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東京に巨大な穴が出現!?電撃文庫新作「東京×異世界戦争 自衛隊、異界生物を迎撃せよ」を紹介する!!

みなさん、こんにちは!

今回は電撃文庫から2019年5月10日に発売された「東京×異世界戦争 自衛隊、異界生物を迎撃せよ」を紹介します!

読む前は「GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」に近い作品かな(かなりのニワカ)と思っていたのですが、この作品は異界生物VS人類という完全に対立構造でした。

なので、エルフや魔術師や亜神とかはでません 笑

ファンタジーというよりは、異世界生物が来た場合の国内部の動きや法律、それに伴った人々の行動などがともリアルに書かれていました。

なので、現実で異世界と繋がったら、本当にこんな風になるのでは?と思わせてくれる作品で、とても面白かったです。

少し長めの前振りは終わって、さっそく紹介していきましょう!!

どんな話??

残暑の厳しい九月十四日未明。東京都江東区有明の一画に、一夜にして直径五十メートルを超える大穴が空いた。底知れない空洞の出現に、都は対応に追われ、メディアはニュース特番の編集に勤しみ、付近に住む人々は避難を余儀なくされる。
翌日。自衛官・薮木環樹は娘・花音との約束をキャンセルして、この異常事態に対処すべく霞ヶ関を訪れていた。そこで、有明の洞穴から異世界の生物が這い出し、都民を襲っていることを知る。
折り悪く、花音は友人と共に、イベントが開催されているビッグサイトに向かったはずであった――。
(https://dengekibunko.jp/product/tokyo_isekai/321804000333.html 引用)

東京の有明にできた謎の巨大な穴。

報道や調査隊・国は対応に追われ、自衛官であり小隊長も務める薮木環樹やぶきたまきも出勤しなければならなった。

環樹はその日、最近距離ができてきた娘の花音かのんとその友達と共にビッグサイトに行く予定であったが、いけなくなったため、さらに気まずい空気に…

実際には、花音は父に対して冷たい態度をとってしまっていることを後悔しており、今回のビッグサイト行きを二人の関係修復に期待していた節があったため、さらに落ち込んでしまう。

とりあえず、花音は友人と一緒にビッグサイトに行くのだが、その電車内で異界の生物に遭遇。

襲撃に会った電車は停止し、異界の生物からは何とか逃げることに成功した花音と友人だったが、そこは線路上…

運行していた別の電車が花音達の乗る電車に向かってきて、目の前まで迫る!!

そして、ギリギリのところで電車から飛び出すことに成功するが、花音が次に目を覚ました時に、目の前には瓦礫の下敷きになってしまった友人が!!

花音はなんとかして友人を助けようとするが、辺りにはまだ異界の生物がいるらしく、うめき声も近くから聞こえる

花音の友人はもう自分は助からないだろうと話し、花音に逃げるように言う。

花音は始めは抵抗するが、友人の最後のお願いということで、その場から離れる。

そんな花音の状況や異界の生物がいることも知らない環樹は、のどかに出勤中。

その最中に由見明葉ゆみあけはとぶつかり、その拍子に二人の持っていたカバンが入れ替わってしまう。

防衛省総合職を務める由見は、カバンが入れ替わったことに気づかず官邸に入っていき、環樹が気づいたときには時すでに遅し…

財布も携帯もカバンに入れっぱなしの環樹は「そのうち気づいて、返しに来るだろう」ぐらいの感じで待つことにする。

—場所は変わって—

由見が官邸内の会議室に行くと、そこには国の重鎮たちが!!

そこではちょうど異界の生物が現れたという報告がされており、対策の真っ只中…

しかし、自身の立場を重要にしているお偉いさん方は波風が立たないように、災派という決定を下そうとする。

災派は簡単に言うと、自衛隊は出動するが、強い武器が全然使えないという感じ。(自衛官が無駄死にするということ)

由見はその決定に疑問を覚え、どうにかこの流れを変えらるような資料を探すためにカバンを見ると、ようやくカバンが入れ替わっていることに気づく。

由見は環樹に連絡し、そこで環樹が自衛官であることを知り、異界の生物の対応策が災派であることを伝えると、環樹は激怒する。

「いいかい由見ちゃん。俺たちは命令があれば、火の中にだって飛び込む覚悟がある。けどな…誇りをもって飛び込ませてくれよ!お偉いさんのメンツを守るためじゃなく、命をつなげうつ価値があったと、そう思える日本で戦わせてくれよ!」

由見は環樹の言葉を聞き、国のお偉いさん型に立ち向かい…

そして、見事に災派ではなく防衛出勤として自衛隊を出動をさせることに成功する。(強い武器使っていいよってこと)

ようやくのことで動き出した自衛隊。

環樹も小隊長として、数十人の部下を連れ異界の生物の被害のある場所へと向かう…

果たして、環樹は花音と再会できるのか!?

異界の生物を倒すことができるのか!?

自衛隊が今、日本を守るミッションを完遂する!!

ここが面白い

リアルな国の対応と展開

この作品の前半は国が異界の生物に対しどう対応するかの会議が中心です。

その中の会議の内容が実際の法律を絡めたリアルな内容であったり、お偉いさん方は自分のメンツを守るための犠牲はいとわないといった対応。

例えば、人が異界の生物に襲われている映像を見ながら、異界の生物を殺していいかという議題になったときに…

鳥獣及び鳥の卵は、捕獲等又は採取等をしてはならない(鳥獣保護管理法第八条)

捕獲等には殺傷も含まれ、異界の生物が哺乳類か確認が取れないため殺してはならないという展開になります。

この法律に対し、別の法律で対応したり、はたまたその意見は国の支持率が下がるから止めた方がいいなどなど…

その会議の最中にも異界の生物に国民が殺されているのに、不毛な会議ばかり…

そんなメンツを守るばかりの重鎮たちを、由見は柔軟な思考と本当に守るのは国民であるという強い意志を持って対決していきます。

とくに、由見の職場は女性の立場が弱い傾向にありますが、そんな逆風にも負けず戦う由見がかっこいい!!

