異世界ファンタジ

全てを守る右手が、絶望を切り開く鍵となる!!ファンタジア文庫新作「コール・オブ・メディックス」を紹介する!!

みなさん、こんにちは!

今回はファンタジア文庫から2019年5月17日に発売された「コール・オブ・メディックス」を紹介します!

最近ミリタリーバトル系作品を読む機会も多くなりましたが、このジャンルの作品は読みごたえ、世界観、中二心を絶妙にくすぐるなどの特徴がありますよね!!

この作品も例に漏れず、見事に中二心をくすぐってくる作品でした。

あぁ~、右腕に異能でも宿らないかな~

ということで、さっそく詳しく紹介していきます!!

どんな話??

『王国』と『鋼国』。魔法と兵器による戦争が激化する最中、とある代償と引き換えに“全てを無効化できる”特殊衛生兵のメディックとその部隊“ガルガンチュア”に与えられた任務。『規格外の魔法を扱う英雄達―“星”を救え』前線で敗北した新米の“星”の少女リリスを保護したメディック達。英雄として生きる価値を否定された彼女を肯定すべく、少女とともに最強の衛生兵は“魔法”も“兵器”も“死”さえも駆逐する漆黒の右腕を振るい、戦場を駆ける―!「どうにもならなかったら俺を呼べ。これでも衛生兵だからな」死地で消えゆく星を照らす、新世代ミリタリーファンタジー!!
(https://fantasiabunko.jp/sp/201905medic/ から引用)

王国が大陸を統一してすぐ、海の向こうからやってき鋼国。

鋼国は第五元素兵器という巨大兵器を用いて王国に進行してきた。

銃や魔法だけでは倒せない強力な兵器相手に王国が対抗する手立ては、“星”という規格外の魔法を使える英雄達だけだった。

主人公の“メディック”は王国の衛生兵であり、星守部隊”ガルガンチュア”という戦場から星を回収することを主な任務とする部隊の隊長である。

メディックの部隊のメンバーはメディック以外に4人おり…

麻酔兵で幼馴染の“フローライト”

治癒兵で見た目ロリな“ラビエッタ”

狙撃兵で敗戦国の元シスターであった“レイディ”

工兵で常に顔を隠している“アーサリー” である

星守部隊は軍の命令であるが、戦場から最大戦力である星を問答無用で回収する仕事から、周りの兵から蔑まれ、夜逃げ部隊と呼ばれていた。

そんな彼らに、蒼天の星である“リリス”と彼女の直属大隊が危機に瀕しているとして、リリス回収の命令が下る。

メディック達が乗る航空機のパイロットから嫌味を言われながら、現地に向かうと…

そこには生きている人間は一人もいなかった…

メディックには星の声が聞こえるという能力があり、その声の方に向かって航空機から飛び降りる。

そして、目の前には敵の第五元素兵器に殺されそうになっているリリスの姿が!!

何とかリリスを救出することに成功するが、仲間を見殺しにしたことを悔やむリリス…

そんな彼女を麻酔で眠らせ治癒させていると、先ほどリリスを追い詰めていた敵が追いかけてくる!!

そして敵はエーテル砲という最大火力の攻撃をメディック達に発射!!

終わりか!?と思いきや!!

メディックの右腕が盾のように展開!!

すべての攻撃を吸収した…

そして

「—ああああクッッッッッソが!どちくしょうクソ痛ぇ!」

メディックのその特殊すぎる右腕は防ぐことに関しては右に出るものはいないが、痛覚は普通にあった…

フローライトから麻酔をしてもらい、痛覚は鈍くなっているが痛いものは痛い。

メディックは痛みをこらえつつ、敵に向かって拳を振り上げ何とか撃退に成功!!

