現実世界

異世界クラス転移したけど、全滅!?講談社ラノベ文庫新作「2年B組は全滅しました」を紹介する!!

みなさん、こんにちは!!

今回は講談社ラノベ文庫から2019年5月2日に発売された「2年B組は全滅しました」を紹介していきます。

異世界クラス転移というジャンルの多くは、クラスの下位カーストの人間の成り上がりが多いですが、この作品は天才主人公がクラスを取りまとめてゲームを攻略するという内容です。

といっても、クラスを取りまとめる段階まで行く途中に、よくあるテンプレ展開はありました。

ということ、詳しい内容をさっそく紹介していきます!!

どんな話??

「安心しろ。おまえら馬鹿ばっかだから、頭のいい俺が使ってやる」 国崎東高校の2年B組は全滅した。……俺、都築紫苑を除いて。 突然スマホが暴走し、異世界へと転移させられた国崎東高校の生徒たち。 そこに現れたのは神を名乗る謎の存在。一人に一つチートスキルを与えられ、モンスターが徘徊するダンジョンを攻略させられ ることに。 モンスターを倒してポイントを貯めれば、元の世界に戻してくれるらしい。 だが、日頃からまとまりのないクラスの奴らは好き勝手に行動し、全滅してしまった。 バカな奴らだ。しかたないから、チートと、ある方法で手に入れた能力を使って、俺がクラスメイトたちを復活させ、ゲームクリアに導いてやるよ――。
(http://lanove.kodansha.co.jp/books/2019/5/#bk9784065130162 引用)

東京から転校してきた都築紫苑つづきしおんの学校は田舎ヤンキーとスクールカーストが支配するディストピア。

彼のクラス2年B組はこの学校を体現したかのように、田舎ヤンキー三人と上位カーストの連中が授業中も騒いでいるクラスであった。

紫苑は入学早々、成績トップになった天才であり、そんな騒がしいクラスの人々をどうでもいいように眺めていた。

—ある日—

古典の授業をしていると、いつものように騒がしい連中…

そんなクラスの人々に対する不満が爆発し、古典教師がぶちギレ!!

暴れだす教師を止めようと、クラス委員長の水野淀みずのよどみが近づくが、古典教師に突き飛ばされてしまう。

紫苑は突き飛ばされた水野を起き上がらせ、教師を見ると…

教師は停止していた…

いや、正確にはこのクラス以外の人間全員が停止していた…

この不思議な状況に動けずにいると、急にクラス全員の携帯から着信音が鳴り響く。

画面を見てみると、そこにはキャラクターらしきものが映っている。

すると、

「おめでとウ!君たちハ、ゲームのプレイヤーに選ばれたヨ!」

と謎のキャラクターがしゃべり始め、クラス全員異世界に転移させられてしまう。

そして、謎のキャラクターからこの異世界のルールが説明される。

曰く、転移したクラスの人々に1つずつチートが渡される。

曰く、モンスターなどを倒すとポイントが得られ、様々な報酬と交換できる。

曰く、報酬には生活を豊かにするものから、意中の相手を強制的に魅了するなど様々ある

曰く、100000ポイントでこのゲームから解放できる

というものだった。

謎キャラクターは自身を神と名乗り、説明を終えると画面から消えてしまった…

とりあえず、全員の生存と個々が貰ったチートの詳細をクラス全員で共有することになった。

紫苑が貰ったチートは“フレキシブル・タン”という様々な言語を扱える能力…

貰ったチートの詳細をクラス連中が話していく中、次は紫苑の番。

しかし、紫苑は自身の手の内を明かさないためにも、チート能力は貰えなかったと話す。

そんな紫苑を見て、何か考えている水野と明らかに自分を下に見始めるクラス連中…

クラス全員のチート能力共有が終わり、さっそく全員でゲームの攻略を話し合おうとすると…

田舎ヤンキーとクラスの上位カースト男子、そして、理事長の娘率いる取り巻き達が話は済んだとばかりに、勝手にモンスターのいるダンジョンに向かっていく。

取り残された人も自分たちでグループを作り、ゲーム攻略を考える中、紫苑は一人その輪から抜けていく。

それは、この異世界に来た際に見かけた石碑を見に行くためであった。

石碑の前に着くと、そこには日本語ではない謎の文字が書かれていた。

だが、紫苑の能力は様々な言語を扱える能力…

紫苑はその暗号のような内容を解読し、暗号の通りに石を動かすと…

下へと続く階段が現れる。

もちろん紫苑はその階段を下りていくと…

「—-お待ちしておりました。異界の賢者様」

メイド姿の少女がいた。

彼女は“シェスティ”と名乗り、かつて紫苑たちと同じように異世界に転移してきた人が作り出した錬金人形で、次の賢者となり得る人物を探していた。

紫苑はシェスティと話し、彼女と前賢者のミイラ?に認められると、前賢者の記憶と死霊術という力を渡される。

そして、記憶をもらい受けた際に、紫苑はこのゲームの目的や過去のゲームプレイヤーの末路を知る。

一連の話を終え、死霊術を手に入れた紫苑は、ある方法を使ってクラス連中の状況を見始める。

すると…

上位カースト連中→調子に乗った結果ゴブリンの群れに殺される

とある二人組→ミノタウロスに殺される

委員長率いる残り連中→実は担任教師も転移しており、敵になった担任教師に殺される

ということで、—-2年B組は紫苑以外全滅—-

紫苑は手に入れた死霊術を使って、2年B組をよみがえらせようとするが…

「安心しろ。お前ら馬鹿ばっかだから、頭のいい俺が使ってやる」

これは、天才な主人公が自分勝手なクラスメイトを手駒に使って、独裁的に神たちの娯楽であるゲームを攻略していく物語である。

ここが面白い!!