成長する三人と家族の絆

この作品は主に環樹、由見、花音の三人視点で描かれています。

そして、一人一人が家族に対して後悔している部分やコンプレックスがあります。

環樹と花音の場合は既に、妻(花音にとっては母)を失っており、彼女の死から家族の関係はぎこちないものになっていました。

環樹はちゃんと父をやれているのかの不安、花音はいつも頑張っている父に対して素直になれず冷たくなってしまうことです。

花音は異界の生物から逃げるために、友達を置いて行ってしまったことを後悔しており、避難所に無事についた後でもそのことをずっと引っ張っていました。

花音が行きついた避難所は避難所といっても、まだ穴の近くで異界の生物がいつ来てもおかしくありませんでした。

花音はその避難所で何かから逃げるという後悔をしないために、医師や看護師たちの手伝いを始めます。

その最中に、人として成長したり、家族の大切を深く学んでいきます。

環樹はネタバレしそうなので、省略 笑

由見は医師である父から相手にしてもらえず、父が反対をする中、女性の立場が弱い防衛省に入った過去がありました。

そんな父は花音が手伝っている避難所で医師をしているという偶然があるのですが…

由見の職場は女性の立場が弱く、優秀なのですが腫物扱いという感じでした。

しかし、実際の現場で戦く環樹と話すことで、自分が戦うべきものを見つけていきます。

また、環樹の父親としての悩みを聞き、真に危機的な状況になる中で、自分の父親について深く考えるようになります。

冷たい態度をとっていても、家族はつながっているということですね(良いこといった。)

自衛隊と異界の生物の戦い

私は詳しくないのですが、武器とかヘリとか戦車?などミリタリー好きはたまらない作品なのではないでしょうか

そんな現代の武器を使い、奇妙な異界の生物と戦います。

異界の生物たちには知能が備わっており、進行ルートなども無駄なとこは攻めず、国の中枢に攻めていきます。

奴らの目的とはなんなのでしょうか…

そんな知能もあり、未知の生物に挑む環樹たち自衛隊。

順調な討伐を果たしていた彼らですが、彼らの前に急に発生した霧

その霧は環樹たち舞台を分断させ、仲間からの通信が途絶える…

環樹は無事に帰還することができるのでしょうか?

登場キャラ

薮木環樹やぶきたまき

練馬駐屯地に在籍する自衛官で既婚者。

出動の際は小隊長を務める。

娘に頭が上がらない。

自衛官としての能力は高く、部下からの信頼が厚い。

田舎出身のため、ポジティブ思考。

薮木花音やぶきかのん

高校1年生。

環の妻の連れ子のため、実際には血はつながっていない。

父の環樹に対して冷たい態度をとってしまっているが、内心では反省している。

母親が看護師だったこともあり、将来の夢は看護師になること。

由見明葉ゆみあけは

防衛省に努めるエリート官僚。

真面目で頭もよい。

現在の職に反対している父に反発して、あまり仲はよろしくない。

環樹が父親っぽい対応してくる(頭なでたり)ので、照れている。

環樹に惚れないかな….

総評

今回は「東京×異世界戦争 自衛隊、異界生物を迎撃せよ」を紹介しました。

読んだ感想としては、異世界生物という点でファンタジー要素強めかなと思ったのですが、リアリティがかなり高く、とても面白かったです。

後書きにて、中にはリアリティよりも物語上の演出や分かりやすさを優先した部分があり、わかる人が見たらおかしな部分もある、という風に書かれていたのですが…

無知な私は全く気付かず楽しく読めました 笑

記事のはじめの方で異世界へと通じる穴?と自衛隊という内容から「GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」を例に挙げたのですが、内容は全然違います。

戦場も東京ですので、異世界要素は敵が現実にいない生物という点だけです。

とりあえず異世界からやってきた生物と戦うという作品より、現実に起こりうるかもしれない国の動きなども加えることで、より独自性やリアリティが増して、一連の内容として完成されていました。

面白かったです。

次に読むのに掛かった時間ですが、“3時間”でした。

濃密な内容でしたが、時間を忘れて一気に読んでしまいした 笑

最後にこの作品が売れそうかですが…

今後の展開がどうなるのかが今のところ分からないので何とも言えないです。(内容的にはめっちゃ面白いので売れてもおかしくない)

というのも、一巻終了段階でこの異世界の穴の一件はひと段落?なのかなという終わり方だったのですが…(今から少しネタバレ)

穴はふさぐにはふさぎました(タワーマンションで)が、まだ穴があるっちゃあるわけで…

二巻以降がでる場合は今後の展開など、とても楽しみです

ということで、今回は「東京×異世界戦争 自衛隊、異界生物を迎撃せよ」を紹介しました。

気になった方はぜひ読んでみてください!!

それでは今回はここらへんで!!

 

ABOUT ME
okamizeno
とある地方国立大学所属の学生。小中高のお小遣いのすべてをラノベに費やし、お金が無くなった。大学進学後、お金がないため「小説家になろう」を読み漁る日々を過ごした。その経験を活かし、ラノベなどの評価や紹介をする本サイトを立ち上げた。twitterで宣伝もしているので、良かったら下のtwitterアイコンのボタンからフォローお願いします。(現在フォロワー少なくてめっちゃ寂しいです)