無事に王都に帰還した。

そして、帰還後にさっそく次の任務が与えられる。それが…

“王都での星の護衛任務と心のケア”

リリスの護衛兵たちは先の戦いで全滅しており、帰還後のリリスは部隊全員を守れなかったことによって、心が衰弱していた。

そのため、メディック率いる星守隊にその役目が回ってきたのだ。

仲間を守れなかったことを悔やむリリスに、メディックは厳しい言葉をかけつつも、気分転換ができるように王都観光をしていく。

その中で少しずつ仲が深まっていく星守隊とリリス。

そして、リリスの敵への復讐心もすこしずつ和らいでいく中…

星譚祭という三ヶ月に一度行われる、帰還中の”七星”と新たに誕生した星たちのお披露目も兼ねたお祭りが開催される。

ちなみに七星とは星の中で特に力の強い七人を指す(いわゆる星のトップたち)

リリスはまだ、星になって間もないということで星譚祭に参加することに…

リリスは七星の一人と話したり、王国民からの温かい歓声を聞く中で少しずつ自分に自信がついてくる。

そんな矢先に…

パレ―ドのど真ん中にメディック達が撃退した敵が出現!!

リリスは七星の一人と市民たちを再び目の前で殺されてしまう

またもや人々を守れなかったことで、絶望するリリス…

そんな彼女の下に駆け付けるのはやはりメディック達!!

しかし、場所は王都で逃げ隠れできる場所はなく、ほぼ一騎打ちな状況。

果たして、メディック達は再び現れた第五元素兵器を倒すことができるのか!?

リリスの心を救うことができるのか!?

そもそもメディックの右腕とは!?メディック達の知られざる過去とは!?

これはメディック達星守隊が劣勢な王国唯一の希望である星たちを守りながら、リリスと協力て絶望的な状況をひっくり返す痛快バトルファンタジーである。

ここが面白い!!

個性豊かな星守隊と過去

星守隊を構成するメディック以外の4人は全員が個性豊かです。

麻酔兵のフローライトはメディックの幼馴染で、黒髪ジト目クール辛辣毒舌という属性持ち。

属性がいっぱいありますが、メディックとフローライト以外にもう一人幼馴染がいました。

彼は過去の戦いで命を落としてしまい、その影響かはわかりませんが、フローライトはメディックに対し依存気味な性格となっています。(恋かはまだわからないです)

治癒兵のラビエッタはロリ貧乳……….です 笑

メディックとの過去からの深い関わりというのは今のとこ出てきていません。

次に狙撃兵のレイディはお姉さんキャラ。

彼女は過去の大陸統一の戦いの敗戦国の元シスターで、メディックが実力を見出した一人です。

そして、彼女とメディックの間には並々ならぬ関係性…

レイディがメディックに向ける感情は一言でいえば復讐…ですね。

なんかドロドロしてそうです…

アーサリーは….素顔をほとんど覆っているギリースーツを着ています。

一巻ではほとんど出てきませんし、素顔もでません。

一言いうなら、中身が美少女であれ!

主人公の能力と過去

メディックの右腕は特殊能力があり、あらゆるダメージを吸収できます。

それに加えて、吸収したダメージを蓄積し放出もできます。

簡単にいうと反射できるということ。

そんな彼の能力ですが、ダメージを吸収という言葉から想像できた方もいるかもしれませんが…

対象のダメージを吸収することができます。

すなわち、仲間の受けたダメージを吸収することができるんです。

この能力を使うと、死んでから3分以内であれば蘇らせることも可能というわけです。

ですが、もちろん副作用もあります。

それが…吸収したダメージは自分も感じてしまう点です。

なので攻撃を吸収した際は激痛を感じるのはもちろん、仲間を蘇らせる場合は苦痛のあまり気を失うのが普通…

そんなメディックの能力ですが、生まれた時から持っていたわけではありません。

これはかつてメディックが星守隊ではなく、普通の兵であったとき…

目の前でメディックを救うために命を落とした星を見た際に感情が爆発して発言した能力です。

そして、かつて自分を救った星というのが、リリスにそっくりだったのです。

確実になんかありそうですよね?? 笑

そんま彼の活躍とリリスとの関係性に目が離せない!!