クラス転移とカースト

この作品はクラス転移をするわけですが、転移先でもクラス内カーストは重要な立ち位置となります

しかし、チートという能力がある分、その上下関係は少し変わり…

とくに、自分にチートは無いと語った紫苑に対しては、下位カーストの人々からも下に見られ始め、仲間外れにしようとします

といっても、紫苑自身は最初から単独行動であったわけで、とくに痛手ではないのですが…

危機的状況というか環境が変わることで人の悪い部分の本性がどんどん現れてきます。

こういう展開は主人公成り上がり系の異世界転生/転移にありがちな展開で、最終的に主人公がチート覚醒してハーレム作って、ざまぁするのが定番ですよね 笑

この作品も最終的に主人公以外が全滅して、完全にクラス全員の主導権を握ります。

ということで、立場逆転!!

とくに主人公がゲームクリアを優先するために、カーストで人を選ぶことはありません(人の性格とか能力で選ぶ)

よくある展開ではありますが、やはりざまぁ展開はスカッとします。

主人公の能力とゲーム攻略

主人公が賢者から引き継いだ力の死霊術。

そもそも、何で死霊術で甦らせるたらクラス全員の主導権が握れるかというと…

死霊術で蘇った人間は甦らせた人間に絶対服従となるためです。

そのため、蘇った瞬間に紫苑のほぼ奴隷です。

また、死霊術を使って甦らせる行為は性格に言うと魂を何かしらに移すことを指します。

紫苑はまず殺されたクラス全員の魂魄的なものを集め、その魂魄を何かしら人の器の代わりとなるものに入れることで甦らせるわけです。

その器は前賢者が残した研究室にあったホムンクルスを使うのですが、数が30しかありません。(それ以外はゾンビみたいなものしかない)

そして、クラスメイトは紫苑を抜かして36名いたので。6名はゾンビにならなければいけません。

この6名決めも紫苑はクラス連中に一任するわけですが、もちろんひと悶着というかそれぞれの思惑とかカーストとかが最大源邪魔するので公平とは言えない決め方です。

結局紫苑の独断になります 笑

そんな感じで生まれた紫苑とその兵隊?奴隷たちが紫苑を総司令官としてゲーム攻略を始めます。

ゲーム解放となる10万ポイントまで順調にポイントを貯めていく紫苑たち。

しかし、ここで立ちはだかるのはあらすじでもチラッとでてきた担任教師。

彼は神に感化され今までさんざんうるさかったクラスへのヘイトが溜まって、敵として現れます。

しかも、使う能力はモンスターを操る能力。

完全にボスキャラです 笑

そんな、理不尽ボスキャラ教師に紫苑たちは打ち勝てるのでしょうか??

登場キャラ

都築紫苑つづきしおん

本作の主人公。

東京から両親のスローライフしたいという願いのもと、田舎の学校に転校してきた。

天才で学業はトップ。

田舎ヤンキーにカツアゲされるが、逆に手玉に取ってしまうほど、冷静で機転もきく。

性格はよくはない。

水野淀みずのよどみ

クラス委員長で紫苑の中身の性格に勘づいている。

紫苑が来る前は彼女が学業トップであった。

性格は優しい。

チートは“オーラ・パワー”という闘志を力に変える力(当たりのチート)

敵となった担任教師に好かれており、意中の相手を魅了する能力を使われそうになった。

その発動前に自殺した。

シェスティ

賢者の補助をする錬金人形のメイド。

毒舌とかはなく、ご主人様全肯定メイド。

人形であるが感情はある。

紫苑の心理状態がわかるぐらい高性能。

やっぱり、メイドは素晴らしい。

総評

今回は「2年B組は全滅しました」を紹介しました。

読んだ感想としては、異世界クラス転移では珍しく主人公が最初にいじめられっ子とかではなく、天才でクラスメイトを駒として扱うような指揮官タイプで普通に面白かったです。

ただ、スローライフをしたいおそらくほんわかしてそうな両親から、どういう経緯でこんな周りに冷めた主人公が生まれたのか…

また、主人公以外のキャラの頭が悪く、一応委員長として頭いいキャラで出てきた水野もクラスの頭の弱い連中に言いくるめられているシーンがありました。

だからこそ、主人公が天才キャラで指揮官としてうまく機能するわけではあるのですが…

今後も主人公に頼りっぱなしなのでしょうか…(そもそもクラス全員主人公に絶対服従)

ネタバレなのですが、一巻時点でゲーム攻略してしまいます。

なので、もう少し長引かせてもよかった気はしました。

一応設定的にチートは持ち帰れて、シェスティも現実世界についてきたので、これからは現実世界異能バトルとかになるのでしょうか?

作品最後には同時期にも他地域でクラス転移が行われているという記述があり、その人達との接触が今後の話に大きく関わってくると考えられます。

つまり、今後の展開に期待というわけですね 笑

次に読むのに掛かった時間ですが、“2時間半”でした

普通に読みやすかった印象です。

最後に今後売れそうかですが…

作品の後書きに既に今年の7月に2巻発売が決定していると書かれていました。

前述しましたが、もう異世界から帰還したので今後どのような展開になるのかまだわかりません。

なので、二巻以降の展開で売れ行きは大きく変わってくると思います(普通どの作品もそう)

とにかく、二度目ですが、今後に期待です 笑

ということで、今回は「2年B組は全滅しました」を紹介しました。

気になった方はぜひ買って読んでみてください。

それでは今回はここら辺で!!

ABOUT ME
okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)