自身は過去の記憶が無く、同時に過去の話をしてもすぐ忘れてしまう呪い?というか契約らしいです。

想太は時折、過去の実体験の夢を見ます。(もちろん本人はすぐに忘れますが…)

その夢では幼い想太と千影が出てきて、想太の力を千影に譲っています。

そして、想太の過去を知っているのは現時点で、千影と生徒会長の三条茉莉花さんじょうまりかです。

茉莉花はことあるごとに想太をほめており、想太の実力は今のものではないと言ってきます。

最後まで読めば、大体予想はついてしまいますが、この3人の関係性が今後も重要な伏線として機能するでしょう!!

登場キャラ

芦屋想太あしやそうた

本作の主人公。

無気力系主人公だが、口汚い。

千影のご主人様。

過去の記憶がなく、聞いてもすぐに忘れてしまうらしい。

何だかんだ言って一番謎が多い人物かもしれない。

藤原千影ふじわらちかげ

学年トップの優秀なクラスメイト。

召喚魔術試験の時に事故が起こり、想太の使い魔となる。

魔人の力が使えるため、超強い。

主人公に突っかかっているのも、過去のとある出来事があったため。

The ツンデレヒロイン

三条茉莉花さんじょうまりか

生徒会長で家柄が千影と同じぐらい良い。

想太に思うところがあるらしく、ことあるごとにほめてくる。

魔術師としての腕もピカ一でカリスマ的存在。

今後活躍が期待されるキャラ。

総評

今回は「クラスメイトが使い魔になりまして」を紹介しました。

読んだ感想としては、コメディ要素とバトル要素のメリハリがしっかりしていて、テンポもよく面白かったです。

ただ、これは私個人の好みなのですが…

学園異能力バトルがあまり好きではないということです。

現実世界の話だと思うのですが、そもそも異世界でよくないかとなりました。

ただ、これに関しては完全に異世界ファンタジーを読みすぎた私の考えなのであまり深く考えなくて大丈夫です。

作品自体のコメディ要素、伏線などは申し分なく良かったです。

ヒロインは途中から急に現れないのは残念でしたが…

まとめると、普通に面白い作品でした。(好みとは少しずれていたが)

特に一巻最後の伏線は今後、更なる敵の存在を予見させて気になる展開でした。

次に読むのに掛かった時間ですが、“3時間”でした。

テンポもよく読みやすかったです。

最後にこの作品が売れそうかですが….

2巻以降も出るともいます。

作品自体も「第13回小学館ライトノベル大賞 ガガガ賞&審査員特別賞」のダブル受賞でネームバリューもある方だと思います。

今後の展開も期待したい作品です。

ということで、今回は「クラスメイトが使い魔になりまして」を紹介しました。

気になる方はぜひ買ってみてください

ということで、今回はここらへんで!!

ABOUT ME
okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)