そもそも星とは…

人間離れした規格外の魔法が使え、王国民から英雄扱いされている星

星のトップ7人が七星と呼ばれ、めっちゃ強いらしいですが、現段階ではまだ3人しかでていません。

星たちはアカシックレコードに存在が刻まれており、それぞれの星をつかさどる存在が死んでしまった場合、その穴を埋めるように新たな星をつかさどる存在が生まれます。

そして、そんな星たちなのですが…

元人間です。(たぶん)

リリスも元人間でした。

そして、どうやって星になるかというと…

何かしらの感情が爆発することで星になります。

例えば、リリスの発現は両親や家族が殺されたことによる感情の爆発が原因です。

ん…そういえば、メディックの右腕は星を目の前で失ったことによる感情の爆発でできたって言ったな~

アカシックレコード以外の偽典に星守ノ星「ガルガンチュア」っていう星がいたらしいって記述があって、メディック達の星守隊の名前ってガルガンチュアだったよな~

という完全にネタバレを口に出しました 笑

登場キャラ

メディック

本作の主人公。

星守隊<ガルガンチュア>の隊長

ダメージを吸収する右腕をもつ(能力は違うが、とある禁書目録的な主人公を思いだした)

性格はおちゃらけた軽い感じ

周囲から崇められている星たちにも軽い態度で接する

リリス

蒼天の星で元人間。

星にはなったばかりのため、戦闘慣れしていない。

しかし、潜在能力はピカ一らしい。

ツンデレ

フローライト・ミラージュミスト

メディックの幼馴染。

星守隊では麻酔兵をしている

普段は無表情というかジト目のクールキャラ。

星守隊に所属しているが、本心では星とかどうでもいいと思っている。

メディック依存系のヒロイン

ラビエッタ・エくセリオス

星守隊では治癒兵を務めている。

見た目は完全にロリだが、17歳。

普段は元気いっぱい系だが、任務では治癒兵としての仕事はしっかりこなす。

レイディ・コナー

敗戦国の元シスター。

星守隊では狙撃兵をしており、腕は兵の中でもトップクラスに高い。

お姉さんキャラであるが性格は闇が深い。

メディックとは過去に色々あったため、色々と気になる相手である。

アーサリー・マスケトン

星守隊では工兵をしている。

人見知りのため、ギリースーツで顔を隠している。

まだ、謎だらけ。

スーツの下は美少女希望

総評

今回は「コール・オブ・メディックス」を紹介しました。

一巻を読んだ感想としては、バトルファンタジーとしては面白いのですが、展開が早いなという感じでした。

メディックの過去やレイディとの因縁などもっと掘り下げてもいい内容もあっさり終わったという印象。

また、リリスとメディックが昔助られた星が似ているという展開があったのですが…

理由これだけなのか…となりました(正直私個人としては時系列がオカシイとこはありますが、メディックを助けた星の魂がリリスに入っていて、メディックと再会的な展開を予想していました)

もしかしたら、2巻以降で実は…みたいな展開もあるかもしれませんが、1巻段階では少し浅いなと感じました。

加えて、他の感想記事などでも書かれていたのですが…

胸糞展開があります。

これはメディック達の星守隊は周りから蔑まれている対象であることもそうですが、それ以上に軍の上層部連中がヤバい。

簡単に言うと王都を守るために七星を集めるが、敵のいる戦場には使い捨ての星に行かせて、捨て駒扱いとか…

星たち自体が一般市民を自分より下位の存在として扱っているとか…

リリスの前で人が死にすぎたり…

これが一巻に入り切るので、展開がやはり早めだった感じです。

ただ、一つ言いますがバトル面は面白かったです(本当)

加えて、七星はまだ三人しか出ていないので今後の登場が期待できます

次巻以降でフラグ回収をしっかりやった場合はさらに楽しめると思いました。

ちなみに、本当に個人的な話なのですが…

表紙に男キャラが載っているバトルファンタジーはあまり好きではない(特に目に掛かる黒髪長髪とか…)

次に読むのに掛かった時間ですが、“3時間”でした。

ちょいちょい当て字の説明や設定で読み返しました。

読みやすさは普通です。

最後にこの作品が売れそうかですが…

二巻以降も出ると思います。

正直いうと、この手のジャンルは長く続く可能性が高いということです。

バトルという点で考えれば、内容は面白かったです。

今後に期待したい感じです。

ということで、今回は「コール・オブ・メディックス」を紹介しました。

気になる方はぜひ買って読んでみてください!!

それでは今回はここらへんで!!

 

ABOUT ME
okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)